前日の金曜日、大阪出張の時は、全国的に晴天でした。夜の大阪駅のイルミネーションもこんな感じ
土曜日の朝、京都の息子のマンションの部屋で目覚めた時には、全国的に大雨・豪雨でした
本日の京都ぶらぶら散歩、紅葉めぐりは諦めました。雨の降るときは、雨に濡れない場所=室内・屋内に限る。
京都四条の南座で、新派の公演を、ひとり鑑賞しました。
ホントは、歌舞伎が観たかったけど、残念、やってなかった。上演していたのは、明治の一大メロドラマ『滝の白糸』
お芝居を観るのは大好きだけど、新派は初めて。やっぱり、ちょっと題材も、芝居も、おまけに観客も古すぎるなぁ。主演が市川 春猿じゃなきゃ、見なかったなぁ。
『滝の白糸』って、ホント救いのない話しなんですよ。えぇ~2人とも死んじゃうのぉ~、しかも、あっけなく。そんな死に方したら、成仏できないよ、もうちょっと、なんとかしてあげてよ、という消化不良な気持ちになりました。
市川 春猿は、ス~として、つやっぽくて、たおやかな感じ。さすがに、とってもキレイでした。日本の全女性の98%くらいの女性は、歌舞伎の女形より男らしいに違いない。
← 祇園の八坂神社では、100円では、申し訳ないほどの大量のお願い事をしました。
雨でも観光客ビッシリの祇園ですが、その喧騒から外れて訪れたのは、祇園の真ん中のビルにある『何必館 京都現代美術館』。
北大路 魯山人の所蔵作品を多く持っている美術館ですが、特別展で、フランスのカメラマン『ウィリー・ロス』の写真展を開催中。モノクロ写真で、古き良きパリ、という雰囲気。
テレビの『なんでも鑑定団』の贋作の常連 魯山人。さすがにここにあるのはホンモノばかり(のはず)。魯山人のホンモノは、素人の私でも、見ごたえのある素晴らしい作品だとわかったような・・・・気がする。
この美術館は、ゆっくりするには、うってつけの穴場です。
防犯カメラはあるけど、監視員がいない、そのうえ、お客もほとんどいない。だけど、ソファはあるし、本も置いてある。トイレは、清潔でスタイリッシュです。
↑こんな中庭を眺めながら、ゆったりと写真集をめくって、雨が小降りになるのを待ちました・・・・・・が・・・・結局、雨脚は強くなるばかり。
どうしても食べたいもの、買いたいものを求めて、豪雨の京都へ食を求めて歩き出しました。
”食い意地の張った京都”編に続く~
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