今日は、これから家具屋さんに造付けの家具の打合せに行って、その後に設備設計事務所と設備関係の打合せがあるので、手短にハンガリーGPについて思ったことをお話します・・・。
昨日のハンガリーGPは結果はともかく、ヘェリペ・マッサ(フェラーリ)のレースでした・・。予選3番手だったマッサは、スタート直後に予選2番手のコバライネン(マクラーレン)をかわし、さらにポールポジションのハミルトン(マクラーレン)の後ろにピタッとはり付くと、ブレーキをロックさせながらも1コーナーでアウトから大胆にハミルトンのサイドに並びかかり(画像はその瞬間です・・。)、そのまま1コーナーの立ち上がりでハミルトンの前に出て、いきなりトップに立ちます・・。このマッサの走りにティフォシ(熱烈なフェラーリのファン)たちが歓喜に沸きあがったことは、容易に想像がつきます。
私も久しぶりに興奮しましたからね・・。何かにとり付かれたようなマッサの走りは、「フェラーリは失速なんかしていない・・!、そうフェラーリは速いんだ・・!」とでも言わんばかりの悲痛にも似た鬼神の走りに思えました。
レースの結果は、快調にトップを走り続けていたマッサのマシンが、なんと・・残り3周というところでエンジントラブルで痛恨のリタイア・・・。気持ちの持っていきようのないマッサの落胆ぶりには同情しますが、でも・・昨日のマッサの走りにはティフォシのみならず、F1ファンみんなが納得している筈だと私は思います。
以前にも言いましたが、結果も大事ですがF1には鳥肌の立つような華のある走りがなければいけないのですから・・・。
F1サーカスは少しだけ夏休みになって、次回は初開催となるスペインの港町バレンシアでの市街地コースが舞台となります・・。