まだ、旅三日目です。
朝のホテルにお義兄さん夫婦が車(お義姉さんのお兄さんの車)でやってきました。
これから三日間この車でハンガリーをまわります。
この為にだぁりんも国際免許を取って行ったって訳です。
この車カーナビがついています。カロッツェリアっていうパイオニアのナビで
だぁりんの車についているのと同じタイプです。
何ヵ国語も操るお義姉さんですが、機械類の操作は大の苦手!!
行き先をナビに入れたいのに、わかんなくなっている!
一方彼は機械の操作はお手の物なんですが、ナビの言語が英語かハンガリー語なので
こっちは言葉がわかんない(笑)
お義兄さんは運転しながら、お義姉さんと彼はナビをああでもないこうでもないと言いながら
ドタバタしつつ車は進行して行きます。
目指すのは村全体が世界遺産に登録されているスロヴァキアとの国境に近い村『ホッロークー村』
<ホッロークー村は、山々に囲まれたしずか~な、のどか~な村。
この村に住む人々はパローツ人と呼ばれ、モンゴル人から逃れてカスピ海沿岸地方から移住してきた
トルコ系クマン人の末裔に当たるのだそうです。
木造建築の技術に長けたかれらの家は、「パローツ様式」と呼ばれる独自のもの。
火に弱く、“赤い雄鳥”と呼ぶ大火で村は何度も灰と化したそうで、
現在残っている126軒の家々は1909年の大火のあとに再建されたとのこと。>(地球の歩き方より)
ホテルを出発して二時間半かかりました。
村全体が世界遺産なので、どこを見ても素敵な風景なんです。
でも残念なことに小雨模様で、時折傘が必要だったので、最高のロケーションとはなりませんでした。
本当に山の中で、ここまでくる交通手段は一日1~2便のバスか自家用車だけなのですが、
観光客は結構いましたね~。でもたぶん日本人でここまでやってくる人はあまりいないのではないかと
思います。
ハンガリー人であるお義姉さんも初めて来たそうですから~
赤い屋根の向こうに石積みのお城が見えます。
ここまで行くか行かないかで四人の意見が分かれ、女性陣の「せっかくだらか行く!」に
押し切られて山道を向かったのですが、雨は降って来るし、本来のルートではなかったので
やたら遠回りで、途中で断念しました。
この↓教会はホッロークー村のシンボルの木の教会です。
晴れていれば、青空の下ですごく綺麗な絵ズラになるはずだったのですが残念です。
花が沢山飾られて、綺麗な町並みです。
その村の方も日本人が珍しいのかな、優しい雰囲気が漂う建物群ですね。
なんだかんだと格闘しつつ、半日後には使いこなせるようになりました。
主人が「○○するはどこをタッチしろって書いてある?」とお義姉さんに聞きます。
お義姉さんが「ここって書いてあるよ」
「じゃあまずそこをタッチして!」
ってな感じで使っていました(笑)
村中が世界遺産です。
でも、きっと生活は不便なんでしょうね。
売り家が何軒もあるんですよ~
世界遺産なのにです!
おかしいですよね。