昨夜降った雪は振りに降って、降水量20,5ミリになった。ただ、最大積雪震度が25センチとこれまた重い雪になった。盛岡の経験値ではこの降水量だと120センチは降っているはず。5分の一に圧縮された雪だった。
昨日の最大の思い出は、大雪で超ご機嫌で散歩中のゴールデン・レトリバーとモフモフしたことです。股間や尻を嗅ぐだけではなく、アソボと飛びかかってきたりもう楽しかった。これ以上興奮させてはいけないから、触るのは最小限にしなければいけないのが苦痛なくらいに、楽しかった。本当は抱きしめたかったな。でもお母さんがえらく青ざめた顔をしていたので、少し残念だった。
お母さん、あなたの犬はとても可愛い。
昨日除雪してから、7センチ積もったわけだ。天気予報は晴れに変わり、かなりの晴天になった。日差しで雪が溶けることを期待して、除雪してから、仕事に出かける。ただ午後から曇りがちになったので、気温はさほど上がらず真冬日に近い日になった。
トランプさんも就任後30日を超えた。ちょうど20日が「大統領の日」という祝日で、三連休なようだ。20日には反トランプデモが起きた。
「トランプ氏が就任した翌日に世界各地の女性たちが展開したデモの勢いを、4月15日の「税の日」に予定される次回のデモにつなげる狙いもあったという。」
とはいえ毎週末に反トランプデモが起きている状態だ。大統領就任直後にデモが起きることはあるようだが、ここまで大規模で継続的なのは珍しいようだ。
「(CNN) 米国のトランプ大統領は20日、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に陸軍能力統合センター長のH・R・マクマスター中将を起用すると発表した。辞任に追い込まれたマイケル・フリン氏の後任となる。」
この方、ロシア嫌いなのだが大統領とぶつからないのかな。とりあえずまともな人のようだ。
イギリスではトランプさんの国賓訪問を、公式訪問に格下げする署名が180万集まった。メイ首相はこの請願を却下したが、一応議会審議はしなければいけない。下院議会で審議があった。
「労働党のフリン議員は、トランプ氏の知性を「原生動物」並みと切り捨て、同氏は「不機嫌な子ども」のように振る舞っていると語った。国賓として招待すれば、英国がこうした行動や発言を是認しているとのメッセージを発信することになると主張した。」
原生動物とは随分な言い方だと思う。トランプさんは平均的アメリカ人よりは知性があると思うよ。
さて大統領の日に、トランプさんは例のフロリダの別荘に行っていたのですが、その費用が1000万ドルというからビックリ。大統領専用機を飛ばして専用車で移動。その間の警備まで含めた費用なのである意味納得の数字だが、この調子で1年やられると1億8千万ドルですね。さすがに問題になりそうです。安倍首相を招いたのは、公式訪問だったのであまり問題にならなかったようです。その意味ではマクマスター氏の大統領補佐官任命をフロリダで行ったのは、仕事としてという言い訳がありそうです。
19日の演説は、なかなかなものだったようです。ニューズウイークの冷泉氏のコラムから。
「19日の日曜には、フロリダ州のメルボルンという大西洋岸の街に登場して演説会を開催しました。場所はオーランド=メルボルン空港という地方空港で、そこの格納庫を借り切って大勢の支持者を集め、その横の格納庫の大扉は開けておいて、そこに「エアフォースワン」を駐機させるという趣向でした。」
格納庫の外にあるエアフォースワンを見せながらの、大統領としてのかっこいい演出ですね。
「「スウェーデンで何かが起きた」という言い方で、まるでスウェーデンでテロ事件が発生したかのように思わせぶりなコメントをした部分です。これについては、スウェーデンの外交当局が抗議するなどの騒ぎとなり、ホワイトハウスは「北欧でイスラム系移民の流入増加によって様々な問題が起きている」という「FOXニュースの報道について言及しただけ」だと、火消しに躍起になっていました。」
ということで、メディアは敵だという割にはFOXTVかよ、と突っ込みたくなります。なお最後に貼り付けたのはWEDGE Infinityに寄稿している明治大学教授の海野素央氏の記事。大統領選を実地で観察している方で、トランプさんの動向についての分析が最もよくできていると思います。
トランプさんは、閣僚が全然決まっていないので実は政権発足とは言い切れない状態になっている。そのために選挙戦と同様な演説活動をして、支持者のつなぎ留めを図っていると言われている。
とりあえず史上最短の、肺炎で死去した大統領ウィリアム・ヘンリー・ハリソンの31日はなんとかなりそうだ。駅で銃撃され79日間荒治療の激痛に耐え死んだジェームズ・ガーフィールドの199日(つまり実質120日)と、大統領就任16カ月目に消化不良で死亡したザカリー・テイラーとこの3件の記録から逃れられるかどうか。
松葉に積もった雪が溶けて、つららができていました。形は悪いのですが、何か儚さを感じるつららです。
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