またまた飲んで昨日はついに書けませんでした。1時間で帰ろうと言っていたはずなのに飲んでばかな話に盛り上がってしまうといつもの通りの結果です。それに毎日暑い日が続きます。何か毎年暑くなっているように感じるのは僕だけなのでしょうか。自分は森や草木がすごく関係しているような気がしています。高層ビルが立ち並ぶ都会は熱の塊になって周囲の気象に大きな影響を与えているように感じています。地球は何万年もの間植物の緑に支えられてきたのが工業社会が20世紀に出現し、100年あまりの間に砂地の砂漠以外のコンクリート砂漠まで人工的に作ってきたことになるので都会は自然の砂漠とよく似た気候となり、暑いときはより暑く寒いときはより寒くなるのじゃないかなと思います。
ところで少し本来のビジネス観の話に戻して行きたいと思います。最近僕が感じる不満は物事の本質をよく議論しないで、手段や手続きで物事を判断するビジネスマンが多いと言うことです。企業にしても社会にしても成熟期を迎えると従来の手段や手続きだけで物事が進んでいくようになります。そうすると予算が通るとか決裁がどうのとかの手続きだけが判断材料でとなり、よそで成功したものや上位機関が指示したものは何も考えずに決められた手続きどおりに進められていきます。しかし新しい考えや新しい試みは手続きを作らなければならないのですが、この種のものは予算がないとか稟議が通らないとか言って先送りしてしまいます。そんな仕事の仕方をみると自分は今も昔も腹が立ってしまいます。本来新しい考えや新しい試みをなぜやらなければならないのかの議論があまりなされずに、前例があるものだけで事業が成り立って行くのならすべてアウトソーシングで専門家にまかせて安くしていけばいいはずです。しかしながら企業は常に競争により自社の優位性をめざして変貌をとげていくことが社員の勤めでもあります。そうであれば新しい考えや新しい試みに対して本来手段の議論でなく、なぜの議論すなわち本来の目的の議論を徹底的にすべきです。そのうえで必要なことはどんなに従来ないことでもやるべきですし、その目的を達成するための手段としてどんな方法があるのか充分な議論が企業の発展には必要条件だと僕は思っていますが、まぁ波風たてて自分が苦労しなくても給料は同じだし会社がつぶれる時はみんな一緒だからそんなことになるわけないと考えているのでしょう。こんな人ばかりの会社は間違いなく消えていく運命になるのですがすぐには見えない所が責任の所在をわからなくしてしまいいい加減な人がはこびるのだと思う。一人一人のかかえていることはそんなに企業の存続に影響ないかもしれませんが、それが至る所で起こるともう手の打ちようがないのかもしれませんね。でも大概の場合気づいた時は手遅れの場合が多いのですが、そう言う状況を作った人達はいなくなっている場合がほとんどです。
今日は日常起こりうる企業のリスクの話をしてみました。ただそう言う問題を指摘できる見方をする人間を企業がいかにかかえておくかも大事なリスク防止策ですよね。耳に悪い人をとかく排除したがるのが人間ですが。僕もどちらかと言うと他の人からみると耳に悪い人間の部類なのでよく今迄仕事を続けられたか不思議なくらいです。ただ僕の言動を認めてくれていた上司がいたということだと思います。ただそう言うバランス感覚を持ってものを見れる人たちが少なくなってきたなと自分は感じています。自分はまだ言わせてもらっている以上言い続けるしかないことだと覚悟をきめていますが、反応のなんとさびしいことか。
それでは又来週。明日はヨット&BBQなので早く寝ないとね。