テレビキャビネットのキャスターが壊れてしまいました。
対過重設定を確認して設定した機種なんで問題は無かった筈なんですが7年程の使用でひどい状態に成ってしまって居ました。
同じタイプの物が2台有るんですが、1台は全く問題が出て居ませんが1台は4つのキャスターの内の2つが割れて同じ状態に成って居ます。
今回のタイプは当社で市販して来たものではなく、新タイプとして試作した物なんで作った台数はこれだけと成って居ます。
市販タイプとの違いはタイヤ部分のゴム系樹脂の色が市販タイプは黒いゴム車に対して試作品はグレーの樹脂でカバーされて居る点です。
この樹脂カバー部が割れて取れてしまったと言う事が起きていたわけです。
2台の内の壊れた方は多少動かす事が多く、壊れて居ないものはほとんど動かさないと言う違い程度なんですがちょっと驚いて居ます。
っと言うのも、対過重表示を信用して十分な値を持って設定していますので、基本的には壊れない物だと言う認識が有ったからです。
ゴム車のタイプは全体がゴムの為に壊れようがなく、もし壊れるとしたらベアリングが壊れる程度かと思うのですが、今回の物は
そのゴム車にゴム系樹脂のカバーが付いて居るようなタイプで、そのカバー部が割れたと言うものでした。
当社で市販していたタイプは、キャスターを見せる事もデザインの一部として考えられており、市場からは好評かを受けています。
今回のタイプはそのキャスター部の色を変えることでよりデザイン性を良くする狙いが有ったのですが、こんなに早く割れるとは
思いもしない状態で、お客さんに出荷したもので無いことがせめてもの救いかと思います。
今回の事を受け、対過重と言うものは車輪のどの部分を指すのかとか、劣化年数等の情報が無いものなのか等も確認することで
新しく設定をする機種等には折り込んで検討していくように考えたいと思いました。