どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

高松の池にスズガモが来てたらコブハクチョウが来て誰も見てくれなかったよ

2017-03-09 17:05:49 | 日記

 

高松の池にはスズガモのメスが来ていたのですが、オスがいませんでした。

 

 

それがついにオス発見!

 

 

こちらはいつものキンクロハジロです。背中が黒メッシュの模様で寝癖のないのがスズガモです。

 

 

これでハジロ類メジャー全部が来たことになる。でも高松の池ではキンクロとホシハジロ以外はレアな鳥だ。アカハジロというのもあるがこれはそもそも滅多にこない。

でも誰も注目してくれない。

 

 

と思ったらコブハクチョウ飛来!さらにスズガモを誰も見ません。

 

 

3羽来ました。

 

 

さてヨーロッパ原産で、ローマ時代から優雅な姿が好まれ飼育されていた。中世には「鳥の王」とまで絶賛され、12世紀からイングランド王家の保護動物。現在でもイギリス国内のすべての白鳥は王室のもの。見た目と違って育雛中は凶暴で、翼で人を殴って気絶させて水に落ちたところを上から押さえつけて殺したことがあるそうだ。

飼育が可能で、ヨーロッパ文学に出てくることから当時の文化人たちが喜んで入れたのだろうな。子供の時に弘前公園でそういった解説を聞いた記憶がある。

 

 

スズガモがいじけています。とはいえ君、キンクロハジロに混ざちゃったら、ハジロマニアじゃないと誰もわからないよ。

 

 

ということでコブハクチョウは外来生物で、あんまり悪さしないので今の所野放しです。1952年から各地の公園や動物園で飼育されていたのが、逃げ出したりして現在に至る。特に1975年の北海道の大沼公園に導入されたのが繁殖、その雛がウトナイ湖に住み着き繁殖。他にも鹿児島や山梨県に生息している。

ウトナイ湖でもやっぱり人が襲われ骨折事故が起きているようだ。オオハクチョウやコハクチョウが日本で繁殖していないから知られていないが、繁殖地では要注意のようだ。

なお12世紀までイギリスでは食用だったという。


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