iijiのブログ(JOPベテランテニス、山行、浅草などの写真録)      

★定年後の余暇を、テニス・山行・囲碁・浅草周辺の行事・美博鑑賞・日常の出来事などを紹介します。

灼熱の鷲羽岳(2924m) 95座目 2018.7

2018-07-24 13:45:55 | 百名山登山

2018.7.18(水)~22(日)

北アルプスの未踏2座を挑戦したが、異常な暑さで両足が痙攣する熱中症になり、水晶岳を断念する。

 7/19 新穂高5:00→わさび平小屋→小池新道入口→鏡池→鏡平山荘→弓折乗越→花見平→双六池→14:00 双六小屋(泊)  9時間 26500歩

 7/20 双六小屋5:30→巻道→三俣山荘→10:15鷲羽岳11:15→12:30 三俣山荘 (泊) 7時間 23000歩

 7/21 三俣山荘5:40→双六小屋→鏡平山荘→鏡池→イタドリが原→わさび平小屋→15:45新穂高バス停 10時間 26000歩


 

早朝の新穂高温泉 昨年秋に登った笠ヶ岳(2893m)が朝日に輝く                                                      小池新道入口の蒲田川(神通川)

 鏡平池からの槍ヶ岳(3180m)    

  弓折尾根から、大きく構える双六岳                                                                                                        

 弓折尾根からの双六小屋、鷲羽岳(2924m)の背後に水晶岳(2978m)が控えている           弓折乗越 2560m   

   

双六池から 笠ヶ岳へと続く長い稜線

双六小屋から、燕岳2763mから昇る日の出  左奥は餓鬼岳2643m 唐沢岳2632m

鷲羽岳(2924m)山頂から、常念岳、槍ヶ岳、穂高連峰 

黒部川源流と黒部五郎岳(2839m)と続く北ノ俣岳(2662m)                                                             双六岳巻道はコバイケイソウが多い


 花の百名山、弓折岳2592m、双六岳2860mの脇道を通り、沢山の花に出会う。 

裏銀座コースは、ハクサンイチゲ、チングルマ、コイワカガミ、コバイケイソウなどの花が、槍ヶ岳とよく似合う。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ☆双六小屋がくぼ地で視界が狭いが満天の星、蓮華岳から鷲羽岳に続く天の川の星雲が見え流れ星に感動。 水平な山並み沿いに北斗七星が低く見えた。

☆三俣山荘でTBSの撮影隊と一緒になり、登山中や山頂でドローンを飛ばし、食堂などの撮影風景に出会う。

☆早朝の三俣山荘付近でオコジョ、夜の「中の湯温泉」付近でキツネと出会う。

☆初日、暑さと荷の重み(10kg強)で、弓折乗越で両足とも痙攣、通りかかりの人から薬を頂き回復したが、小屋でも3~4回痙攣し経口補水薬を頂き治まった。翌朝様子を見ながら三俣山荘に向かい空荷で何とか鷲羽岳には登れた。

 

 

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浅草本龍寺の鏝(こて)絵と浅草弾左衛門 2018.7

2018-07-12 08:26:44 | 浅草界隈

 

2018.7.11(水)

浅草本龍寺は、元和2年(1616)京都東本願寺の末寺として開山開基。鏝絵と弾座衛門の墓石を訪ねる


鏝絵は、左官職人の鏝(コテ)を使った技術で、石灰に土、砂などを加えた漆喰で壁や天井を仕上げる。古くは藤原京時代の高松塚古墳の色鮮やかな壁画がある。 

 

浅草本龍寺(臨川山) 

本堂 昭和10年築鉄筋コンクリート建築  祭壇の欄間装飾に鏝絵が使われる

彫刻を思わせる立体的で華やかな鏝絵 左官工具の鏝でここまで出来るのか感心する。

 

6色の顔料を使いカラフルなコテ使い 彫刻に比べ優しい丸みがある。                                         田村恵稔(1892~1962)の作

 

木や針金で芯をつくり、わら縄などを巻きつけた上に漆喰を塗っている。 漆喰細工、鏝細工、壁絵、泥絵などと呼ばれていた。  

 

浅草弾左衛門

1600年頃からの弾左衛門が銘記(本龍寺内)   13代浅草弾左衛門(矢野直樹)は近代皮革産業、洋靴産業を育成した地場産業の祖

山谷堀端の浅草弾左衛門の住居跡(現浅草高校) 


いつも前を通っていたが入るまでに至らなかった。知人が珍しい鏝絵(漆喰装飾)を見に行くので一緒に拝観する。

☆浅草 皮革産業資料館  https://blog.goo.ne.jp/iiji_goo/e/53325c428f08c0f0434b86aeed7e4732

 

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瑞巌寺と鳴子温泉 2018.7

2018-07-07 16:15:46 | 旅行

2018.7.1(日)~3(火)

テニス試合の中休みを鳴子温泉で休養。 10年間の大修理を終え6月24日に落慶法要が営まれたばかりの瑞巌寺「松島青龍山瑞巌円福禅寺」を巡る。

天長5年(828)慈覚大師により天台宗延福寺を建立、江戸時代初期、円福寺の衰退で伊達政宗は、新たに伽藍を造営し瑞巌寺と改め復興させ伊達家の厚い庇護を受ける。 


 

「本堂」大屋根の瓦5万枚のうちの約3万枚を新たに葺き替える 本尊・聖観世音菩薩立像、政宗の位牌、政宗の子・忠宗の位牌が安置

国宝「庫裏」 日本三大庫裡の一つ。(京都の妙心寺、妙法院

「洞窟群」洞窟内は塔婆・五輪塔・戒名等が無数に刻まれ、供養場として使用

 

慶長9年(1604)伊達政宗公が造営、海に面した「瑞巌寺五大堂」坂上田村麻呂に由来する五大明王像を安置 

 日本三景の松島湾   260余の島々が点在

松尾芭蕉があまりに絶景なので句が浮かばず「松島や ああ松島や 松島や」と詠んだとされるが、実際は後世の田原坊の作とされる


鳴子温泉 

 

共同浴場「滝の湯」鳴子温泉神社の御神湯 千年の歴史

 

鳴子温泉神社 承和2年(835)鳥谷ケ森にかに鳴動すること数日、遂に轟然と爆発し熱湯を噴出し 

鳴子峡にかかる「鳴子大橋」。紅葉の季節が絶景 奥の大柴山1083mとスキー場の花渕山985m


東日本大震災の津波(3.8m)の影響は意外に少なく、瑞巌寺本堂の手前で水が止まったらしい。

☆松島さかな市場で焼き牡蠣とビールで満喫する。

 

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