どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

泳いだり植田正治展を見たり

2014-04-30 23:29:41 | インポート
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風邪が治ったと思ったら腰が痛い。多分4月24日の撮影分だろう。その後ケアが出来なかったので、注意報から腰痛警報まで悪化させてしまった。


とりあえず水泳する。水泳が腰痛の特効薬ではない。身体のバランスを確認しストレッチをかけたり泳いだりという作業で、悪化する事もあれば緩和する事もあると言う、まあそう言った作業だ。


科学的な意味は無いが、バランスを実感するには水泳はいい。


ただ余計な事を考えてしまった。太田橋のカラスの巣はどうなったのだろうか?このために300ミリを持ち出してしまった。1.5キロの負荷になった。腰には悪い。


カラスはどうも抱卵になったようだ。






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その後も意味も無く300ミリを使っている。丁度今日のような春の名残&強烈な黄砂の日にはいいかもしれない。すべてがぼんやりしている。




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すべてが自分の為にある一日を満喫したいのだが、腰が痛い。水泳とストレッチで緩和は出来たが、根本的には治っていない。体重計に乗ってやっぱりだった。2キロ増えている。



忙しくて太るパターンだ。




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岩手県立美術館で植田正治展が開かれている。日本でもっともクリエイティブな写真家は誰かと言われれば、ほぼ筆頭に来る人物だ。当然見に行かなければいけない。



しかし、4月30日だけど人がいない。

展示説明で、間違いがあった。コピーフィルムを使った写真(童暦・白い道)は、ポタ現像液を使った諧調性のある現像処理であった。もしかするとプリントをコピーフィルムで接写した可能性もある。当時はやった手法だった。
次ぎにピクトリアリズムの解説で、ぞうきんがけと言うオイルを印画紙に塗る手法は、ブロムオイル法と言う転写法の技術であって、ぞうきんがけと言う当時の言い方と、現在のニュアンスの違いがありすぎる。

なぜこういったこのとなるのは良くわからない。植田正治記念館の学芸員と東京都写真美術館と岩手県立美術館の間でそう言った技術について連絡がなかったと思われる。




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図録を買ったのだが、最近出版社と組んで図録を作ると言う事があるようだ。米山から聞いた話だが、結構流行っているらしい。なので少し割高なように感じる。もちろん解説は充実しているのだが、少し線数が荒いように思える。





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植田正治生誕百年なのだが、東京ステーションギャラリーと岩手県立美術館以降は決まっていないようだ。どうも人気がないようだ。


最高の展示なのだが、植田正治の近代と言うものを理解しないと、作品は理解できないだろう。


驚くほどのテクニックとテクニックに対するどん欲さが後ろにある。これを見落とすと植田正治は凡庸な作家になる。





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今回の岩手県立美術館の常設展だが、鉄瓶の展示がすばらしい。どの程度すばらしいかと言えば、さわれないだけでケースなしに見れるのだ。もちろん一部のオソロシイほどのテクニックで作られた作品はケースに入っているが、南部鉄器の名品のうち美術館にあるものは出ている。



もちろん最高の名品はどこかお金持ちの所にあるのだろう。でも、ここまで近く見れる展示はすばらしい。南部鉄器の神髄に近い所に、まとまってふれる事が出来るのは、そうそうない。



実は、この鉄瓶と植植田正治展を昭和史としてみるともの凄く面白い展示になってます。県立美術館、ヤルナと見ました。



技術史ですから。





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明日はどうなる事か。


このカオス

2014-04-30 04:10:20 | インポート
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韓国のフェリー沈没事故は、よくある事件だと思っていた。イタリアでも最近あったし、海運業界に何かがあるのだろう、その程度にしか考えていなかった。



その前に亡くなられた乗客の方々に哀悼の意を。ご冥福をお祈りします。



ただ韓国の首相が辞任した時点で、何が起きているのか解らなくなった。確かに大事故で行政の監督責任はある。特に2度の改修で老朽化した船の重心がおかしくなっていたのに、旅客運行許可を与えていたり、まだ解らないが積載していた車両や荷物の固定が出来ていなかったともいわれている。そう言った運用上の行政指導も甘かったようだ。また船員達の質が低い事も指摘されている。徴兵禁避のための腰掛け船員が多く、韓国人の船員は海運の国際ルールを守らないケースが多いと指摘されている。


日本でも類似の事件としては「えひめ丸事故」があった。ウイキから引用しよう。



愛媛県立宇和島水産高等学校に所属する漁業練習船えひめ丸(499トン)が浮上した米海軍所属のロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦グリーンビルに衝突され、エンジン周辺を損傷、5分程度の間に沈没した[5]。えひめ丸側35名の乗務員の内9名が死亡、衝突の際に海上に投げ出された26名は救出されたが、その内の1名が鎖骨骨折、11名が軽傷を負った。




この時に森元首相はゴルフをしていた。3ホールで報告を受けてクラブハウスで待機していたのだが、それが一日中ゴルフをしていたと報道されてしまった。
森元首相はその外見もあるが人気のない首相だった。その上ある意味失言が多かった。言葉尻を捉えられておもしろおかしくマスコミでかき立てられていたのも災いしたと思う。
基本的には迅速に処理された事件だったし、情報公開も悪くなかった。だがそれでも人気のなさに加えてこの事件で辞任となった。


時代の問題もあった。2000年の話だから自民党政権に対する批判が、まだある時代だった。



さて韓国に戻るのだが、えひめ丸事件は、世が世ならば戦争になる事件だったと言う事。アメリカの潜水艦が日本の高校生の乗っている練習船を、しかも潜水艦で壊した事故だった。だがそれでも首相に対する責任は追及された。


韓国の場合は国内問題だと言う事だ。だがあぶり出されたカオスはあまりにもあまりにもだ。



JB pressがまとまって報道している。


「旅客船沈没で集団ヒステリー状態に陥った韓国」


修学旅行生の学校が、初期に全員救助されたとかデマを出したりしていてはじめっから混乱している情報です。そしてその遭難した学生達は、親とスマホで連絡を取り合っていたので更に情報が複雑化しました。
そしてその後は、更に複雑。



先週、あるケーブルテレビでは民間の潜水士だと自称する女性が出演し、「まだ船内に生存者がいて、民間の潜水士と会話を交わしたのに救助隊幹部の人たちが救助させてくれない」とか「民間の潜水士たちを待ちぼうけにして何もさせてくれない」などと話していた。




この発言は、彼女が虚言癖だと解ってしまったので否定されています。でもこういったデマや成り済ましが横行しているようです。




そしてオーナーへの疑惑。


フェリー運航会社は清海鎮(チョンヘジン)海運という会社。この会社は2段階へてアイワンアイホールディングスが親会社となっているようだ。韓国によくあるオーナー中堅財閥のようだが、このオーナーは一回破産していてそこからのし上がって来ている。そのとき宗教団体から金を不正利用していたのではないのかと疑われている。
この団体はキリスト教福音派で、韓国での主流の長老派ではない。ここは注目されるべきだろう。



1987年に、韓国を揺るがす宗教団体の「集団自殺事件」が発生した。信者と自称教祖の女性など32人が集団自殺したとされる事件だが、この人物は、宗教団体にも深くかかわっていた。
集団自殺の真相は今も謎の部分が多いが、1つは経済的な事情があったという見方もある。事件後、この人物は捜査当局の取り調べを受け、信者から金を借りて返さなかったとして詐欺罪で逮捕され、有罪判決も受けている。




韓国では実刑判決を受けた財閥オーナーが、簡単に恩赦を受けたりすることがままありました。最近かなり厳しくなっているようです。



さてこの辺りをフィナンシャルタイムスはどうかいているのか。




市民の幸福よりも成長や利益、韓国株式会社の名声を重んじる経済モデルを、フェリー事故の最終的な原因の1つに挙げる人もいる。一方、多くの外国人評論家が飛びついた話として、韓国の文化そのものを非難した人もいた。特に生徒たちがデッキの下にとどまるという致命的な指示に従う原因になったとされる序列に忠実であることが取り沙汰された。



韓国の安全性に関する実績は実際ひどい。致命的な労働災害の数では、韓国は先進国の中では唯一トルコより少ないだけだ。1995年には、安上がりに建設されたソウルの百貨店が崩壊し、500人の死者と、さらに1000人近くの負傷者を出した。




私の引用では物足りないほどに、いいたい事が書いています。経済成長モデルが破綻していると言う事です。



次もフィナンシャルタイムスです。これはかなり辛辣です。


韓国フェリー「セウォル号」の悲劇の凄惨な規模が明らかになると、被害者の家族がソウル行きのバスをチャーターし、朴槿恵(パク・クネ)大統領に直談判しようとした。彼らの行く手は、最終的に450人に膨れ上がった警官隊に阻まれた。
同じ日、障害を持つ人たちの集団が韓国の「障害者の日」を記念し、ソウル市内でバスに乗り込もうとした。障害者にとって韓国のバスのアクセシビリティーがいかに低いかを訴えるための行動だった。彼らも警察に阻止され、液体催涙ガスを顔に吹き付けられた。

 1週間前の2つの出来事は、わずか27年前には軍事独裁体制だった韓国の民主的制度機構の強さに関する大きな懸念を映し出している。フェリー沈没の大惨事は、国家的な内省を引き起こした。これを機に、韓国国民に相応しい民主主義へ至る、未完の旅を評価するといいだろう。




全文をぜひ読んで頂きたいです。




儒教思想には欠点がありますが、その一番は王制に対する統治思想であって民主主義ではないと言う事です。道徳としては正しくても、民主主義国家の基盤ではあってはいけないものです。


その矛盾が一気に現れた事件なのかもしれません。王は批判できないが、王でなければいくらでも叩ける、そう言った所があるように思えます。これは韓国だけではなく、儒教圏に今一番ある話のようにも感じています。


さすがに疲れました

2014-04-29 02:49:31 | インポート
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そう言えば今年の桜の写真をアップしていないなと思い、ヒヨドリの写真です。


今年の桜の撮影はさすがに疲れた。理由は天気が予想以上によかった事。例年だとここから咲き始めて、ここで終わるというのがあって、段取りが組めたのですが、今年は一気に来てそれどころではなかった。予想が外れた事もあって混乱したまま撮影が進んでいった。おかげで表現とかそう言った事ではなく、手当たり次第撮影すると言う感じになった。ただそうなると雑なだけになるので、それはそれでこの30分の表現手段はコレと決めてしまって、それも5分おきに微妙に変えて撮影を続けると言う、マニアックな事をしてきました。


ある意味悩まずに仕事をすると言う理想的な環境なのだが、問題はパソコンに取り込んで整理する段階。整理する時にはさすがに写真の意味とか、被写体の不都合とかイロイロ考えるのですが、特に煮詰まった4月25日の撮影に手を出したら、もう発狂しそうになりました。というかこの段階でかなり狂っています。





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写真なんて見たくネ~です。この発作は良くある事なのですが、今年のそれはいつもより重篤です。集中して撮影できなくて、それでいて全部いい年ですから写真がいっぱいあるわけです。この期間で1万カット以上は切っています。そしてですが、カメラを変えてから既に5000カットです。


写真を撮るのが仕事だが、見るのはいやと言う何とも倒錯した状態です。





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ありがたい事に今日は曇りです。少しだけ雨がパラつきました。ようやく休めるのですが、写真の整理と事務作業と少しだけの撮影があります。おまけに取引先の社長との打ち合わせもあって、実は休めません。




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夕方余りにも煮詰まって、家を飛び出した所にヒグヒグに遭遇。まあそういった男ですが、新調のスーツでたっていました。イロイロ話をしたのですが、現在イロイロな人間関係のトラブルを人格障害にしてしまっているが、たった20年前に問題だった境界例(ボーダー)が少なくなっている可能性がある、ということで大雑把に一致した。


ただそこからあらためて考えたら、以前は社会常識の安定があった。そこで行動障害者がその壁にブチ当たって、こじらせて境界例になったが、ゆとり教育はその壁を和らげる作用があった。そこで行動障害者がその問題に直面しなくていい状態になった。またオタクの行動が理解されるにつれそう言った行動も容認されるようになった。こちらが大きいかもしれない。


ということで、個性を伸ばす「ゆとり教育」と言うのは、かなり面白い時代を開きそうだ。少なくとも日本人の多様性を作るだろう。



ただそれに気がついている人は、少ないだろう。





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真面目に写真を撮りたくないし見たくないのだが、私の表現手段は写真という矛盾に気がついている。





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オマケ


今日見た乾燥剤。石灰乾燥剤で商標がライム。よく商標登録で来たものだと感心した。頭痛がいたいと言うレベルなのだが。


大学馬術大会だったり高松の池の花見だったり北東北大学野球だったりSLだったり

2014-04-28 11:42:33 | インポート
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岩手大学で招待馬場馬術選手権が行われました。結果は岩手大学が優勝でしたが、まあ僅差の事。毎年撮影しているのですが、桜バックで撮影できたのは久しぶりです。


写真は北里大学の子です。とてもきれいな乗馬姿勢だったのですが、それこそ僅差でした。




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写真は26日なのですが、14日ころから最高気温が高くなっています。そして今日の最高気温が25.4度ですからたまったものではありません。それでいて最低気温が3度とか4度です。体調が狂いそうですが、風邪は回復基調になっております。

あまりにも暑いのでガリガリ君です。新商品のアイスコーヒー味です。なぜこれが新商品なのか良くわからないほどに、あり得そうなアイスバーです。少しコーヒーの味が薄いです。でもアイスコーヒーだと納得の味です。
外側をミルクコーヒー、内側を強めのブラックコーヒーにするともっとコーヒーらしくなったかなと思います。




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高松の池で花見です。コブシとソメイヨシノが同時に満開と言う、珍しい光景です。




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今年の人ごみの凄い事。例年にない現象です。今年は桜が満開の時期と土日が重なった事もありますが、実は消費税増税の影響も見逃せません。消費税増税直後はこういった身近なレクリエーションが流行ると言う法則があります。後は高齢化。遠出を嫌がる老人が増えていると言う事もあります。


でもやっぱり、この快晴ですよ!16日からほとんど雨が降っていません。多少のお湿りはあっても多少です。もうお花見に行くしか無い!と言うほどです。ゴザは濡れないし、空気も乾燥して気分がいいです。


とはいえ、光学オキシダントとPM2.5の値は相変わらず悪いですね。




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今年も遊覧船に乗ります。昨年ほどはハシャがないつもりです。

盛岡でも、この上田から高松地区は比較的外国人が多いと思いますが、こうして花を楽しんでいる姿を見ると感慨深いものがあります。




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遊覧船が出て行きます。






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スズメが近くにいたので撮影します。芽の近くの虫かなんかをついばんでいるようです。にしても無警戒だな。





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船が戻ってきました。



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YouTube: 2014高松の池桜遊覧船







相変わらずの何の編集無しの映像です。のんびり楽しんで頂けたら幸いです。






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よ市でベアレンビールを飲みます。可愛い黒柴の、なぜか白の子がいます。ビールに興味津々です。何しろ熊ビールですから。私のジーパンには馬の匂いや池の匂いがついています。これにも興味津々。




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あんまりにも可愛いので、尻を撮影。やっぱり犬は尻ですよ。特に柴犬。このプリっとした感じとフリッとしたしっぽの組み合わせがキュートです。


顔がイヤ~ン?と言う感じも可愛いです。7ヶ月です。もっと大きくなれよ!





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で、27日は北東北大学野球の撮影で花巻に行きます。花巻空港駅で6分間の停車。どうも花巻駅に怪しい特別列車がいるようです。

そうそう、ジパング号に乗れるかと思ったのですが運行していませんでした。残念。




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~そうゆう旅に私はしたい~ですか。今回の車両についていたコピー。
通勤・通学の日常も旅なのだ。人生と言うのも旅であり、日常の一こまも旅の一部なのだ。そして北東北大学野球を撮影する私はその旅の途中にある。


そう考えたら気が滅入るコピーになってしまいました。




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休耕田に小規模なソーラシステムが目立ちました。何でしょうか。




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時間に余裕があると思ったのですが、タクシーで花巻球場に向かいます。運転手が球場で何の試合があるんですかと聞いてきます。情報通のタクシーの運転手が北東北大学野球を知りません。そこでウンチクをたらしながらオススメしておきます。レベル高いですよ!何しろ八戸学院大と青森大学、そして富士大の試合ですよ、そう言ってようやく花巻の人なのでピンと来たようだ。東北と言えば東北福祉大学の野球部が有名ですが、今やそこに勝てるレベルですよ。富士大だけでなく八戸学院大と青森大学からもプロが出るレベルですしイースタンリーグだったら毎年選手を送り込んでいるレベルですよ、と更に宣伝します。

高校野球より面白いと言ったのは、誇大広告だったかな。


さてカラッカラに乾いたグランドです。水をまくそばから乾いて行きます。





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時間に余裕たっぷりだったはずだったのですが、第一試合の八工大 対 青森大が7回コールドゲームで終了してしまいました。そして試合が繰り上がっていました。


まあ仕方が無いのかもしれません。昔の八戸工業大学野球部はそれなりの人数がいたものですが、今や岩手大学と東レベルの人数しかいません。それにしても2部と1部リーグの差が広がっているようです。


さて写真に白く点になっているのは、桜の花びらです。




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近くの木から時々ブワ~と飛んで来ます。桜吹雪の中の野球の試合と言うのも、乙なものです。





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取材も終わったので、次の富士大対青森中央学院大の対戦を見ようと思います。例年記者席からこのカットをとっていますが、花巻球場だとちょっとイマイチ。障害者席だとベストなのですが、なぜか関係者ばっかりで入りたくない感じになっています。スタンドでとるとまあこんな感じ。





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さて今回Dー7100の撮像素子の内側だけを使うクロップ機能と言うのがありまして、それを大々的に使ってみました。例えば周辺にボールが入ったと言う瞬間を狙ってシャッターを押せば、人間にタイムラグがあるので、丁度打った所かその辺り、フレーム内にボールがある映像になるというものです。


フレームの外から突然現れたから反応するより、ほんのわずかなのですが見えている隙間があると言うのがもの凄く大きいです。0.01秒をそこで稼いだ感覚になります。


真面目にフレーム内に玉が入っているのも増えましたし、野球カメラマンぽい写真も数点取れました。これは凄い事です。





野球カメラマンはどうしてあれが出来るのか?スコアから全部覚えているからですよ。投手の配球パターンやバッターの癖まで読みに読んで撮影しているとしか思えません。好きこそものの上手なれ、と言った事です。



私には無理だ。小学校3年で野球は無理だと思ったからだ。




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ということで変な事を考えます。4回のピッチングで連続写真風に取り分けられるかです。で、出来ました。こんな具合。青森中央大のピッチャーです。


連写機能は使っていないからね。だから彼の癖はこの写真では見えないはずですよ。



ソフトバンクの育成枠にいる三浦選手のなにが凄かったのが本当に良くわかった。




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ということで、この試合は見なくていいかなと。富士大がコールドで勝ちましたが、そんな具合です。


花巻東高校を撮影して帰途につきます。




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レンギョウと雪柳と桜が同時に咲いています。本来はレンギョウ→桜→ユキヤナギなのですが。


今年の頭の痛い所です。




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負けた試合ですので、花巻球場から花巻駅までトボトボ歩きます。毎年の事なのですがバス路線も解らないですし、中途半端な距離です。


チューリップも満開です。



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結局列車には間に合いません。でもここでサプライズがありました。


SLです。目標の列車には10分遅れてしまって、20分待たないといけないとがっかりしていたのですが、駅に着くとSLが来ると言う話で持ち切りです。




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ラッキーですね。あの屋根がついているとはいえ、ずっと野ざらしにされていた運動公園のSLが動いています。


どの程度置かれたのかは解りませんが、長期間置かれたため車軸からスプリングまでいかれていたはずです。それが動いていると言うのは驚きです。




煙が弱いように感じると思いますが、この理由にはいい石炭を使っている、と言う事だそうです。





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整備しています。走らせる度に点検って大変です。





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最も重要なボイラーは外から見えませんが、この駆動輪は当時のままなのでしょう。ただこれをどうやって磨き上げたかは良くわかりません。真円を出すのが大変です。





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バルブと計器が見えます。


パイプオルガンのストップを思い出しました。






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板バネとか配管チューブとか、かなりいじっていると思います。





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もの凄く興奮しています。




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この機関車の客車は、実はエンジンがついています。坂道とかでアシストするとなっていますが、実際はほぼかかりっぱなしのようです。釜石線が山地を通ると言うのもあります。


しかし蒸気機関車が年代物で、更に屋根の下とはいえ壁の無い所に30年以上放置されたもので、修理したとはいえいつ壊れてもおかしくの無いもの。一台限りですし、修理を簡単にできるほどの部品も技術者もいません。壊れないように安全な出力で、安定的に動かすしか無いのでしょう。また釜石線は単線です。途中で動かなくなったらもう悲惨。いざとなったら機関車を押してはしれる程度の出力があるようです。


あと蒸気機関車には発電器がありません。なので、発電用のエンジンも搭載しているようです。エアコンも無いのでは現在のサービスとしてはどうなのかとなりますし。




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運転手は意外と若いです。まあこの機関車を動かしていた方々は、年ですし無理でしょう。代替わりと言う事です。石炭ボイラーは暑いですし。
そしてですね、実は後ろの気動車とこの機関車の間の制御は人力です。電話等で話し合って出力調整をしています。

蒸気機関車は安定した出力で動かすので、むしろ後ろの気動車の出力調整の方がきめ細かく必要になっているのでしょう。




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子供に交じってバシャバシャ写真を撮っていました。





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花巻空港に飛行機が降りて行きます。今日は本当に乗り物の日でした。




さてこの列車の中に、中学1年生くらいの男の子が乗っていました。上下紺のジャージに、白に赤のストラップの鞄・RUGBY F.Cと書いていましたからラグビーをやっているのでしょう。するとますます女の子ではないとなりそうです。そして赤の靴、コーディネートしていますね。紺色に赤をワンポイントで押さえて行くと言うオサレさんです。
そしてピンクの靴下。コーディネートしすぎているように感じてきます。更に時々腹を掻くのですが、そのとき見えるパンツの帯にHELLO KITTYの文字が…


おかあさん、やり過ぎです。




盛岡に着くと、ヘリコプターがバタバタ飛んでいました。今日は本当に乗り物の日だな~と思っていたら、盛岡市から緊急エリアメールが入りました。玉山区渋民で大規模な山火事が起きて避難勧告が出ています。このためにヘリコプターが飛んでいたわけです。


こうして穏やかな一日が終わりました。


海水から燃料・夢の技術

2014-04-24 02:18:50 | インポート
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ニューズウイークに「米海軍の「海水燃料」がもたらす大変革』と言う記事がありました。さて凄そうな話ですね。



米海軍研究試験所によれば、新しい燃料は当初、1ガロン(約3.8リットル)当たり3~6ドルほどのコストがかかると見られている。同試験所はすでに模型飛行機の飛行実験を済ませている。


海水から二酸化炭素と水素ガスを抽出する方法を開発したことで実現した。ガスは、触媒式排出ガス浄化装置を使って液体にする過程で燃料に変えられる。






さてこの技術ですが、いくつかの問題があります。まずなぜ海中から二酸化炭素と水素を取り出すのかと言う事ですが、空中から取り出した方が早いのではと思うのですが、液体から気体を分離する方が簡単です。本来水の中に溶け込みにくい、気体が何らかの理由で溶け込んでいるだけで、水分子と結合しているわけではないので取り出しやすいわけです。空気中のはそれぞれの沸点以下にするとか冷却にもの凄いエネルギーがからります。



実はこの辺りに革新的な技術があるのだと思います。


で、次なのですが「触媒式排出ガス浄化装置を使う」とあります。これってかなり古い技術です。もう40年前からある技術なのですがコストが見合わないと言う欠点があります。メタン程度だったら何とかなりますが、灯油程度の大きな分子を作るとなると、多段回の触媒反応を使うんだろうな~と推測されます。どの程度の反応器が必要なのかは良くわかりませんが、炭素数が10から15当たりとなると最低7段の反応経路が必要になるのでしょう。



何を言いたいかと言えば、とても安定した物質の二酸化炭素と水素分子を触媒を使って反応させても、1炭素か2炭素数のメタンかエタンしか出来ないわけです。で、これらも安定した物質なのでそれにまたもう一つとか炭素をつけて行くには、更にエネルギーが必要になります。



とはいえコストが1リッター当たり100円から200円と言う破格値で出来ると言うので、この触媒反応も画期的な革命があるのでしょう。古い反応経路では高温・高圧が必要だったので、ここのかかるエネルギーコストがかなり削減されていると考えられます。








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ただ、それでもエネルギー収支はどうなっているのでしょうか。理論的には灯油1リッターを完全燃焼させたエネルギーと同じエネルギーが必要です。でも装置にはエネルギーロスが必ずあります。特にこの場合の多段反応器を使うであろう、この経路だったら100倍以上のエネルギーが必要でしょう。


革命的発見で10倍程度まで押さえられたとしても、1リッター当たり100円は無いよな、そうなります。



多分コスト計算で、装置以外の何かが抜け落ちています。何でしょうか。まずは装置を作るエネルギーコストが全く抜け落ちているのでしょう。



あとは電気代です。多分これです。なぜ電気代を考えなくていいのかと言えば、原子力空母に搭載する事が前提の技術だからだと考えています。空母中の電気代は存在しないからです。
原子力の欠点は、その毒性もありますが、一端動かしたら出力調整が難しい事です。その過剰電力を使ってジェット燃料を作ろうと言う発想なのでしょう。



メリットは大いにあります。燃料の純度がとても高いと言う事です。硫黄や金属類の全くない燃料です。飛行機のエンジンの寿命を長くする効果もあります。整備もかなり楽になると思われます。


今あるエンジンに対しても、化石燃料とのブレンドでかなり良質なジェット燃料を作れると思います。そういった目算があっての計画であって、全くの革新的な発明ではないと思います。






PS


一番最初の植物ですが、ハシリドコロだと言うのが解りました。