よくよく考えるとよくわからない所があるのが、原発の歴史だ。
1)はじめのなにかがおかしい
原発は、核爆弾を必要だと思った中曽根康弘や正力松太郎のからはじまっている。それに核物理学者が乗ってきて、東海村に実験設備が出来、日本原子力発電が操業した。ここまでは政府主導だ。ここから東京電力への働きかけを政府がするのだが、当時の東電はそんな複雑なものはだめだといっていたのが、なぜか方向転換して福島第一を作る事になる。
オイルショックがあって、当時の首相だった田中角栄が電源三法を成立させる。
この流れの中で、本当にわからないのは核のゴミをどうするのかとか、検討されていたのかどうか。検討していたのだが、研究開発で何とかなると考えたのだろうか。
ただ、民間企業が国策でしかもよくわからない所に走った、これがよくわからない。
2)確かに電力事業者には魅力的だったが
電源三法成立で、原発を作るのがかなり有利になったのは確かだ。ある意味ムチャクチャな法律だ。確かに高度経済成長を支えるためには必要だったかもしれない。
初期にはシュラウド交換なんて考えていなかっただろうし、応力腐食割れなんて考えても見なかったフシがある。
しかし昔っから原発を渡り歩く労働者がいるとか、借金の方に原発で作業する人がいるとかウワサは絶えないものだった。その上配管やシュラウドの交換なんて大技をするという必要があったりする。
東電が始めた事なのだが、それがどうして全国の電力会社がはじめたのか。
確かに電源三法がある。需要もある。だから作る。そうだろう。
なんかメンツを感じるのは私だけだろうか。東電さんが作るから関電が、見たいな。コスト度外視で。
なんでこんなに出来たのか。わからない。
3)最もわからないこと
これが一番解らない。もちろん政府主導で、用地収得や地域の説得?をしてくれるコストはとても大きい。
しかし電力会社としては、原発を作るコストは高すぎる。現実に東電は初期にこれで突っぱねていた。発電量は確かに大きいが、複雑なシステムの問題は大きい。
それは科学技術の進歩である程度は何とかなった。でもパイプを交換とかそういった作業は残る。ましてやシュラウド交換なんて凄まじい労力がかかる。異常なコストなはずだ。しかしそれでも原子力が安いという。
発電効率からいったら確かにそうなのだ。だがそこで働く人を考えれば、極めて効率の悪いシステムでもある。
ここが一番解らない。
1)はじめのなにかがおかしい
原発は、核爆弾を必要だと思った中曽根康弘や正力松太郎のからはじまっている。それに核物理学者が乗ってきて、東海村に実験設備が出来、日本原子力発電が操業した。ここまでは政府主導だ。ここから東京電力への働きかけを政府がするのだが、当時の東電はそんな複雑なものはだめだといっていたのが、なぜか方向転換して福島第一を作る事になる。
オイルショックがあって、当時の首相だった田中角栄が電源三法を成立させる。
この流れの中で、本当にわからないのは核のゴミをどうするのかとか、検討されていたのかどうか。検討していたのだが、研究開発で何とかなると考えたのだろうか。
ただ、民間企業が国策でしかもよくわからない所に走った、これがよくわからない。
2)確かに電力事業者には魅力的だったが
電源三法成立で、原発を作るのがかなり有利になったのは確かだ。ある意味ムチャクチャな法律だ。確かに高度経済成長を支えるためには必要だったかもしれない。
初期にはシュラウド交換なんて考えていなかっただろうし、応力腐食割れなんて考えても見なかったフシがある。
しかし昔っから原発を渡り歩く労働者がいるとか、借金の方に原発で作業する人がいるとかウワサは絶えないものだった。その上配管やシュラウドの交換なんて大技をするという必要があったりする。
東電が始めた事なのだが、それがどうして全国の電力会社がはじめたのか。
確かに電源三法がある。需要もある。だから作る。そうだろう。
なんかメンツを感じるのは私だけだろうか。東電さんが作るから関電が、見たいな。コスト度外視で。
なんでこんなに出来たのか。わからない。
3)最もわからないこと
これが一番解らない。もちろん政府主導で、用地収得や地域の説得?をしてくれるコストはとても大きい。
しかし電力会社としては、原発を作るコストは高すぎる。現実に東電は初期にこれで突っぱねていた。発電量は確かに大きいが、複雑なシステムの問題は大きい。
それは科学技術の進歩である程度は何とかなった。でもパイプを交換とかそういった作業は残る。ましてやシュラウド交換なんて凄まじい労力がかかる。異常なコストなはずだ。しかしそれでも原子力が安いという。
発電効率からいったら確かにそうなのだ。だがそこで働く人を考えれば、極めて効率の悪いシステムでもある。
ここが一番解らない。