農業は過酷だ。これは間違いない。そのうえ国策でもある。そのため税金でも優遇されている。
そしてほとんどの農業従事者は勤勉で、寡黙である。だがよく考えると前段はともかく日本のほとんどの産業に従事している人は勤勉で、寡黙である。農家に限った話しではない。
なぜ特筆されるかと言えば、彼らは土地から逃げられないからだ。
そのため国策として優遇されているが、実は彼らは優遇されている以上の労力をかけている。
地域の保持のための労力だ。消防団への参加、地域の草刈り、村祭り等の参加。形骸化しているとはいえ由のような状態は続いている。慶弔ごとの地域での支援もある。
ここから外れると、それこそ村八分に近い状態になる。
この金額は算定出来ないが、参加する事で得る利益と損失とがよくわからないのは確かだ。解っているのは孤立した場合には損失しか無いということだ。
この無形の税金が新規参入を妨げていたが、この10年で変わってきた。後継者不足が目立ってきたからだ。また今の若者は、以前だったら嫌っていた由を面白い事と受け止めてくれている。定着も進んでいる。
でも厄介な事例も目立つようになってきた。大型自営農者が法人化した場合だ。農業に参加したい若者が、このような法人農場に終業した場合、労働法が守られていない場合が目立つらしい。
残業代はない。週休二日と歌っていたのは農閑期でも守られず、プライベートすら無くなって行く。
実はこういった大型の自営農業者は、法人化する前は大体一日6時間寝れるかどうかというレベルで働いている。農繁期は平均睡眠時間が4時間以下みたいな人はザラだ。どう計算しても寝ていない人が多い。
これを法人化したときに要求してしまうようだ。法令違反なのだが、けっこうまかり通っている。農業で外国人の労働者が多いのはこれが原因だろう。
彼らが日本人はダメだというのは半分解るけど、まず彼らがだめだ。
どんぶり勘定になりがちな農業で法人化したとしても、人を使えるシステムは身についていない。それも出来ないのなら、インセンティブを与えるべきだろう。この場合は1年がんばったら農地の一部を与えて、2年目は倍にして、3年目では近隣の農地で開いている所を借り上げて独立して資材は応援するとか、出来ると思う。実は査定はその貸した農地での作物の出来だったりする。
もちろんそういった考えの農業法人も多いと思うが、ほとんど話しを聞かない。
農業への若者の参加は、ちょっとした事で変わると思う。そこをどうするのかシステムを考えるべきだろう。
もう少し盛り上がる産業だ。
たとえば遊休地に対して、アイディアを公募して、地域がサポートしながらアイディアを実現するシステムを考えれば面白いかもしれない。特に盛岡だったら農学部もあるので、彼らが実現可能なアイディアを出してくれるかもしれない。
個人的に、サツマイモの立体生産って出来ないのだろうか。サツマイモの棚作り。効率がいいはずなのだが。知る限り、サツマイモは蔓にならないので難しいと聞いています。
もしもご存知の方、教えてください。
そしてほとんどの農業従事者は勤勉で、寡黙である。だがよく考えると前段はともかく日本のほとんどの産業に従事している人は勤勉で、寡黙である。農家に限った話しではない。
なぜ特筆されるかと言えば、彼らは土地から逃げられないからだ。
そのため国策として優遇されているが、実は彼らは優遇されている以上の労力をかけている。
地域の保持のための労力だ。消防団への参加、地域の草刈り、村祭り等の参加。形骸化しているとはいえ由のような状態は続いている。慶弔ごとの地域での支援もある。
ここから外れると、それこそ村八分に近い状態になる。
この金額は算定出来ないが、参加する事で得る利益と損失とがよくわからないのは確かだ。解っているのは孤立した場合には損失しか無いということだ。
この無形の税金が新規参入を妨げていたが、この10年で変わってきた。後継者不足が目立ってきたからだ。また今の若者は、以前だったら嫌っていた由を面白い事と受け止めてくれている。定着も進んでいる。
でも厄介な事例も目立つようになってきた。大型自営農者が法人化した場合だ。農業に参加したい若者が、このような法人農場に終業した場合、労働法が守られていない場合が目立つらしい。
残業代はない。週休二日と歌っていたのは農閑期でも守られず、プライベートすら無くなって行く。
実はこういった大型の自営農業者は、法人化する前は大体一日6時間寝れるかどうかというレベルで働いている。農繁期は平均睡眠時間が4時間以下みたいな人はザラだ。どう計算しても寝ていない人が多い。
これを法人化したときに要求してしまうようだ。法令違反なのだが、けっこうまかり通っている。農業で外国人の労働者が多いのはこれが原因だろう。
彼らが日本人はダメだというのは半分解るけど、まず彼らがだめだ。
どんぶり勘定になりがちな農業で法人化したとしても、人を使えるシステムは身についていない。それも出来ないのなら、インセンティブを与えるべきだろう。この場合は1年がんばったら農地の一部を与えて、2年目は倍にして、3年目では近隣の農地で開いている所を借り上げて独立して資材は応援するとか、出来ると思う。実は査定はその貸した農地での作物の出来だったりする。
もちろんそういった考えの農業法人も多いと思うが、ほとんど話しを聞かない。
農業への若者の参加は、ちょっとした事で変わると思う。そこをどうするのかシステムを考えるべきだろう。
もう少し盛り上がる産業だ。
たとえば遊休地に対して、アイディアを公募して、地域がサポートしながらアイディアを実現するシステムを考えれば面白いかもしれない。特に盛岡だったら農学部もあるので、彼らが実現可能なアイディアを出してくれるかもしれない。
個人的に、サツマイモの立体生産って出来ないのだろうか。サツマイモの棚作り。効率がいいはずなのだが。知る限り、サツマイモは蔓にならないので難しいと聞いています。
もしもご存知の方、教えてください。