「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

高野山

2006-06-10 15:33:03 | レジャー
この一週間、また忙しくあっというまに過ぎてしまった。ゆとりがないなぁ~。
そんな中でも、木曜日はホシダ、金曜日は世界遺産「高野山」へ京阪電車の高野山1dayチケットを購入して友人と行ってきた。晴れるかと思っていたが、1日霧雨のような雨が降り続けていた。いい息抜きになった。高野山も奥が深く、いろいろハイキングのルートもあるようだが、今回は奥の院と金剛峰寺(こんごうぶじ)、霊宝館へ行った。お昼は決まりの精進料理。お土産は、ごま豆腐と高野山初めてのモデルコースだった。
南海電車で、難波から極楽橋駅まで行きそこからケーブルで高野山駅へ。そこから霊気が漂って来るように思うのは気のせいか、はたまた天気のせいか…。バスで一橋まで行く。車窓から眺めていると、田舎町という感じだが民家はあまり見当たらず、お寺ばかりが目につく。当たり前か~。
バスを降りると、奥の院へ歴史上の人物のお墓を通り奥の院まで。奥の院は弘法大師の廟。撮影の禁止。ちょうど、お昼時で弘法大師のお食事時間だったようで、小さな木の箱を担いだ二人の坊さんをお年寄りのお坊さんが先導して、みな一応にマスクをして奥の方から歩いてこられた。どんなものを、弘法大師は召し上がるのか、箱の中を覗きたくなった。
バスで中心街の千手院橋まで戻り、お決まりの精進料理定食を食べ、金剛峰寺と霊宝館を拝観してとうとう霧で視界がなくなった幻想的な中をケーブルに乗って帰路についた。
一度は行ってみたかった高野山が、やっと行けた。
今度は、ハイキングのルートを歩いてみたいと思った。

弘法大師伝説
日本各地を回り、驚くような伝説をいくつも残している弘法大師ですが、62歳の時に死期を悟り、高野山の廟(びょう)に籠りました。86年後、とある事情で、絶対に開けない廟の扉を開けてみると、なんと驚いたことに、そこにはまるで生きているかのごとく座禅をくんでいる空海の姿があり、しかも、顔が見えないくらいに髪の毛が伸びていたとか…。
高野山では、今でも弘法大師は廟のなかで座禅姿のまま生き続けていると信じられています。そのため、毎日の食事が変わりなく供えられ、廟に籠ったときに灯されたという火は、1000年以上の歳月を経ても一度も絶やされることなく廟を守り続けているのだそうです。

以下、1dayチケット:高野山のバスも乗り放題の格安だった。
http://www.keihan.co.jp/traffic/otoku/kouya1day06/index.html