どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

夏になったような気がする

2014-07-30 04:15:11 | インポート
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隣家のクチナシが咲いていた。太平洋高気圧もはっきりしないし、今来ている高気圧は西から流れて来たもの。とはいえ熱帯低気圧が一つと台風が一つ、南にある。気温も高いし、少しもやっているが日差しは強い。


多分夏なのだろう。




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暑いので泳ぎに行く。途中雫石川でなぞの物体を発見。どうも皮を曝しているようだ。太鼓屋さんが近くにあるからなのだろうか。しかしこれは何の皮なのだろうか。






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夏だとなんとなく感じない理由に、気温の変化がある。今年の6ー7月の気温変化だが、6月からかなり高めに推移している。平年値を出してはいないが、7月に入ってから最低気温が常に高めで推移している。最高気温も27度以下の日が全体の三分の一程度と高めになっている。


普通は6月から7月までは、オホーツク高気圧で最高気温も最低気温も低めに推移して、梅雨明け前後から暑くなるのだが(もちろんその中には28度を超える日も数日ある)、今年は既に体が暑さに慣れてしまっている。なのでガツンと夏と言う気がしないのだろう。




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慣れてしまっていい事と悪い事がある。パレスチナとイスラエルの戦いだが、今回は質的に危ない。イスラム世界の混乱に乗じていると言うのも問題なのだが、ガザ絶滅作戦のようにも見える。




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ただイスラム世界での、この原理主義の動きはかなり変質して来たと思う。ポゴ・ハラムの明らかな逸脱は、民族主義とイスラム原理主義との混同で異端で異常だ。人身売買を示唆した時点で、

そしてイラク・シリア・イスラム国、略称ISISがカリフ制を言い出した。実はカリフ制に詳しくはないのだが、政教一致のために王が宗教権威であるという国家作りと考えていいと思う。もちろんカリフになれるのは誰から見てもカリフに相応しいと言われる人物でなければいけない。そう言った意味では民主制に見えるのだが、実際は世襲制になりがちだし、宗教権威と世俗権威を一致させるのはかなり難しい。だからカリフ制は無くなった。


原理主義のサウジアラビアは、宗教と王が分離した二原論になっている。実際はこちらの方が都合がいい。世俗を統治する王は、どうしても宗教的逸脱が必要な場合もある。それを宗教権威が諌めたり許したりしつつ、国を統治してゆくシステムだ。時としてカノッサの屈辱のように王と宗教が対立する事もある。日本のように二原論から一原論に変えた結果悲惨な事になった場合もある。





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ISISの動きは極めて復古主義的だと思う。原理主義ではなく、ムハンマドの行為をなぞる事を目的としている可能性がある。イスラム勃興期のその戦争を体現する事で国家を成立させようと言うものだろう。だがイスラムである限りムハンマドが最後の予言者であり、新たな予言者であるとは言えない。そこでカリフ制になるのだ。


実はシリアで彼らが行っているキリスト教者への弾圧は、イスラム初期からあった。だがそれは弾圧かどうかは微妙で、セム教の系列の、ユダヤ・キリスト教があり、その同じ神が使わした最後の予言者がムハンマドで、セム教系の教典はすべてムハンマドが現れるためにあったと言うのが、イスラムの立場だ。


このためユダヤ・キリスト教徒達は確かに改宗を進められたが、信仰を変えないと井言う人たちに対して、絶対に無碍に出来ない構造にあった。そこで「経典の民」という概念を作った。イスラムの先輩であり、無下には出来ない。だがイスラムのコミュニティではないから、警察や軍事費を余分に負担してもらおう、そう言ったのが人頭税だった。古代ではよくある話で、これが安かったのがローマ帝国だった。





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原理主義としてはあまりにも画期的に復古主義のISISだが、旧約聖書のヨナの墓、正確に言えばヨナの墓の上に立った「建物」を爆破した。これは復古主義としてはどうなのかと、経典の民は異教徒であると言い切ったものだ。


アフガニスタンの仏像破壊とは全く意味が違う。自分の宗教を破壊したのだ。


なぜイスラム世界にキリスト教やユダヤ教があるかと言えば、ムハンマドの教えを守ったからだ。




オーストラリアの気象台が、エルニーニョ現象は年内は起きないと思う、見たいな発表をした。日本の気象庁も3週間前に秋にあるかも?と言う発表をしていた。冷夏にはならなさそうだ。



だがこれらの戦争は、地球温暖化に貢献するだろう。因果応報。



梅雨明け

2014-07-29 03:54:54 | インポート
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東北で生まれ育ったものとして、東京や京都的な、いわゆる日本的な季節に違和感がある。特に大きいのが「梅雨明け」だ。ジメジメとした長雨が続いて、明けたとたんに青空と入道雲。こういったイメージは全くない。特に北東北だと誤差が大きい。平成5年の大凶作は、梅雨明け宣言したのに天気が悪く、明らかにおかしいとなった時点で気象庁は梅雨明け宣言を撤回した。それ以降は東北地方の「梅雨明け宣言」をしない方向だった。


最近梅雨明け宣言するようになったのは、結局ニーズがあるからなのだろう。桜開花予報も現在気象庁では行っていないが、各気象台が対応している。そう言った具合で、梅雨明け宣言もニーズがあるから行っているのだろう。


とはいっても気象庁、断りは入れています。仙台の東北管轄気象台の発表です。



梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。 また、梅雨の時期については、現在までの天候経過と一週間先までの見通しをもとに発表しています。 後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、期日が変更となる場合があります。





こうして予防線を張っているのだ。確かに平成5年は予想の外し方がエグイものだった。だがその後も北東北では、梅雨明け宣言はビミョーなものだ。


間違いなく気象庁のスーパーコンピューターでも無理な何かが起きている。今回も古典的な太平洋高気圧の張り出しが明快に認められるかどうか、かなり怪しい。それでいて気象衛星からは、天気が続く状況が予測できる。それでいて雲の状況とか気温とかを見て行くと、明らかに梅雨明けではない。



それが東北らしい梅雨明けなのだが、前線を抜けたスカっとさは無い。


人が何かに当てはまりたくて、気象庁に無理いっているのかなと思う。そして気象庁の中にも、そう言った人がいるのかなと思う。


安心は人から教えられるものではないと思うのだが。


盛岡私的観光案内・都南中央公園プール

2014-07-28 04:56:12 | インポート
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まだ梅雨明けはしていないのですが、快晴です。泳ぎに行きたいのですが盛岡市総合プールは大会のために一般公開していません。そこで遠いのですが都南中央公園プールまでいってきました。





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丁度北上川ゴムボート下り大会なようです。開運橋ではアメリカフヨウが盛りです。




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盛岡と言う街は、北上川・雫石川・中津川・梁川などの河川で道路が決定されている所があります。川は微妙に蛇行していますので、橋の位置を間違うと大幅に遠回りになったりします。今回は北上川の堤防の道を使って明治橋まできました。かなり近道だったようです。

残念ながら岩手山は見えません。



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アレ!仙北町の道がかなり良くなりました。しかしこの道路拡幅には50年はかかっている。




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仙北町の消防署前です。なぜかフナッシーです。




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仙北町の通りも、西南開発道路までは4車線、あとは大体2車線です。合理的です。






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さて地図上で見ても、上田からこの都南まではほぼ大体直線になっています。これは珍しい。おかげで予想以上に早く着きそうです。都南は久しぶりなのですが、割と活気があるな~というのが印象です。まだ高齢化が顕著になっていないと言う事でしょうか。


しかしこの自転車屋の看板は凄い。




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さて都南中央公園プールに着きました。自転車で近道を使ったとしても町中なので、信号に引っかかって1時間と予想していましたが50分で着きました。多分写真撮ったりコンビニ寄ったりしなければ確実に40分以内に着くと思います。意外と近いです。


さて玄関が立派なのは、インターハイの水球会場だったから。プールそのものはかなり複雑な作りです。この夏の期間に公開している際には、底面の50×25メーター・水深1.1~1メーターですが、水球会場として使う場合は周囲にある2段の段差まで水を入れて2メーターの水深まで上げられる構造になっています。プールそのものも構造はリンクから大雑把に見れます。




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盛岡市では一般公開している屋外プールと言うのは、ここと総合プールしか今現在ありません。なのでダラダラと焼きながら泳ぐという利用目的では、この都南中央公園プールが最適かもしれません。何しろプールとロビーが直結しています。ロビーの自販機前には水たまりが出来ています。外に喫煙所があるのですが、多分水着姿だったらそこで喫煙も出来ます。


このダラダラ感は久しぶりです。昔、屋外の高松の勤労青少年プールでは、プール下にテント三張りあって、喫煙所あり、飲料自販機3台だったかアイスの自販機ありで、弁当もって遊びに来ている家族がいっぱいでした。プールサイドは泳ぐより焼きに来ている人たちばかりで、浮き輪貸し出しは当たり前、ボートは禁止だったか。私はここで泳いで本読んでジュース飲んでトイレいって、また泳いでシャワー浴びて本読んで、てな具合で「高松リゾート」と言っていました。


都南中央公園プールでは飲食スペースが屋内で、喫煙スペースが玄関で、そこがリゾート感としてはイマイチなのですが懐しく感じました。あとはプールの構造上段差がありまして、平面での面積は大きいのですが段差で食われてしまって、ダラダラと寝ていていいのかどうかスペースが区切られているのが残念な気がします。

とはいえリゾート感を出すために、ベンチとパラソルとテーブルが充実しています。残念ながらプールサイド飲食不可ですけど。


気になるお値段は、入場料が300円、時間制限無しです。いい事尽くめのように思いますが今年の営業時間は「7/19(土)~8/17(日)の10時から17時まで」高松勤労青少年プールの「7/1~9/7(日)の9時から20時まで(現在も運営しているとすればの推定)」に比べるとダラダラ感がやはり無くなっています。


でもね、このニュアンスはいいです。隣で浮き輪に乗っかってはしゃいでいる小学生がいて、あんまり真面目に泳ぐ気がしなくなります。だから久しぶりに平泳ぎや片手ドルフィンなんかやってみたくなります。首の上下だけで泳ぐとか、普通だったら効率が悪くてやらない事をやってみたくなります。



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プールの裏は多賀神社です。江戸時代からのようですが、この地区の有力な神社です。




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都南の財力を示すような、神楽座とか土俵があります。土俵はかなり立派です。



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旧都南村のこの一角ですが、道路以外は良く出来たエリアです。公園と神社、プール、そしてキャラホールと図書館があります。ダラダラと過ごすにはもってこいのエリアです。ちょっと泳いで図書館を散策して、公園でボケーとしながら、神社を参拝したりしながらキャラホールでの公演を待つというのがいいと思います。100メーター以上離れていますが、飲食系も周囲はいいレベルであります。





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帰り道にはビックハウスもありますし、岩鋳の展示場もあります。

エリアとしては、確実に一日を安価に組み立てられます。ここがおもしろいところです。夏のひとときを、イベントで盛り上げるのではなく、生活の延長で楽しむにはもってこいと確信しました。




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さてダラダラと材木町に来ます。今日は酒買地蔵尊のお祭りです。





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さんさが盛り上げています。今年の盛岡さんさは8月1日が見所と思います。








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岩手酒巡りのコーナーです。例年前銘柄制覇していないので、早めに来たのですが今回は5時から始めると言う事。思いっきりのフライングでした。


なおこの会場では岩手県内の蔵本の吟醸酒をすべて味わう事が出来ます。しかもたった300円です。そして今回は18倉です。一つが30ccとしても540ccの日本酒を飲むわけで、いやもったいないから飲むのですが、かなり酔っぱらいます。そして今年はガッツリと早めに来たのに、4銘柄は飲めませんでした。残念。




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ということで開始から1時間半で終了。そこまで人気でした。

さて今年の傾向ですが、蔵ごとの個性が薄くなっているように感じます。沿岸のある銘柄二つはどこがどうなのかと言うくらいに傾向が肉薄していました。あとはエリアごとの個性なのですが、それを残しつつ別な領域を考えているようです。


いやこれは言いたくないが、全国新酒鑑評会対策なんだろうなと思います。


ただもの凄く癖の強い酒もあったりするのですが、この味って燗すれば凄いよね!と言う味だったりします。一つ一つの味を楽しむと、なにか4次元にトリップ気がするのは吟醸酒ならではでしょう。こいつを燗してオコゼの唐揚げとか、これは焼き肉でしょとか、妄想が始まるわけですね。こちらが実は大切だと思います。




ということで、誰にでもオススメ出来るウイナーはいません。ただ岩手県の酒のレベルが上がっています。これは確実です。その上で30年間変動はあるが、やっぱり「鷲尾」は凄いです。地道においしくなっています。ただそれが微少レベルでの向上なのでとても解りにくいです。


今年のダークホースは間違いなく福来でした。評価がかなり分かれた酒でした。味が濃すぎて香りも微妙なのですが、多分間違いなく青魚の刺身に合います。またサバ寿司やなれ寿司に合うと感じました



岩手の酒蔵の、日本酒離れと日本食離れに対する苦悩を感じました。


前十字靭帯事故

2014-07-27 17:39:54 | インポート
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いや私じゃないよ。私がそんな激しい運動をするわけは無い。

知り合いが最近前十字靭帯を切る事故にあった。まあ当然側靭帯やら半月板、あと足首も大損傷。アスリートがちょっと別競技をやってこの事故になったわけだ。別競技だし体重の問題もあるからそうなるのだろうと、普通はそう思う。



この事故にあった彼は、そう運動神経はいい方ではないが、とにかくマジメでコツコツと、準備運動からストレッチから食事メニューまでほんとうにしっかりやる子だった。いきなりのこの大事故がちょっと信じられなくて、まだ困っている。おまけに事故後に肩を貸して送ったのだが、送った先が彼の自転車だった。彼は自転車で病院に行ったのだ!


マジメで我慢強いのもいい加減にしろと、今では思う。救急車レベルだと気がつかなかった私も鈍感だが、多分彼も気がつかなかったと思う。


以前見た事のある前十字靭帯断裂事故だと、大体顔面蒼白で痛み苦んでいたが、彼は全くなかった。




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自分の30年前の事を考えれば、前十字靭帯断裂事故と言うのはそうそうにないものだった。あるとすればラグビー部などののコンタクトプレーのあるスポーツや、バイクなどのモータースポーツだった。あとはスキーがある。これらは意図しない衝撃があるからそうなるのだろう。アメフトなんかもそうだ。防具がある分スピードが出せる。その結果偶然にも事故が起きる。


ただ事故に遭う人は、まあ事故なのだから誰にでも起きるのだが、基本はだらし無い奴が熱くなって起こすケースが多かった。そしてなぜか熱くなる人ほどストレッチや準備運動を疎かにしがちだった。食生活も行き当たりばったりだし、それでいて自信過剰だったりもする。そして若年層ではこの10年間で私の回りでは激増している。しかしやはりだらし無い子が多い。


あとは年を取ってからのスポーツでの事故だが、これは全く別だろう。スポーツをする年齢層が広がれば当然事故は増えるわけだ。


だが今回の事故は、全くそれに該当しないのだ。若いし、とてもマジメで優秀。彼が前十字断裂を引き起こしたとなれば、全く違う事だとなる。





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それは何かと言えば、やはり子供時代の過ごし方のようだ。


この前十字靭帯とか関節を支える靭帯は、基本的に成長が遅い。特に前十字靭帯とかは血液の供給の少ない所にあるので、一端断裂すると再結合しないらしい。筋肉と結びついている腱とは組織的に同じだが、ここが一番違う所だ。それでも筋肉に比べれば腱の成長も遅い。
このため靭帯は成長にあわせて鍛えるしか方法が無い。その方法とは、いろいろな体を使った遊びをする事なのだ。



ちなみに前十字靭帯事故は男女差がある。女子は男子に比べて2倍以上多いと言われているが、この理由は体の構造もあると思うが、多分幼少期の過ごし方に問題があるのだろう。


遊ぶ場所も少なくなった。ましてや不整地などは遊ぶには危険と見なされ、子供が遊ぶ場所では無くなった。登下校も変質者対策からクルマで送り迎えが当然になっている。それではスポーツ少年団に入ったりすればいいのではないのか?となるのだが、技術主導の教育になりがちだ。なぜそうなるのかと言えば、走り込みなどのキツイトレーニングは、クレームになりがちだ。クラブ運営上これはマズイわけだ。はっきりと上達が見える技術系の方が子供にも親にも受けがよい。そこで能力を大きく伸ばした子供達は、他のスポーツに移行しない。するとますます偏った体になって行く。だからいろんなスポーツを取り入れたクラブなども出始めている。


更にゆとり教育の一番悪い所が、体育の時間を削った事、そしてここも技能中心のメニューに変わった事が上げられる。もちろん準備運動にストレッチやバランス運動を取り入れたりして、靭帯に程よい刺激を与えて強化するメニューも用意されたりしているが、いかんせん時間が少なすぎる。


これが中学校以上になると、スポーツはかなり技能中心になってしまい事故率がかなり上がっている。伝え聞いた話では、岩手県でバスケットボールとハンドボール部の高校生に、「前十字靭帯はどこにあるか知っていますか?」とアンケートで聞いたら、なんと90%が知っていた。そして「前十字靭帯断裂事故を見た事がありますか?」では80%が見た事があると答えているそうだ。


これはどうゆう事なのか?体が急激に発達する時期に、その成長について行けないからだと簡単に考えられる。そして技能中心のプログラムが、過度の負担をかけているのだろう。例えばNBAのスター選手のような動きを要求されたりしたりするのだろう。また競技レベルが上がっているのもある。



こういった事が前十字靭帯断裂事故を増やしているのだろう。


だが、最大の問題は医療技術の向上だ。前十字靭帯損傷では他から腱を移植して縫合する手術が主流になっている。手術の成功率は高く、昔と違って将来膝がおかしくなるとか、曲がらなくなるとかそう言った不安は無くなった。そしてスポーツに復帰するアスリートも多数いる。だから指導者も、無理な動作を要求したりするのだろう。そして日本のスポーツはほとんどが若年層だ。そのほとんどが社会人になると辞めて行く環境では、無理が横行しやすくなっている。



理学療法士のガイドラインがある。

これによるとアスリートなら、手術後80%は競技に戻ると言われている。ただ2年後までにもとの競技レベルに戻ったと言うのは50%程度なので、やはり大きな事故であるのは変わらない。そして現実的に断裂事故がトラウマになったり、微妙な違和感からパフォーマンスレベルを向上できないという現実が見えてくる。



実際スポーツと故障の問題は古くからあるが、10年以上前にラグビーで肩脱臼が流行った時期があった。鋭いタックルを指導した結果だったのだが、これが30年前だったら起きなかった事故だ。子供達が弱くなったのは確かだったのだが、今回つくづく思い知らされたのだった。



ウクライナ・マレーシア航空事故、遺体と略奪?

2014-07-21 03:48:12 | インポート
事故と書いたのは、まだボイスレコーダーの確認と解析が行われておらず、何が起きたのかが全く解らないからだ。ただ解っているのは空中分解した事、その原因はミサイル説が有力で、誰が打ったのかはまだ一概に言えないが、親ロシア派と言われている。


ただ、政治的にみればミサイルを使う事は危険で、普通ならばロシアが親ロシア派の武装勢力に簡単に渡すとは思えないし、親ロシア派の武装勢力も単純に誤爆するとは思えない。普通なら作戦があって、親ロシア派を応援する組織があって、確実にポロシェンコ大統領の乗った旅客機を狙うだろう。


もしも威嚇とするならば、かなり野蛮な行為だろう。


さて、岩手県では全日空機雫石衝突事故が1971年7月30日あった。これは高度5000メーターで自衛隊の練習機と衝突した事故だった。


結果どうなっただろうか。


911の時に世界貿易センタービルから人が飛び降りた。その人たちはどうなったか。高い所から水を入れた風船のように、グシャっと潰れて形が無くなった。


全日空機雫石衝突事故の時も同じ事だったようだ。162名が乗っていたが、遺体は300を超えたと聞いている。理由は粉々になってしまい、良くて手足が残る程度だったと聞いている。五体満足で残ったものは奇跡だったようだ。指一本で遺体となった。


今回もシートごと残された奇跡的な遺体もあるようだが、コクピットのように強度がある部分に残された以外はほとんど残っていないだろう。遺体捜索はそもそもが困難だ。比較的低空で撃墜されたようだが、それでも高度はかなりある。


武装勢力が制圧している地域だから遺体捜索が困難なのではなく、いわゆる遺体が見つからないだけだと思う。




次ぎに略奪なのだが、全日空機雫石衝突事故の伝説にある。自衛隊機の機関銃を盗んだ奴がいるらしい。マニアでついやってしまったようだ。3日後に自首したと聞いている。


ただこれは遺体からはぎ取ったものではない。彼にしても、現場の恐ろしさを思い出して反省したから自首した。


私にはこれと同じ状況を考えている。略奪なのではなく、落ちているのだ。それを拾うだけだ。5体揃った遺体はほとんどない。そこから略奪するとすればどんな状況なのか?


東ウクライナはそこまで貧困なのだろうか。多分これは無い。宗教的に可能とも思えない。


情報が恐ろしく錯綜していると、考えている。


全日空機雫石衝突事故の伝説だが、もう一つ。遺体整理を担当した看護婦は、全員仕事を辞めたと聞いている。







イスラエルはガザに陸軍を入れた。