どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

原因不明で木が弱る

2016-06-30 02:36:25 | 日記

 

最近近所で木が弱っているのが目立つ。特に隣の大学での衰弱が目立つ。

暖冬以外の原因が見つからない。昨年の小雪で地面の凍結が深く入ってしまったのかという仮説が今の所考えられる。雪は断熱材の作用もするし、乾燥も防ぐ。昨年は雪が少なく、それでいて濡れ雪で、暖冬とはいえそれなりの寒さだったので地面の凍結が激しくて根が傷んだという考えだ。末梢が枯れていても生き残っている部分もあるので、根の痛みが一番考えられ、そして原因としては暖冬となる。

 

 

それでは根が浅い桜などのバラ科の木は、そんなに被害はない。もしかすると桜や梅は凍結に強いのかもしれない。なので凍結説はなかなか難しい。

融雪剤の影響は考え難い。融雪剤の影響のないところでも起きている。放射能?、全国各地で話題になっていなければいけない。マイマイガのような超雑食昆虫による食害で弱った結果というのは全くない。昨年はマイマイガの超発生はなかった。猛暑だったからというのはありえそうだが、降雨量はあったので干ばつではない。ネコブ線虫の類は特定種族にしか寄生しない。

 

 

一番の問題は、特定の樹種でないということだ。目立つのはセイヨウボダイジュやサワシバ、コナラ、ユリノキ、カエデとなる。ハンカチノキが弱っているのは種族が違いすぎてどうも説明しようがない。プラタナスも全体で弱っている。

こうなってくれば菌類による病気説も考えられるが、かなり極端なケースになる。広範囲に病気を起こす菌があるのかもしれないが、根に原因がありそうだという時点で、葉っぱとかではない。なおウイルス説はない。種が広範囲すぎる。

極端だというのは、キノコかなと。全くありえないと思う。だがもしかするとキノコの菌が幹を犯していればありえない話ではない。だが、モクレン科のユリノキまでとなると、なんでも食ってしまうキノコ菌がいるとなる。サルノコシカケの仲間になるのかと思おうが、ここまで広範囲になるとよくわからくなる。

最も合理的なのは暖冬なのだが、これだけでは説明ができない何かがありそうだ。

 

 

複合的に、そもそも弱っていた。そこに何らかの原因があったということでしか言いようがないのだが、ファクターが多すぎてとにかくわからない。


ワーキングソングがショスタコ

2016-06-29 02:35:30 | 日記

 

特に催促されていなかった仕事が、いきなり督促になった。頑張らなきゃいけないよね、というときに限ってボールペンがないとか、立ち上げられない様々な理由が発生して、まあ更にひどいことになっている。

画像処理の仕事は、基本的にルーティーンワークなので作業手順を整備すればいい。そのマクロもしっかりと作ったのにもかかわらず、ボールペンが発見できないだけでくじけていた。えらく情けないことなのだ。イザ、そのマクロを使い出すと、サクサクと仕事が進む。とは言っても一枚に4分はかかっているのは多分私の能力のなさのせいだ。切り抜きほどではないが微妙にめんどくさい要素がある。

 

 

もうここは、定番のワーキングソングに頼ります。ショスタコーヴィッチの交響曲7番です。レニングラード包囲戦ですよ。もうドイツ軍に囲まれて絶体絶命で友軍はきっと来ないだろうという状態。単調なリスムで盛り上がって行く第一楽章は作業に役立ちます。それでいて盛り上がるんですから、なんかイケイケです。迫り来るドイツ軍のことさえ考えなければね。自虐的な第2楽章があって、3楽章以降は何か英雄的努力といいますか、現実ではそんな7番一曲で仕事が終わるわけじゃないんですが、やっぱり攻防戦が切れたその未来みたいなもんが出てきますんで、仕事が次に続きます。

今回は、もうどうしようもなくて交響曲5番を次に持ってきます。脅迫されている感じですね。仕事はサクサク進みます。

で、ジャズ組曲ですね。これを間に入れたら効果抜群。ショスタコーヴィッチのジャズ感というのはよくわからないもので、当時のロシア人の考えていたジャズというのは、アメリカ調ヨーロッパ舞曲といいましょうか、アメリカの映画音楽やミュージカルや歌謡曲まで全部ひっくるめていたようで、何が何だかわかんないのですが、明らかにスーザのマーチだったり、絶対ありえないワルツとかポルカのジャズというか、バラライカが出てきた時点でどうなのとしか言いようのない曲です。

でも現状のカオスではぴったりな曲なんです。随分助けられています。

でもこうなってくると、交響曲11番すらも有効になってしまうわけで、重苦しく単調で、地味すぎてどうしようもないのですけど、もう切羽詰まると有効ですね。

 

 

とりあえず山は通り過ぎた。なんとかなる目処はついた。だからブログを書いているわけだ。

ショスタコーヴィッチには助けられています。


亀がいる

2016-06-28 01:25:58 | 日記

 

池に亀がいた。

 

  

ごぼうの花が咲きそうだ。

 

 

忙しくなったので、ショスタコーヴィッチを中心に聴いている。だが中に変な曲を発見した。ダリウス・ミヨーの「モードの創造」なのだが、凄まじくイケイケの演奏で、この曲ってこうゆうことだったのかと。14年のルガーノ音楽祭の録音なのだが、まあブルースだな。かなりいける。とはいえブルースファンから嫌われるのは間違いがないが、でもかなりの演奏だった。

 

 

ガマの穂が出てきた。こいつらは一体いつ熟すのだろうか。


晴れました

2016-06-27 01:10:35 | 日記

 

午前中までは時折細く弱い雨が降っていたが、1時過ぎには晴れた。気分がいいものだ。

今日は大きな株式市場は休みだ。おかげでイギリスのEU離脱関連のニュースは弱いものが多い。だがやはり事件だけあって、重要なニュースがある。

EU発足時のメンバー国が会合した。言葉がとても重い。CNNだ。

終了後の共同会見で「英政府ができるだけ早く、この決断を明確化して発効させることを望む」との立場を示し、交渉が始まったら協力する用意があると表明した。」

欧州委員会のユンケル委員長も24日、「ただちに」開始するべきだとの考えを示した。ユンケル氏は独ARDテレビとのインタビューで「円満な離婚ではないが、もともと親密な愛情関係ではなかった」とも語った。」

欧州議会のシュルツ議長は、キャメロン氏は続投する間、「欧州大陸全体を人質に取る」ことになると、厳しく批判した。」

どうゆうことか。「EUは混乱を望んではいない。国民投票で結果が決まったから、さっさと手続きに入って欲しい。準備はできている。キャメロンはさっさと辞任して時間稼ぎをするな。今までもイギリスのわがままを聞いてきたのに、文句ばっかりだった。別れるというならさっさとしてくれ。」といった具合だ。


それではどんな準備をしているのだろうか。「6月28日のEU首脳会議では、英国に対して強硬な態度で臨む。フランスは絶対に妥協しないだろう。首脳会議では、英国が離脱しようが残留しようが、オランド大統領はこの点を強く主張する」ルモンドの記事だが、JBPressがフランスの反応をまとめた記事を載せている。

非EU加盟国のノルウェーやスイスは、EU市場と取引する際に拠出金を支払っている。マクロン仏経済・産業・デジタル相は、「英国がEU離脱後もヨーロッパ市場に引き続関与したいのなら、ノルウェーやスイスのように拠出金を払ってEUの予算に貢献するべきだ。もし拒否するなら、英国は完全に(欧州市場から)離脱することになる」と語った。

さてさて、スイスなんてうまくやってるじゃないかといった論客がいたが、EUルールで市場に参入するために拠出金を払っていたんですね。確かここはキャメロン首相も言っていたと思う。EUメンバーだから金を出すだけでなく、口も出せる。交渉もできる。だがメンバーで無くなると口が出せなくなる。かなり前に言っていたと思う。拠出金を出さなければWTOルールで関税がかかる。まあイギリスーEUのFTAが結ばれてWTOルールよりはEUルールに近くなるとは思われるが、金融機関のEUパスポートはなくなるのではないのか。そういった問題が出てくるだろう。


ではイギリス人は勝利の美酒に酔っ払っているのだろうか。半分は残留派だった。早速動きがある。Regrexit運動だ。どうゆうことかというともう一度国民投票をやってくれというものだ。ネットでの請願署名はあっという間に200万を超えた。議会で審議しなければいけない数の20倍が、たった2日で集まったわけだ。

まあ世界中であれだけのドンチャン騒ぎになったわけだ。それに気がつくのが遅すぎるとしか言いようがないが、やっぱりサッカーの試合程度にしか思っていなかったのだろうな。ただ他のEU各国は確実に腹を立てている。また国民投票やったとして存続を望むことになったとしても、離脱を求めてくるか、それを根拠にユーロに加盟していないイギリスに厳しい姿勢で臨むのではないのだろうか。

なお、日本には国民投票の制度ができた。だが、このイギリスの現状を見てつくづく国民投票は恐ろしいと思った。ほんの少しの風で重大な判断を簡単に誤るのだ。メルケル首相がEUの盟主であるのは確かだが、彼女とドイツサッカーとを混同しているようにしかみえなかった。そしてイングランドのサポーターたちは世界でも悪名高いのであった。


巨大なブロッコリー

2016-06-26 03:53:11 | 日記

 

よ市に行ったら、巨大なブロッコリーがいっぱいあった。あまりにも巨大だ。どの程度巨大かといえば、一個でだいたい普通のブロッコリー2個分はあった。それは茹で上げたからよく分かる。2個も買ってしまったから大変なことになってしまった。

生産農家が出していたから聞いた。「これは品種でこうなるの?」「確かに大玉品種だが、株をしっかり成長させれば大玉はいくらでもできる」「だが玉の暴れとかが大きい。それは季節的なもの?」「季節はある」「なんでここまで大きいのはないの?」「出荷規格があるからだ。そこを超えたものは規格外になって人の目に触れることはない。」

この会話をアオゲラ農園に話したら、「それは産直でのどう目立つかという話だと思う。」そう答えられた。確かにそうだった。あれは目立った。だが少しだけ収穫期には早い。巨大にするならもう少し後のほうがいい。味でいってももう少し後なのだ。

ここがよ市出品者の、苦しいところなのだろう。翌週では、確実に遅すぎるのだから。

農産物の流通は、実際かなり難しい。