それは昼間の説明とはだいぶ違っておりました。
保健室に行くまでの2時間は、実はちゃんと座って居れず、授業に集中出来ない時間が有ったことを告白。
途中から気持ちが悪く成って机に頭をもたげて居たことは事実。
その後の休み時間に担任からこの後の授業をちゃんと受けられるか聞かれ、う~ん無理かもって自分から言ったとのこと。
ここまでの話では担任に非がある処の話ではなく、全く逆ではないかと思ったが怒らずになぜかを聞いてみた。
すると、学校が嫌いなんじゃ無くて担任が嫌いだからお父さんに言ってもらおうと思ったし、本当にお腹が痛かったから…
そう本心を話してくれました。
なんで先生がそんなに嫌いなの?っの質問に、だって先生は話を最後まで聞いてくれない処か僕らが言い始めた途端に決めつけて勝手に
言っちゃうんだから嫌いなんだよ!僕だって友達だってちゃんとした言いたいことも有るんだし、それがわかってもらえんじゃん!
成るほどやはり根源はそこにあったのかと理解出来ました。しかしこの事は先生に伝えたはずなんですが、改善が無いのか子供たちには
伝わらないのか、いずれにしてもそこに溝が有って修復処か深まってしまって居るようです。
お母さんいわく、私も子供の頃は次男坊とおんなじで、何がじゃ無くて嫌で仕方無かったものだったとか。
結局は周りのサポートが有ってなんとか乗り越えてこれて、今が有るようなものなんだと。
お父さんの小学生時代は遊びが中心で、その間に授業が有ったような記憶しか無いんだけど、時代の違いなのかなぁ~って聞くと
お父さんは特別な順応能力が有るから上手く考えをコントロールして乗りきって来たんだと思うよと…
そんな物なんだろうか?私には遠い遠い過去の話だけに記憶では遊んだことしか思い出せないのである。
確かに今は私らの頃の様にフリーで遊ぶなんて事は無いかもしれないし、教師側も制約が有りすぎて全部にかまってられないのも事実だろう。
子供たちの成長にそのギャップが広がったり深まったりしており、そこにつかまった子供たちはそれが全てに感じてしまうのだろう。
だから居心地の良い場所を探し、より居心地を良くしようとアドリブまで使う知恵をつけ始める。
するとなおさらそのギャップは大きいものに成って行ってしまうのではないだろうか。
そこに教師側が気が付いて歩み寄り修復していければ良いのだが、現行ではそうも行かないのであろう。
とにかく次男坊には怒らずに伝えることにしてみました。
先ずはちゃんと授業を最後まで受けなくてはいけないと言う意志が必要で、集中力が無くてはいけないこと。
ただし丸一日は持たないので休み時間の度に切り替えが必要なんだと。昨年1年間訓練してきた事を思い出してリトライしてみろと。
それが出来ても納得出来ない様なら、お父さんがちゃんと先生に話に行ってやるから。これでなんとか納得してくれた様でした。
あちこちで体罰だとか暴力だとか教育だと大騒ぎ状態に成って居ますが、様は教師と生徒との信頼関係に問題が有るんだと思うんです。
信頼している先生に怒られようと叩かれようとそれは教育だと割りきれる物だと思うし、信頼の無い先生にちょっとなんか言われれば
怒られただの触っただけでも殴られたって事に成ってしまうと思うんです。
次男坊はもうすぐ8歳に成るんですが、考え方とか行動とかが極端に違う面を見せています。
低学年以下の時も有れば中学年であったり、時には大人顔負けの様な時さえ有るんです。
そんな成長の歪みを大人としてできる限り受け止めてやれればと思います。