この作家=水村 美苗さんの著作のタイトルは、いつも、ちょっと不遜というか、傲慢というか・・・なので、かえって目を惹きます。
たとえば<本格小説>とか<日本語が亡びるとき>とか。ズバっと自己主張してる感じ。自分で自分の作品を『本格』って言うか??スゴイ自信だわ、と。
ご本人のお顔立ちも、けっこうな迫力で、こりゃ我が強そうだなぁ~って。
たまに書くと、必ずなんらかの賞をとるので、なんか気になる、という作家が私にとっての水村 美苗です。
以前読んだ<本格小説>は、日本版嵐が丘ともいうべきグランドドラマなお話しで、「本格小説」と名乗って恥ずかしくない面白さでした。現代ものであって、古典のような味わい、おススメです。
今回手に取った水村作品は、2010年から読売新聞に連載した新聞小説。
その名もズバリ<母の遺産 新聞小説>を読みました。まんまなタイトルだけど、これが伏線になっているのです。
アンチジャイアンツの私は、読売新聞は、意地でも読まないので、1冊の本になるのを待っていました。
その他、ちょっと古めかしいお話しを2つ。
梨木 香歩の『家守綺譚(いえもりきたん)』。幻想的で、独特な古典の味わい。古文のようなスタイルに作者の文筆力を感じました。
こういのうが好きな人は、かなり入れ込むだろうな。文章のうまさはたまらんです。
軽~く、クラシカルなのがこちら。松崎 有理の『就職相談員蛇足軒の生活と意見』
どんな変人にも適材適所の仕事がある、というお話し。就活に行き詰っている人が読んだら、『なんじゃ、こりゃあ~!!』となるかもしれませんが、フィクションですから。はちゃめちゃでなきゃ。
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>読まないので
あじゃ~ごめんなさい。今年1回だけ読みたい記事が
あったので買ってしまいました。
スポーツ欄を読んだんじゃ無かったら、許す。
似顔絵が描きたい!
ブラックデビルの格好をさせたい!
と思わせる凄みのある顔です。
意地悪魂がうずきます。
さすが本書く人w
確かに!このお顔立ちは、ひとめ見たらなかなか、忘れがたい。
デフォルメされた特徴的な、つまり、いかにも似顔絵向き。
デビルなすがた、似合う、似合う!
本格的な猛女のような人ではないか、と予想しています。とっても皮肉やさんなのでは?