10月27日、大阪府内水面漁場管理委員会が高槻の原公民館にて行われました。この会議に先立ち、高槻市の「津之江公園」の自然再生計画を視察に行きました。以下に津之江公園自然再生計画概要を紹介します。
この場所は高槻市を流れる芥川で、環境問題から「河川法」が改正されて治水・利水に加え、河川環境の整備と保全が法の目的に位置づけられ、自然とのふれあいのニーズが高まる中で、市の都市シンボルである芥川は都市の中の貴重な自然とのふれあいの場となっています。
このような状況の中で、芥川が地域の人々に親しまれるようにとの事から、平成十七年に市民・市民団体・学識経験者・行政などで組織する「芥川倶楽部」が設立され、住民と行政の共同による「川づくり」の取組が始まりました。
自然再生計画について
1.多くの生き物が生育・生息する豊かな生態系拠点の創出
2.市民の憩いの場および災害・緊急時の活用の場を確保
これを基本に多くの種類の生き物が棲める多様な空間をつくろう(芥川創生基本構想の大自然)
芥川と接続している大きな止水域ビオトープ(*1,2)の創出。このビオトープの効果として豊かな生態系の回復と生物多様性の向上は、
・新たな大きなビオトープの創出による芥川流域での生き物の数の拡大
・ビオトープのネットワーク、水辺のエコトーン(*3)創出による生物多様性の向上。
・高槻市域や芥川~淀川といった広域的な水と緑のネットワークの展開の核となる。
自然再生計画イメージ図としては(10~20年後)
「自然環境保全再生エリア」
多くの生き物が生育・生息する豊かな生態系拠点の創出、これは環境保全を目的とし、人の立ち入りを制限する。また利用調整のための柵の設置や深みに対する安全対策を行う。
「市民利用エリア」
市民の憩いの場および災害・緊急時の活用の場を確保、これは市民の散歩やラジオ体操等、軽度な運動が出来るスペースを確保し、災害時および緊急時にはヘリポートとして活用。
中心となる湿地は、水深が1.2mで周囲には沈水・浮葉植物帯、抽水植物帯があり、芥川との接続部は2ヶ所設けられ、出水時に芥川から流入する。その一部には、子供たちが遊べる浅場を設ける。
湿地からは傾斜で水辺林を設け、その先に草地や丘の上には展望広場などを設けるなどしてヘリポートなどにも利用する。
この場所は高槻市を流れる芥川で、環境問題から「河川法」が改正されて治水・利水に加え、河川環境の整備と保全が法の目的に位置づけられ、自然とのふれあいのニーズが高まる中で、市の都市シンボルである芥川は都市の中の貴重な自然とのふれあいの場となっています。
このような状況の中で、芥川が地域の人々に親しまれるようにとの事から、平成十七年に市民・市民団体・学識経験者・行政などで組織する「芥川倶楽部」が設立され、住民と行政の共同による「川づくり」の取組が始まりました。
自然再生計画について
1.多くの生き物が生育・生息する豊かな生態系拠点の創出
2.市民の憩いの場および災害・緊急時の活用の場を確保
これを基本に多くの種類の生き物が棲める多様な空間をつくろう(芥川創生基本構想の大自然)
芥川と接続している大きな止水域ビオトープ(*1,2)の創出。このビオトープの効果として豊かな生態系の回復と生物多様性の向上は、
・新たな大きなビオトープの創出による芥川流域での生き物の数の拡大
・ビオトープのネットワーク、水辺のエコトーン(*3)創出による生物多様性の向上。
・高槻市域や芥川~淀川といった広域的な水と緑のネットワークの展開の核となる。
自然再生計画イメージ図としては(10~20年後)
「自然環境保全再生エリア」
多くの生き物が生育・生息する豊かな生態系拠点の創出、これは環境保全を目的とし、人の立ち入りを制限する。また利用調整のための柵の設置や深みに対する安全対策を行う。
「市民利用エリア」
市民の憩いの場および災害・緊急時の活用の場を確保、これは市民の散歩やラジオ体操等、軽度な運動が出来るスペースを確保し、災害時および緊急時にはヘリポートとして活用。
中心となる湿地は、水深が1.2mで周囲には沈水・浮葉植物帯、抽水植物帯があり、芥川との接続部は2ヶ所設けられ、出水時に芥川から流入する。その一部には、子供たちが遊べる浅場を設ける。
湿地からは傾斜で水辺林を設け、その先に草地や丘の上には展望広場などを設けるなどしてヘリポートなどにも利用する。