東北人にとって雪がない冬というのは落ち着かないものだ。雪の量は来年度の水の問題にもなってくる。水が少ないと米も取れないわけで、最近ではあまり傾向としてはないが、不作の年の不況感は東北ならではのものだろう。経済としては農業のウエイトは年々減っている。しかし何かあるのだ。
あっという間に溶ける重たい雪でも、15センチも降ればまあそれなりになるものだ。特に昨晩降った雪は木の着雪で、花のようになった。
とは言っても日中は真冬日ではない。何か締まりのない雪景色だ。
隣の質実剛健な国立大学だが今冬、急に女子の身長が低くなった。どう見ても3センチから5センチ低い。なんでだろうと考えてゆくと、滑るのが怖くてかかとの低い靴にみんな切り替えたのだ。特にヒールブーツ率が低い。滑り止め付きのちょっと可愛い程度の、オバサンが履くのと大して変わらないもの、になってしまった。ちょっと質実剛健すぎないか。確かに、彼女らの今履いている靴の方が、確実なのだが。
そうしてみてゆくと、冬に男子の身長が伸びるのだ。これまた夏はペッタンコな靴を履いていたりするが、冬になるとティンバーランドとかのワーキングブーツを履いたり、質実剛健なところでスノトレに切り替わる。今年はソレルのブーツが一部で流行っている。これだけで3センチは身長が伸びるわけだ。
ただティンバーランドなどのワーキングブーツは、マジで新雪以外では滑りまくるぞ。ソレルも以下同文。ソールが厚くて固いので足の裏の力を使えないからだ。なのでスノトレのスパイク付きが最もいいのだが、かっこ悪いという最大の欠点がある。まあ最近はかなりいいのだが、ティンバに比べればやっぱりダサイ。なおティンバのソールのデザインは、イタリアのビブラム社のパクリなのだが、ビブラムのソールの方がまだ滑りにくい。なのでオシャレと現実を両立させたい方は、ソール張替という大技に挑んで欲しい。その上で、ティンバのバックスキンにオイルを塗って着色してしまえば、完璧オリジナルティンバになる。
ただそこまでするなら、登山靴のオサレな奴が平気で買えてしまうので、石井スポーツあたりで探してみた方がいい。
質実剛健で行くなら、あったかそうな靴ではなくて、靴の中に入れるホッカイロを使うのが最もベストだ。
雲の複雑さが、今日の天気を表している。上空は不安定なようだ。
近所の米屋は石油も扱っているのだが、ついに18リットル990円になった。近所なので買いやすいということもあって、多少の高値でも買っている。そこで聞く話だと、仕入れと販売で、販売価格の下落が結構痛いそうだ。元売りから買う契約をまとめた時の価格は、順次見直されたとしても先に仕入れた分は高値になってしまう。損切りで安く販売するかどうかが悩ましいところのようだ。しかし個人商店だから回れる範囲も限られるし、今後の需要も望まれないことから、ギリギリの価格設定も難しいだろう。
ただ私としては、何年ぶりだろう。石油18リットルが1000円以下とは。
原油1バレル25ドルが現実になってきた。もしかするとこの冬にはかなり久しぶりの800円代を見ることになるのかもしれない。
そうすると近所の米屋のようなところだと、お客さんから高値でつかまされたと苦情がくるのだな。
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