「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

初めて見た白い毛虫

2012-07-16 04:41:00 | 生活
ふと薔薇の木の葉っぱを見たら、何とも不思議な物が葉っぱにくっついている。
畑と庭をいじるようになってから、今までに見たことの無い虫や草や花に出くわす。「これって、何や?」と気になる。忘れてしまう物もあれば、気になって仕方ない物もある。
この真っ白なく毛むくじゃらはいったい何者? 周りの葉っぱは食い荒らされている。あわてて、カメラを取りに帰って写真に収めた。そして「白い毛虫」で検索。5種類程候補が出てきたが、どうも「リンゴドクガ」らしい。
最初葉っぱに止まった状態では、白いふわふわした綿毛のようだったが、とまっている葉っぱをちぎって下に置くと黒い頭のような物とオレンジ色のしっぽのような物が目についた。調べているうちにこれは威嚇しているのでは、と書いてあるのが見つかった。すると見つかったと気が付いて、私に威嚇していたのだろうか?
母の介護で山に行けなくなったときはかなり落ち込んでいたが、畑や庭いじりをするようになって、このミニ自然の中にもいろんな命があることに気付いた。
最初はしかたなくやりだしたことでも、面白いこともいっぱい見つかる。
こうして、インターネットですぐに調べられるのも凄いと改めて思った。


見つけたままの状態での写真


葉っぱをちぎって地面に置いたところ


そしてついでに。よくもこんなに高いところにまで小さな体で登って来たものだ。ヒマワリにとまったカマキリの赤ちゃんを見て。ハイハイしだした孫を思った。たくましく、頑張れ!


このごろ

2012-04-30 06:55:00 | 生活
最近太陽とともに目覚め、畑へ。今日は昨日JA で購入したトマトの苗を植えた。毎日暑い真夏日が続いている。
夏野菜の苗がやっと定植できた。トマト、スイカ、キュウリ、ナス、トウモロコシ、カボチャ、ピーマン、シシトウ、オクラなど。
もうすぐ収穫できそうなのがエンドウ豆。あとはソラマメ、タマネギ、ジャンボニンニク、ワケギ、ジャガイモ、イチゴと続く。宅地を開墾して、無農薬菜園の三年目の春を迎える。


チゴユリが咲いた。ネットで購入したコハウチワカエデの根元にくっついてきたチゴユリが昨年に続いて咲いてくれた。山で見かけた時にあまりの小ささに感動した。そして、我が家の庭で今年も咲いてくれてまたまた感激! 何て可憐なんでしょう。


卒寿の母。一緒に暮らして5月で三年。最近元気が無い。縁側から私が造った庭を眺めて「きれいやね~」を連発。これからどんどん奇麗になるから、「長生きしていつまででも観てや~」と心の中でつぶやく。


開花宣言

2012-04-02 21:42:00 | 生活
大阪ようやく桜開花宣言…平年より5日遅れ
 標準木の開花状況を確認する大阪管区気象台観測課の職員(2日午前、大阪市中央区の大阪城公園で)=森田昌孝撮影
 大阪管区気象台は2日、大阪市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日遅れ、2003年から10年間で2番目に遅かった。3月の低温が影響したとみられる。
 この日午前10時頃、同気象台職員が、大阪城西の丸庭園(大阪市中央区)にある標本木に5~6輪の花が咲いているのを確認した。満開を迎えるのは、来週の前半頃になる見通し。
(2012年4月2日 読売新聞)


4月に入ったのにまだ肌寒い日が続いている。
今年は、梅の花も遅れていたが、桜も遅れている。
我が家のしだれ桜が、今日咲いていた。
ちょうど同じ日に、上記の記事が出ていた。



ボケの花もあざやかに咲いている。



冬の間枯れ木となっていたものから、新芽が次から次へと出てくる。
春は生命と希望にあふれていている気がするが…。

「下山の思想」五木寛之著、読み終えていろいろ思う。
人の一生で言えば、私も今は下山途中である。
人間は最終的に下山しきってしまうと、死と向き合うことになるのだろうか。
それとも、最後まで下山の途中だと思い続けるのだろうか。
老衰で、ベッドから動けなくなったとき人は何を思うのだろうか。
母を見ていて、いずれ自分にも来るだろう老いを思うとき無性に辛くなる。
最後の最後まで、下山のプロセスだと思えるのだろうか。
老いていく母を見ていると、悲しくなる。
しかし、ベッドから庭に咲くボケの花やスイセンを見て「きれいやなぁ」と感動しているのは、下山だからこそ見えるものなのだろうか。
「下山とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ」というが、人の一生には新たな山頂はない。最後にたどり着くのは諦めではないだろうか。
それとも、下山の思想は人の一生には当てはまらないのだろうか。
母を見ていると、諦めの連続で終着に近づいているように思えるのは私の独断だろうか。

母が「きれいやなぁ~」と言う庭に咲く黄色のスイセン


平凡という幸せ

2011-04-22 21:54:00 | 生活
長い間、ブログを書けなかった。
あんな凄いことが身近で起こって、そして今も続いている。
あれから約一ヶ月以上が過ぎてしまったが、原発は何の解決の糸口も見つかっていない。
ますます、脅威が広がっているようにすら思える。

それに比べて、日々日常が淡々と過ぎて行くことの何と幸せなことか。
今の私は、それをただ甘受しているだけ…。
小さな命の営みに、ただ愛おしさを感じている。
こんな平凡な生活が、当たり前の生活が、何と有り難いことか。
今の私は、畑にいると時間のたつのも忘れてしまう。
人間も虫も草木も、ただの自然の一部。
生かされていることを、謙虚に受け止めたいと思う。

毎日の食卓に上る豊富な自家製の野菜たち。
今日はコカブの間引き菜が、小さな小さなカブを付けていた。
もう姿は、一人前。
健気で切なくなってくる。
美味しく、戴いた。

コカブの間引き菜





ブロッコリ(2種類)もう花が咲いてきてこれが最後の収穫かな。




リーフレタス


やっと秋らしくなってきたかな?

2010-09-23 21:39:00 | 生活
明け方から、雷と雨で目が覚めてしまった。久しぶりの雨でホットした。水やりをしなくて嬉しいのもあるが、堅い地面も耕しやすくなるのも嬉しい。おまけに、ずいぶん涼しくなったので、午後から耕してミックスシードの花の種を蒔いた。また、いっぱい咲いてほしいものだ。
4-5日前に大根の種を蒔き今双葉になっている。そしてキャベツと白菜の苗も植えた。母の好きなテッポウユリやチューリップの球根を植えたが、昨年のように興味を持たなくなったのが気になる。
今日はお彼岸の中日で、お墓参りにも行ってきた。相変わらず、大忙しの一日だった。
明日は、朗読の会の行事で交流会が行われる。いつも会場を飾る花を生けていたメンバーが欠席なので私が受け持つことになった。
いつもなら、彼岸花やコスモスがこの時期には咲いているのに今年は猛暑のせいでかまだ咲いていない。
庭に咲いているあり合わせで生けてみたが、野性味あふれる作品となったのは私らしいかなと気に入っている。また自画自賛である。何をやっても、けっこう楽しめるものだ。明日の皆の反応も楽しみでもある。ふふふ…