iijiのブログ(JOPベテランテニス、山行、浅草などの写真録)      

★定年後の余暇を、テニス・山行・囲碁・浅草周辺の行事・美博鑑賞・日常の出来事などを紹介します。

日光英国大使館別荘と湯ノ湖散策 2017.7

2017-07-27 17:32:35 | 史跡

017.7.25(火)~26(水)

 中禅寺湖湖畔には、明治から昭和初期にかけて、外国外交官の別荘が建てられ、最初に英国のアーネスト・サトウが、他にフランス、イタリア、ベルギーなどの別荘がある。英国大使館別荘が昨年から一般公開され、見学してから湯元温泉に行く。(イタリア別荘は数年前に見学)

 


2016.7月から、一般公開された英国大使館別荘 

庭先の湖面の先に丸山、高山、紅葉の名所「八丁出島」が見える

    

アーネスト・サトウ 英国の外交官で明治維新に大きな影響を与え23年間滞在  アーネスト・サトーの別荘として明治29年に建てられた(明治33年撮影)

 

 人脈には、徳川慶喜、西郷隆盛、勝海舟、坂本龍馬、岩倉具視、後藤象二郎、桂小五郎、明治天皇などと、明治維新を体験してきた。

 

「早朝の湯ノ湖周辺散策」

 

小雨降る早朝の湯元温泉 休暇村付近からの湯の湖(1475m)                                                     温泉が流れ込む付近には大きなマスが群れている

 

 湯滝 落ち口付近からの金精峠

     

湯ノ湖から滝口に流れ初めた付近                          湯滝に流れ落ちる口

  

激しい 湯滝から、滝壺に治まり湯川として戦場ヶ原を流れる          落差50mの「湯滝」 温泉が混じった臭いが漂う

  

  

 


★明治維新で活躍し、富士山、南アルプス、奥日光の山々と日本各地を巡り日本人を愛したアーネスト・サトウの展示物に触れられた。

★湯元温泉に浸かり、小雨の早朝5時から、湯ノ湖湖畔の散策が気持ち良く3時間を過した。

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さきたま古墳群と忍城 2017.7

2017-07-18 18:36:13 | 史跡

2017.7.16(日)

3連休の中日に、行田市の史跡「さきたま古墳群」と「将軍山古墳展示館」「史跡博物館」すこし離れた「忍城」を訪ねる


  

稲荷山古墳 全長120m 高さ11.7m前方後円墳  最も古く5世紀後半で、国宝の「金錯銘鉄剣」が出土、ワカタケル大王(雄略天皇)に仕えた親衛隊長の墓

 

将軍塚古墳  全長90m 発掘調査で鉄製のよろい、馬具、太刀などが出土 墓の周囲には円筒埴輪がずらりと並んでいる

 

二子山古墳 全長138m                        丸墓山古墳  全長105m 高さ18.9m 石田三成が陣を構え石田堤を築く

 

愛宕山古墳  全長53m                                  瓦塚古墳 全長73m 

   

奥の山古墳  全長66m                                    中の山古墳 全長79m

  

鉄砲山古墳 全長112m  むき出しの土が発掘跡調査中             浅間塚古墳の上に前玉神社が1500年以上の歴史を残す

 

「さきたま史跡博物館」 

 

 

 国宝「金錯銘鉄剣」 115の金象嵌文字が刻まれている                  瓦塚古墳から出土

  

稲荷山古墳の埋葬図 金錯銘鉄剣、神獣鏡、鉄斧、矢、鉾、鞍など      将軍山古墳の埋葬状態  馬具、太刀、鉾、鉄製防具など                                    


 「忍城」

石田三成による二万人の水攻めに、負けることなく二千人の領民、兵でひと月耐えたが、北条勢の小田原城が落城したため開城する  

 

忍城(行田市郷土博物館) 昭和63年再建

 

 丸墓山古墳に三成が陣を構え、28kmの石田堤を1週間で築き水攻めする      江戸末期の忍城と古墳群が描かれている

 

 


 ★ワカタケル大王の銘がある鉄剣を出土した「稲荷山古墳」、「将軍塚古墳」の副葬品、馬具などから当時の埋葬の様子がうかがえ知れる。

★5~7世紀にかけて作られた40基を超える古墳群が、現在8基の円方後円墳と1基の大型円墳があり、2基の発掘調査以外は手つかずの墳墓

★前から訪れたいと思っていた映画「のぼうの城」、忍城が、広大な沼地に築かれ、秀吉の水攻めの対象になる。

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