2019.7.6(土)
「マッチ展」のついでに、墨田区横川にある元専売公社の常設展示室「塩・たばこ」コーナーを見て回る
塩の世界 2F 世界の塩の2/3は岩塩、日本は海水を原料としている
縄文時代の製塩土器 古代の塩づくり//海藻に付着した濃い塩水を土器で煮詰める
昭和50年頃からイオン交換膜を使い濃い海水を作り、煮詰めて塩を作る 従来の製塩法に比べ4.5倍(入浜法に比べ45倍)効率が上がる
たばこの歴史と文化 3F
メキシコ南部 7世紀に最盛期を迎えた「バレンケ遺跡」 たばこを吸う神のレリーフ ニコチアナ・ルスナカ//高濃度のニコチンを含む
たばこの原産地 アンデス山地 1600年ごろ、フランシスコ会修道士が家康に献上
江戸時代のたばこ屋 たばこの葉を細長く刻む 現在は機械化され0.1mm幅で刻む
世界のパイプをコレクション
明治37年(1904)の専売制開始から昭和60年(1985)専売制廃止までの産業史
1960年代 たばこを吸い始めた頃の銘柄 販売量世界一のハイライト60円 喫煙の弊害が解り始めた40代でやめる。
☆ 塩の消費は、8100t/年 約90%は外国産で国産はわずか、約70%はソーダなど工業用、他に業務用25%、家庭などで使う量は1%にも満たない。
☆たばこは、健康余命を10年短くし、喉頭がん33倍、肺がん4.5倍、肝臓がん3.1倍、その他の体内がん発生率を高くする。
☆明治から始めた専売制は、莫大な財政収入となったが、樟脳、たばこ、塩、アルコールと逐次民営化されたが、財務省は各事業の大株主になる。