佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

(社)全日本釣り団体協議会の機関紙 

2009-11-14 18:30:00 | 釣り
全釣り協だより第19号が、10月1日付けで発行されました。
これは公認釣りインストラクター・フイッシングマスターニュースです。

最初に会長の衆議院議員の菅義偉(スガヨシヒデ)氏の挨拶文がありますので
公開させていただきます。

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<全釣り協の役割に期待>

日頃より日本の伝統のひとつであります「釣り」文化の底辺層拡大にご尽力いただきありがとうございます。

また、先の総選挙におきましては、お陰様で5期連続選挙区当選をさせていただき、誠にありがとうございました。

激動する我が国において、初心忘れず今後とも活動して参る所存であございます。私は高校を出て就職で上京するまで、秋田県雄勝町(現在の湯沢市)で育ちました。大変自然豊かな地で、幼い頃から近所の川で釣りに慣れ親しみました。

中でも一番好きなのが鮎釣りです。今では、中々自然と向き合う機会が少なくなりましたが、毎年解禁日にはわくわくします。

当時の自然も大きく様替わりをし、川と共に育った私としては、当時を懐かしく思います。自然との共生を体験する釣り人は、環境の番人であるべきと考えます。楽しく釣りができるために釣り人は何をすべきなのか?今一度考える時期にきています。

一言で、環境と言っても、非常に多岐にわたり、様々な環境への取り組みがございますが、釣り場に配慮した環境にやさしい釣具が市場にでるようになりました。

様々な釣法によって当然仕掛けや道具が多種多様となりますが、ラインなど共通する道具などについては、是非とも環境にやさしい釣具を日々の釣行から使用いただくことで、環境問題を「語る」より是非とも「実戦」いただくことが、次世代にこのすばらしい「釣り」文化を残していく私たちの役目だとかんじております。またそれこそが、環境教育の一翼を担うものと思います。

当然、全国の釣り団体で組織される全釣り協の役割も大いに期待されることと思います。

私自身、国会議員である前に、1人の釣り人として大好きなつりが次世代にも残していけるよう会員のみなさまの声をお聞きし具体的に行動していきたいと思います。

結びに、皆様のますますのご健勝を記念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

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<次世代担うリーダーの育成を>
副会長理事 山下茂氏

全釣り協では今期も釣り界が抱えるさまざまな問題にとりくんでいます。
その中でも「現実にそぐわない規制」を緩和していくことは、釣り人の代表であるわたくしたちの大きな課題の1つです。

「まき餌釣り禁止」や「港湾の立入禁止」などの問題も少しずつながら釣り人の声が反映され、釣りを楽しむ環境に好転の兆しが見え始めました。これからも釣り人の声を集約し、行政との橋渡し役をしっかりと務めていく所存です。

マナーやモラルを向上させるうえで不可欠なのは、言うまでもなく「よき指導者を育てること」です。

釣りインストラクターやフイッシングマスターの養成は大切な事業ですが、その資格を取得された方々が大いに活躍できる場を少しでも多く作り出していきたいと考えています。

そして忘れてはならないことがもう1つ、次世代を担うリーダーノの養成です。
釣り場環境を整備していくには自然や魚はもちろん大切ですが、「真の釣り人」が増えることで安全なフィールドの開放が進むことを願っています。
コメント
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