桔梗原

なははな一日

中欧の旅 ドナウ川クルーズ1

2010-07-30 06:49:48 | 旅行
メインイベントの前にまずは腹ごしらえです。
ドナウ川クルーズは午後9時半の最終便を予約してあります。
しっかりと日が暮れてからが一番綺麗だからなのです。
昼間もクルーズはやっていますが、

ここは夜!夜なのよーーーーーー

ドナウ川に面したレストランで夕ご飯です。もちろん外で頂きますね。
ここもどのお料理も美味しいの!生演奏をやっていました。
バイオリン、チェロ、アコーディオンの3人組です。
初めは店内の入り口で演奏していたんですけど、
私達を見つけると寄って来て、私達のテーブルの脇で演奏を始めるんです。
ハンガリーの曲調はジプシー音楽でなんとなく物悲しい感じで哀愁があります。
それで、荒城の月なんかも演奏して私達をすごくいい気分にさせてくれました。
アコーディオンの人は日本にも住んでいたことがあると言って
片言の日本語でおしゃべりしてくれたし・・とこれには訳がある!!
いい気分になっている私達にオモムロに差し出されたのが、CDです。
バイオリンの人はちょっとは名の知れたバイオリンニストらしく??
CDを出しているので買ってくれって!(笑)結局二枚買いました。
あ~あやっぱり日本人なのよね~

お義姉さんはここでもフォアグラを注文してごっきげん
フォアグラを茹でるのか?蒸すのか?よくわかりませんが、
まんまフォアグラなのよね。まんまフォアグラ&生野菜のプレート・・・
う~~ん美味しいってのがわかんない!

さあ、やっと空も暮れてきました。
ドナウ川クルーズの船はたくさんありますが、
私達が乗るのはLEGENDA DOKE7という船です。

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中欧の旅 初めての雨

2010-07-29 19:06:27 | 旅行

旅も終盤に近づいた10日目の朝、旅行にきて初めての雨が降っていました。
天気予報でも朝のうちは雨だと知っていたので、9時までゆっくり寝ていました。
こんなところが個人旅行のいいところですね~
午前9時半にみんなで朝食を食べて、
義兄夫婦と義母はまた部屋でのんびりすると言います。
私達は市場大好き夫婦ですから、
ホテルから徒歩で5~6分のところにある中央市場まで出かけました。

ハンガリー中央市場はヨーロッパ最大の屋内マーケットで
二階建ての建物の中には、数えきれないほどの店舗が所狭しとならんでいます。
食料品からお土産物までカラフルに並び、さて何から見たらいいのか、
何を買ったらいいのか分からないほどです。
ここでは名産品のフォアグラの缶詰や刺繍のブラウスやキーホルダー、
ボールペン
などとにかくハンガリーらしいお土産をこまごまと買いました。

あまりの広さに歩いて回るだけで時間がかかり、
結局午前中その市場を歩きまわっていました。

ホテルに戻り、今度は5人で地下鉄に乗って西駅にあるこれまた巨大なショッピングセンター
『WestEnd City Center』に行きました。
ここにも400店舗を超えるお店が入っていて、
またひたすら歩きまわることになりました。
日本にも上陸しているMANGOって言う安い衣料品ブランドのお店では
安いのに×サマーセールで50%Offの上×通貨フォリントは日本円の5分の2の換算なので
目の玉が飛び出るほど安いんです
素敵なニットTシャツが600円ぐらいで買えちゃったりするもんだから、
私狂っちゃいました。あれもこれもかわいい~目移りして大変でした。

センター内で昼食を食べて、地下鉄でホテルに向かいます。
地下鉄降りたら、今度はホテルまではまた繁華街なのでいろんなお店があるのよね~
‘ZARA’‘ベネトン’など長野の片田舎じゃあお目にかかれないお店に吸い込まれるーーー

上がハンガリーの通貨Ft(フォリント)です。
プラハもウィーンもここブダペストも街の中至る所に両替所があるんです。
10メートルも離れていないところにあっても店によってレートが少しずつ違うので、
少しでも円レートが高い店を探しました。
1日買い物欲にとりつかれていましたが、今日1日で満腹になりました。
ごっつぁんです。
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中欧の旅 右手にはスプーン?

2010-07-28 06:00:38 | 旅行

聖イシュトヴァーン大聖堂でのコンサートが終わり、ブダペストの街をぶらぶら歩きます。
昼間みたくさり橋は観光名所ではあっても普通に自動車が走り、
鉄の橋げたも味気ない感じがしましたが、
見て欲しいのは夜!夜なのよっーーーーー

ドン!!御覧下さいまし~

一時間でも二時間でも見ていたい程のすんばらしい景色なんです。
くさり橋の向こうに浮かび上がるお城がブダ城です。
お義母さんが今回の旅で一番楽しみにしていたのがここです。
歩き疲れや、言葉の通じないストレスや、買い物が思うようにできないストレスも
ここで一気に吹き飛んだんじゃないかな?(と願う・・意味深・・・ふふふふ~)
メイドノミヤゲになりますね。

今夜の夕食です。
すでに午後10時を回っています。「どこにしようかな」と散策しながら5人で歩いていたのですが、
私がガイドブックでみた “SPOON”っていう店がよさそうだったんだけど・・などと言っていたら
あ~~ら目の前にSPOON登場です。

陸地ではなく船がレストランになっています。
時間が少し遅かったお陰か、お店に入ると
本当は予約なしでは入れないお店だったのですが、
席が空いているということで入れてもらえました。ラッキーだわ。

ガイドブックにも「是非このお店で美味しい食事をして欲しい」
的なことが書いてあったので、楽しみにしていました。
ボーイさん達がみんなカッコいいし、店内のインテリアも素敵~
お料理もほーーらこんな感じの素敵なお料理だったのよ。
でも、お値段の方も素敵で、多分一人当たり6000円ぐらいかかったかな!
(でも、今までの様なボリュームはなくてお義兄さんは帰り道で
マクドナルド買ってたけど・笑)

食事の後はまたぶらぶらドナウ川の川岸を歩きながらホテルに向かいます。
昼間は暑いのですが、夜の10時もまわると、過ごしやすい気候になります。
夜風に吹かれてのんびり歩く気分は最高です。
ドナウ川の脇にトラム(路面電車)の線路があり、
その線路の柵にこんな男の子の銅像がちょこんと腰かけています。
昔はガイドブックにもこの男の子の銅像が載っていたらしいのですが、
今回持って行ったガイドブックにはなにも触れられていません。
でもお義姉さんが「隠れた観光名所でみんなここで記念撮影してるよ」と言ってましたが、
今でも何人もの人が記念撮影していました。

私達もみんなしましたが、ライトが下から照らされているので、
人間の顔はみんな「おばけだぞ~~」みたいな顔になるの!爆
お義姉さん「この男の子には名前があったけど
思い出せないから・・ “ドナウ小僧”でいいや!!」にみんな大爆笑。
「じゃあ、ドナウ小僧ね!」

 

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中欧の旅 右手のミイラ~

2010-07-27 16:59:59 | 旅行
ブダペストの最初の夜は、聖イシュトヴァーン大聖堂で行われる
コンサートを聴きに行きました。
聖イシュトヴァーン大聖堂は市内でも最大規模の聖堂です。
1905年に54年という歳月をかけて完成しました。

ここにはハンガリーの初代国王イシュトヴァーンの
右手のミイラが安置されています。
お金を払うとライトに照らし出された手が見れるそうです。
聖堂の左側の奥に安置されているとのこと、コンサートの席に座る時お義姉さんは、左側に座りたくない!って駄々をこねております。怖いんだもんって。そういうもんかな。
それに時間外でもあったので、見ませんでしたけどね~

内部は壁画やネオ・ルネッサンス様式の装飾が煌びやかです。
ここにはパイプオルガンがあって、今夜のコンサートは
パイプオルガン、バイオリン、トランペット、歌の組み合わせの音楽です。
パイプオルガンが素晴らしかったです。
後で知ったことですが、今回のコンサートのパイプオルガンの奏者は
その世界ではとても有名な演奏家だったんですって。
ボケてますが、出演者がみんな並んだ写真の一番左端の方です。
ただパイプオルガンって演奏しているところは見えないんですよね。
舞台の奥の方にどこかに演奏する場所があるんですが・・

ただ音は大聖堂の中を包み込むように響き渡り魂を揺さぶる!!
と言いましょうか、無信心な私も神を信じてみようか!と思うような(笑)迫力がありました。

コンサートは午後9時半に終わりました。
大聖堂の外に出ると、今度はライトアップされた大聖堂が堂々の姿を見せていました。
ブダペストの夜はこれからです。
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中欧の旅 美味しいブダペスト

2010-07-26 23:07:04 | 旅行

9日目の朝、お義姉さん宅経由で、お兄さんの知り合いのドライバーさんがホテルに迎えに来てくれました。
いよいよ最終目的地、ハンガリーの首都ブダペストに乗り込みます。
二泊したスロバキアから、ブダペストまで何キロあるかよくわかりませんが、
例の運転(メリハリ40㌔⇒150㌔運転)でも二時間かかったので結構遠かったとおもいます。

午前11時ブダペストに到着しました。

今日から三泊するホテルは『Marriott』ホテルです。

ブダペスト一の観光名所‘くさり橋’から徒歩6~7分のところにあります。
このホテル長期滞在型のホテルなので、
部屋にはキッチンもついていて、とても広いんです。
ドアを開けるとカウンター付きのキッチンとリビングのような部屋があって
その奥にベッドルーム、ハズルームがあります。
ベッドルーム素敵でしょ~うふーーん(はっ?)
枕がね、7つもあるのよ・・・邪魔だったわよ。

 荷物を置いて早速お出かけします。
ブダペストの中でも一番の繁華街と言われているヴァーツィ通りを散策します。
お土産屋さんもズラーーと並んでいるし、有名なブランドの店も沢山あります。
ワクワクしちゃいますねえ~
ドイツのブランド店『BOSS』でショッピング

日本にもBOSSのお店ありますけど、高くて手が出ませんもんね~
F1ドライバーもハンガリーGPが7月の終わりか8月の頭にあるので
ハンガリーに来るのですが、ここで一カ月ぐらいの夏休みを取るのが恒例なんですって。
ここら辺もウロウロしているみたいですね。
BOSSの店内にはハミルトン、アロンソなどのドライバーのサインが何枚も飾られていて、
彼は買い物よりそっちの方に興味を持っていました。

ここでは彼のTシャツや子供たちにちょっとおしゃれな服を買いました。
私のものは買わなかったの~
私なんかもっと安い服でいいのよ~おっほほほ

チョコレート専門店もある~~
いろんなチョコレートがたくさん売ってて楽しくて目移りしちゃうーー

昨年娘が中欧に旅行に来て食べ物はハンガリーが一番美味しかったと言っていたので、楽しみにしてました。
あっ、でもチェコもオーストリアも食事はすごく美味しかったのよ。
でもでも、やはりハンガリーはそれ以上に美味しかった!!ブラボー
今日のお昼ご飯はヴィーツァ通りの脇のカフェです。
どれも美味しかったけど、彼が頼んだスペアリブがめっちゃめちゃ美味しい。
みんな分けてもらったんだけど、誰もが絶賛しました。

食事の後も街をぶらぶらしながらショッピングを楽しみました。

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中欧の旅 フォアグラ残し

2010-07-25 23:04:08 | 旅行
ハンガリーも、チェコも、スロバキアもEUに加盟していますが、
通貨はハンガリーはFt(フォリント)チェコはKc(コロナ)スロバキアは€(ユーロ)です。
9日目の朝、ホテルに義兄夫婦と義母が車で登場。
一日車移動でハンガリーの片田舎散策ということになりました。

ハンガリーのFt(フォリント)は1Ftが日本円で0.40円なのですごく物価が安いんです。
そこで、この旅が始まる時お義兄さんお義姉さんに
「お土産でも自分の物でもハンガリーまで我慢しなさい!同じものが安く買えるんからね!」と言われていました。
それでもチェコやオーストリアでもちょこちょこ欲しいものは買っていましたが、
いよいよ本格的に買い物解禁となりました(爆)

旅行前に私がお土産をあげたい人をリストアップしたら30人ぐらいになって
こりゃ大変なことになっちゃうなあ~と思っておりました。
そこで、バラ蒔きお土産は一括してハンガリーで買うことに。
そこで、今日はスーパーマーケット巡りもしてもらったのですが、
国境を行き来するので、このスーパーはユーロです!
今度はフォリントです!カードが使えます!使えません!
で頭の中は大混乱。
チョコレート、チーズ、ガム、スープの素、ジュースの素など面白そうな物を手当たり次第買ったんだけど、
必要な人数分そろったかどうかも怪しい・・・
まあ、今日のところはこの辺にしておくか!

ドナウ川の岸辺に建つバジリカ

ハンガリーのキリスト教会の総本山です。
日本で言う所の東本願寺だ!ってフムフム・・わかったようなわかんないような・・?
とにかく切り立った崖の上に建つどでかい教会です。

義兄夫婦は以前この教会の塔のてっぺんまで上ったことがあるので、
今回私達夫婦が挑戦することにしました。
目が回るようならせん階段をひたすら上ります。
そうすると上の写真の真ん中の大きな丸いドームの屋根の上に出られるのです。
暑いし、すごい急な階段で息が切れてゼイゼイ言いながら上りました。
苦労して上ったら、すごーーーーーい!!
こんな素晴らしい景色の御褒美がありました。

ところが塔の周りの展望テラスは板敷きで、ところどころ板が抜けていたり、
手すりもあるようなないようないい加減な造りなのよね~
その上高い所なので常に突風のような風が吹いているの。
日本じゃこんなところは絶対立ち入り禁止でしょ?って感じ。
バカで高い所大好きな私はこの危なげな感じもまたOKできゃきゃはしゃいでおりましたが、
高い所は苦手でその上このいい加減さに彼は足がすくみ、
「写真撮ってあげるよ~」って言っても顔が引きつってんの!(爆)
その写真を掲載したいところではありますが、彼の名誉の為我慢します

次に訪ねたビシェグラード城も山の上のお城。
お城と言うより要塞ですね。
ここも駐車場から延々と山道を歩くのです。
ここでも義母は「わしゃあここで待っとる!」と上るのは断念したほどのところ。
今日はよく歩きます・・・

山頂は岩をくりぬいて造った城跡があります。
ドナウ川周辺をかなり遠くまで見渡せました。
ここで敵国が攻めてくるのを監視していたのでしょう。
ハンガリーの国旗には十字架が描かれていますが、
その十字架は少し斜めに曲っています。
それはこの王冠をモチーフにして描かれているからだそうです。

山から下山してお昼ご飯です。ドナウ川の川岸にあるレストランにて。
「もうここにきたらフォアグラ食べなきゃ~」というお義姉さんのお勧めで
、私は鳥肉の中にフォアグラを入れて揚げたものを、
お義姉さんはまんまフォアグラソティーのプレートを注文しました。

すっごいフォアグラの量なんです。
私の鳥肉の中身に入ってるフォアグラだってアヒル何羽分?ってぐらい詰めてあるの~~~
その上日本で食べるものとかなり違って、
フォアグラ本来の味でどうぞ!的な味なのね。
これにはさすがにちょっと参って食べきれませんでした。
フォアグラを残す・・・・なんとも贅沢な昼食になってしまいました。

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うなぎ・蜂・百合

2010-07-24 23:16:47 | おでかけ
明後日は土用の丑の日ですね。
今年は国産ウナギの値段がすごい高いってニュースでやってましたね。
ウナギ好きのみなさんには悲しいお知らせでしょうが、
うな丼よりちくわ丼が好きな私はぜ~んぜん悲しくないよーー

でも彼もロビンじいさんもロビンばあさんもウナギ大好き~

三連休の中日、彼も私も仕事がなかったので、
ロビンじいさん、ばあさんを行楽に連れていってあげたいな!ということで出かけました。
目的地は長野県富士見高原に百合の花を見に行くことです。
午前10時に家を出て、11時半に川岸にある『観光荘』というウナギ屋さん立ち寄りました。
ウナギがあまり好きでない私でも、ここのウナギは美味しいと思います。
今まで食べた中で一番好きです。
でも3人はここでウナギを食べたことがないって言うんで、私が連れてきました(笑)
しっかり焼いてあって香ばしいので、あのむにょむにょ感が嫌いな私でもイケるんです。
初めてここのウナギを食べたウナギ好きの3人も絶賛していましたから
味もイケる!ってことなんですね。

さて、富士見に行くって言ったら、ロビンじいさんが蜂追い(ハチの巣を探して取ることです)の下見をしたいと言い出したんです。
小淵沢インターを降りて富士見に向かう途中に別荘地があるんですが、
そこは毎年蜂追いでやって来ているんですね。
そこで、餌(生イカ)を木々の間に吊るして、蜂がその餌を運びに来るのかを見ておきたいという訳です。
50年連れ添ったロビンばあさんは捕ってきた蜂の巣を整理するお手伝いは何十回となくやっているのですが、
旦那様が蜂を追う様子は一度も見たことがなく、どんな所でどんな風に蜂追いをするのか
今回初めて見ることが出来ると大喜び。
ロビンじいさんの一挙手一投足をワクワク気分で見ていました。

餌を持ってスタコラさっと歩くロビンじいさんの後ろ姿。
いくつになっても男って子供みたいだね。

富士見高原はスキー場です。
夏の間はゲレンデ、リフトの下、林間コースの間、脇の白樺林と至る所に百合の花が咲き誇ります。
まだ一週間ぐらい早かったようですが、すでに百合達が咲いています。
どこの風景も素晴らしかったのですけど、
特に白樺林の中の百合園は素敵でした。
美味しいものを食べて、楽しいことをして、綺麗な風景を見て、いい一日を過ごしました。
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中欧の旅 スロバキアですかぁ

2010-07-23 23:21:46 | 旅行
お義姉さんの実家で、美味しいお昼ご飯を頂き、ゆっくりした後、
彼と私は車でホテルに送ってもらいました。
義兄夫婦と義母はお義姉さんの実家に泊まるのですが、
さすがに5人は泊まれないので、私達はホテルで二泊します。

今度は義兄さんの運転ですが、日本人なのにちゃんとヨーロッパナイズした運転してくれました。
ヨーロッパナイズって?村の中の道は速度40㎞、それ以外は速度150㎞っていうメリハリ運転ね!(笑)
私達はハンガリーのホテルに泊まるものだとばかり思っていたのですが、
このホテルがあるのはなんとスロバキアなんですって。

お義姉さんの家はハンガリーとスロバキアの国境の近くにあるので、
30分も走ると隣の国に入っちゃうんです。
島国日本では考えられないですよね。
ホテルのすぐ傍にドナウ川が流れていて、その対岸はハンガリーなの。
対岸に見える寺院はハンガリーのキリスト教教会の総本山だそうです。

このホテル、三つ星が掲げられていますが、ただのホテルのマークで
高級な印の三つ星じゃあないんですよ。
ここには大きなプールがあり、夏になるとスロバキアやハンガリーから
プール遊びに人が集まるんですけど、そのついでにホテルをやっているようなホテルで、
日本で言えば簡易宿泊所といいますか、保養所といいますか・・・
エアコンはないです!!なのに窓に網戸もないんです!!
なのに、この暑い夜をどう乗り切れと???
どうも今日からは試練の二日間になりそうです。

私達は未だに『チェコスロバキア』って国名をつい言いたくなりませんか?
1992年に現在のチェコ共和国及びスロバキア共和国により構成されていた昔の国名ですが、
今回チェコとスロバキア両国を少しですが見て、スロバキアは分裂して取り残されてしまった国という感じがしました。
町のたたずまいが何となく寂しいのです。
町を散策したのが日曜日の夕方ということもあったのかもしれませんが
人気もなく、お店も半分ぐらいは閉まっていました。
お義兄さん達と離れ離れになって心細いことも重なり、
ホテルの夕食も食べたいものがなくって食べずに終わってしまいました。
と、言うかもう四六時中お腹いっぱいなのよねえ 

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中欧の旅 素敵なお母さん

2010-07-21 21:20:51 | 旅行

お義姉さんの実家には今はご両親が住んでいて、
そこから車で10分程の所にお兄さん一家が住んでいます。
猫ちゃんを二匹飼っていて、お出迎えしてくれました。
猫は万国共通のペットです。
アヒルも150羽飼っていますが、これは・・・フォアグラを取るためのものです。
ハンガリーはフォアグラが名産だそうです。
お義姉さん、フォアグラは大好物でこの後食事の度にフォアグラ食べてましたもの。
ハンガリーは冬は零下20度ぐらいになるそうで、この家の壁の厚さをご覧ください。
50センチ以上あるんですよ。気候にあった暮らしぶりがうかがえます。
家の中に地下倉庫があります。
キッチンの隣の部屋にある地下への階段を下りていくと・・
自家製の葡萄酒の樽が壁一面にあります。
お義姉さんの家では葡萄畑があり、自分の家で葡萄酒を作り販売もしているし、
こうやって自家用にたくさん貯蔵しています。
お昼の時にも頂きましたが、度数が40度もあって
ブランディーのような味わいで美味しかったです。

棚には何十種類もの瓶詰が置かれています。
野菜のピクルスや果物もシロップ煮、トマトソースなどなど。
冷凍庫には自分の家で育てて、と殺も自分の家でした豚肉を
骨付きままや、ソーセージに加工したものが冷蔵されていました。
冬の長いハンガリーはこんな風に食糧やお酒をたくさん貯蔵して長い冬を乗り切るのだそうです。
食事をお腹いっぱい頂いたのに、デザートとして、お母さん手作りのビスケットのようなお菓子と
お母さんの友達が作って来てくれたというこのビックサイズのケーキが出てきました。
手のひらと比べて見てね!
これでも、作ったケーキの4分の1ぐらいの大きさなんですってよ~
どんだけ食べるの??

ハンガリーはハンガリー刺繍やレース編みでも有名です。
ハンガリーの女性は小さい頃から刺繍やレース編みを手習いするそうです。
そして結婚して女の子が生まれると、娘が結婚する時に嫁入り道具に
たくさんの刺繍の敷物やレース編みのテーブルクロスなどを持たせてあげる為に
冬の間何カ月もかけてたくさんの作品を作るそうです。

タンスの中にお母さんの手作りの作品がたっくさんありました!!
「見せて見せて~」と次々に出して見せてもらいました。

お義姉さんのおかあさんです。
笑顔が素敵なお母さんでしょ~
どんなものでも手作りしてしまうお母さん。
日本の昔のお母さんもそうだったと思います。
ハンガリーではいつまでもこんなお母さんにいて欲しいと思いますね。

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中欧の旅 ハンガリーに乗り込むぞ!

2010-07-18 22:57:12 | 旅行

6月13日、旅も7日目となりました。
今日でオーストリアともお別れです。
午前10時、お義姉さんのお兄さんがホテルまでお迎えに来てくれました。
お兄さんは救急隊員で夜勤明けで疲れているところ、
ハンガリーからオーストリアまで400キロ以上の距離を遠路はるばる来てくれたのです。
お兄さんも日本に少し来ていたこともあって、義母や彼は知っているのですが、
私は初めてお目にかかりました。
背が高くてがっしりしていて、一見プロレスラーのよう!
でもとっても心優しい方です。

乗ってきたベンツのワゴンですが、二列目、三列目のシートが合い向かいになっています。
二列目の人が後ろ向きに車に乗らなくてはならないので、これじゃ気分が悪くなっちゃうから、
二列目も前向きにして乗ろうね!ということになって、大騒ぎなっているのが上の写真。
実は新しい車で、お兄さんもどうやったら、シートの向きが変わるのかよくわかってない!!
兄妹で、取扱説明書を見て????
一方義兄と主人の兄弟は車の中でシートを外したものの上手くハマらず、
ああでもないこうでもないと悪戦苦闘。
二組の兄弟兄妹が大わらわになっていました。
これで30分は出発が遅れました(笑)

さあ、出発したらもうこっちのもん!
高速道路らしきところはほとんど走っていないのですが、
どう考えても150㎞以上のスピードが出てるんですよ。
で、お兄さんの車を追い抜いていく車もあるんですけど、どうなってんのぉ?
でも、村や町の入り口には看板があって‘ここから村だよ!制限速度は40㌔だよ’って書いてある(らしい)
だからどの車も町や村の道はちゃんと40㌔で走るのよ。
そんでもって‘ここで村終わり!’の看板過ぎたら
おりゃりゃりゃーーーーいっきなり150㌔ですよ。メリハリありました(爆)

オーストリアからはスロバキア経由の方がお義姉さんのお家は近いので
昔の国境を越えて走ります。
午後2時、ハンガリーのお義姉さんのお家に到着です。
共産国時代の名残で、どの家も道路に面していて広さもほとんど同じなんです。
国が「あなたはここに住みなさい」と決めて、食糧も支給、失業の心配はないという時代。
お義姉さんは14歳まで共産主義国で育ったんだけど、あの時代の方が良かったと言います。

花が溢れる明るいお義姉さんのお家です。
クリーム色の壁と赤い屋根はこの地方の特色なんですね。

ご両親がそろって出迎えてくれました。
そしてお母さん手作りの御馳走が並ぶお昼ご飯です。
ニンジンと日本のそうめんのような麺の入ったスープ。
めっちゃめちゃ美味しかったです。
骨付きの豚肉のスペアリブのようなもの、
手作りのソーセージ、サラダ、そしてご飯も出してくれたんです。
お義兄さん達がハンガリーに炊飯器やお米を送っているので、
お義姉さんのお家では普通にご飯食べているんですって!(笑)
お父さんの作った度数40度のワインも振舞ってもらったのですが、
これがワインというよりブランディーのような味わいでした。
言葉は通じなくてもなんとなく和気あいあいとしたランチタイムを過ごすことが出来ました。

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