今日も高松の池はオオバンが走り回っています。今日は特に白鳥が少なく黒い鳥ばっかりといった日になりました。白鳥はどこへいったんでしょうかね。鳥インフルエンザの影響は大です。パンを持ってやってくる親子連れとかかなり減りました。まあこれが原因なのは確かなようです。そしてラニャーニャが発生していることからもしかするとみんなもっと南に下がっているのかもしれません。
ただ鳥インフルエンザの広がりはすごい。韓国ではどうもずさんな防疫体制だったようで蔓延化させてしまった。本来養鶏場には防疫拠点を設けなければいけなかったのが、作らなかったり24時間体制ではなかったり、出入りする車両の洗浄が必ずしも行われなかったようだ。鶏卵用の鶏がかなりなくなり、卵が値上がりして配給制に近くなっているらしい。中国では人に移ったのが2件でた。ウン、ここは中国だな。だけど過去の事件で生きた鶏の流通はかなり制限されているはずだ。確かこれも田舎の話だったように覚えている。家の鶏か豚から移った例だ。
で、インドでも出た。こいつは良くない。「H5N1型は、豚や馬、大型の猫、犬などの動物に加え人にも感染する。」
そう今年のトリインフル騒ぎは高病原型亜種というだけではない。いろんな種類が出回っているのだ。韓国はH5N6亜型で、日本も同様だ。中国がH7N9だと思った。その他聞きなれない番号がたまに聞こえてくる。ここが怖くなるところだ。だがほとんどは人には感染しない。感染しても健康な人なら自分の免疫でなんとかなるだろう。H7N9はタミフルが効くようだ。
高松の池でも今日から池の周りの歩道から周囲の車道に出るところに消石灰を撒き始めました。少し遅いですね。ただこれで、土壌や糞のウイルスが靴底について、外に持ち出すのを防げますが、ウン甘いな。口蹄疫並みにやったほうがいいだろう。撒く距離は2メーター以上。もう少し厚く撒いたほうがいい。両足の靴底がしっかり消石灰が当たるようにしなければいけない。できれば毎日少しづつでも撒いたほうがいい。理由は水があると消石灰が溶けてゆくし、靴について外に出る持ち出しも多いわけだ。そして特に北側の公園の池近くの歩道は全部撒いたほうがいい。あそこには鳥が上がって糞をしている。そこと人が共存しているわけで、いいことはない。
公園がこうやっているのは、やっていますよという行動表示でしか過ぎない。
ただ友人で鳥を飼っている人がいるとか、近所に養鶏場があるとか、そこで働いている人が友人だとかいう場合は、高松の池にはゆかないほうがいいだろう。高松の池にいった場合は、その時の靴を履いてゆかないのがいいだろう。
今年は有名人がいっぱい亡くなった年だと言われている。これに対してBBCが明快な答えをいっている。海外のアーティストでは確かに今年の1月から4月までになくなった数は確かに多いのだそうだ。だがそれ以外は例年と大して変わらない。
「また、有名人の死去が増えていること自体それほど驚くに値しないとサーペルは言う。テレビや大衆文化が花開き、有名人の数が一気に増えた1960年代から半世紀たったことの、自然な帰結なのだろうと。」
確かにそうだ。
朴槿恵大統領の弾劾裁判がらみで、韓国議会の与党29人が離党した。まあこれはこれで流れでもある。だが今韓国ではあまり関心しない風潮があるようだ。今回のデモを「4大革命に匹敵する」と言い始めて。「ロシア革命級」とまで絶賛しているようだ。それはどうも新聞社の過大なレトリック、今までもあったし今回もそうだとは言えない感じになっている。次期大統領候補のほとんどが反米なのだ。朴槿恵大統領を全否定する流れでそうなっている。この中で極左と彼らがいっていたはずの人物が出てきている。
朝鮮半島のファクターが一気に不安定化している。フィリピンもタイもそうだが、いい話が来年にありそうに感じられない。
アメリカでオバマケアに加入する人が急増したという。理由はトランプ政権で廃止か制限がつくからだという。アメリカは本当に変な国で、国民皆保険制度は、選択の自由がないし俺は将来リッチになるんだからそんなのいらね〜という人たちがいる。そういった人たちがオバマケアを嫌っていたわけだ。若くて健康ならそれでいいんだけどね。彼らにはカーネル・サンダースの実例があるから。
ところがだね、アメリカでは医療の高騰化が進んでいるようだ。旧来の保険会社が作っていた健康保険も州によっては撤退するか保険料引き上げに動いている。多分これは高齢化した地域があるのだと思う。
ということで、オバマケアはめんどくさいし嫌なんだけど安い。しかも1年は大丈夫。トランプがいきなり廃止しても今加入したら1年は保険が受けられる。そうゆうことでオバマケアが人気なようだ。
健康保険制度のなんたるかは一切分かっていないから、こういったことが起きる。商品じゃないんだから。インフラなんだから。
オバマ大統領が最後の法案を署名した。「21世紀治療法」だ。ガン治療法の研究予算をつけるための法律だ。実はこの系統の法律はニクソンから始まっているようなのだが、予算配分がちがう。
「この法律では、今後10年で個人の医療情報を活用する精密医療や脳研究、処方箋薬物の濫用防止、精神病に対する治療などを発展させる目的で63億ドルの予算が割り当てられることになる。」
ただ米国立がん研究所には45年間の累計で約900億ドルが投資されたのに比べるとずいぶん小さいように感じる。
やっぱり、これが限界なのだろう。最後屁は。
来年はいいことが全くないと分かっている年末は、すごいね。