義姉のお家には、フォアグラを取る為のアヒルが100羽とクリスマスなどに食べる為の七面鳥が3羽います。
アヒルさん達は、夏を過ぎると肝臓を大きくするために無理やりたくさんの餌を食べさせられるんだよね。
なんだか可哀そうな気がするけど、それも食文化ですものね。
七面鳥もいつかは食べられちゃうのを悟っているのか、なんとなく悲しそうな顔に見えるわ。
こうやって、自分の家で食べる家畜を飼うっていうのは今の日本にはないでしょ。
ちょっと前に小学校のクラスでブタを育てて、大きくなったら食べるという実際にあった話の
映画がありましたよね。大きくなった豚を食べる派、食べない派でクラスが分かれて騒動が起こります。
でも、日常食べている豚肉も鶏肉も見えてないだけで、肉になる前は生きていたんだよね。
それを知っているハンガリーの子の方が日本の子より人間的に大きい気がするな~
さて、この子はどうかな?
義姉の甥っ子のサミュエル君。二歳半ですが、体重はもう23㌔あるんだって!!
ねっ!人間的に大きいでしょ~(って違うか!)
まあ、そうでもありましょう。だって義姉のお兄さんは身長185センチ体重も(たぶん)100㌔ぐらいありそう。
奥さんのモニカさんも180センチあるんだよ。がっしりしてるしね。
だからきっとサミュ君は2メートルになるなッ!(笑)
パパはこんな強面だけど、すごく優しくてサミュ君にスープを根気よく飲ませてあげていました。
ママにも抱っこされて、8歳年上のお姉ちゃんレベッカちゃんにも甘えていました。
ハンガリーは食事の時に、まずはスープが出ます。このスープはどれもこれも美味しいの。
二年前に頂いたスープもすごく美味しかったけど、今回のこの豆スープも絶品。
自家製のベーコンとニンニクを皮つき丸ごといれた豆スープです。
この後、いろいろなレストランでスープを食べましたが、やっぱりお袋の味が一番美味しかったです。
スープの後は自家製お米入りのソーセージとシュニッツェル(豚肉のカツレツ)そしてご飯も!
もちろん普通の家庭にはご飯は出ませんが、娘が日本の嫁いだ家ならではです。
お腹いっぱいになっちゃったんですが、デザートで義姉ママ手作りの‘パラチンタ’という
具入りの薄いパンケーキが出ました。中にはカスタードクリームとダークチェリーが入っています。
これがすごッく美味しくて、胃袋を3分の1空けて(爆)いくつも食べちゃいました。
この後私はどこまで大きくなるのでしょうか~~~
サミュエル君、色白の可愛い子です。大事にされて可愛がられて、幸せなご家庭ですね。、
遠来のお客様、歓待してくださって嬉しいですね。
海外旅行の面白いところは日本ではお目にかかれない生活風習や景色を見れることですね。
この後ももう一度義姉の家にお邪魔するのですが、
いつも大歓迎をしてくれてうれしいです。
サミュ君にもまた会えましたよ~