維新・馬場伸幸代表“暴論”撤回せず、立憲&共産から猛抗議に…「特大ブーメラン」指摘の当然 (msn.com)
維新・馬場伸幸代表“暴論”撤回せず、立憲&共産から猛抗議に…「特大ブーメラン」指摘の当然
日刊ゲンダイDIGITAL によるストーリー • 24 分前
© 日刊ゲンダイDIGITAL
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「政治家として信念、理念を持って発言している。まったくないことを言っているわけではない。謝罪や撤回をする気はまったくない」
立憲民主党や共産党に対して否定的な発言をしたとして、両党から抗議や批判の声が出ていた日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が26日、自身の発言を撤回しない考えを示した。
馬場代表はネット番組で、「共産党は日本からなくなったらいい政党」「立憲民主党がいらっしゃっても日本は何も良くならない」などと持論を展開。
これに対し、共産の小池晃書記局長(63)は会見で、「民主主義を根本から否定する暴論だ」と反発。
立憲の岡田克也幹事長(70)も「自民党が改革する政党だと思っているのか。自民党が好きで好きで仕方がないという風にしか聞こえない発言」と不快感をあらわにしていた。
馬場代表は「政治家としての信念、理念に基づく発言」として両党の撤回要求を自信満々で突っぱねたわけだが、ネット上で指摘されているのが、《馬場さん、あなたも同じようなことをやっていたのでは》《なんか行動が矛盾していないか》という“ブーメラン”の声だ。
■菅元首相の「ヒトラー」投稿に猛抗議するため事務所を訪問
馬場代表と言えば、立憲民主党最高顧問の菅直人元首相(76)が1月、日本維新の会を創設した橋下徹氏(54)に関して「ヒトラーを思い起こす」とツイッターに投稿したことに反発。国会内の菅氏の事務所を訪れ、抗議文を手渡した上で、約20分間にわたって菅氏に対して執拗に発言撤回などを求めてやり取りしたことが報じられた。
この時の抗議では「不適切極まりない発言は重大」「わが党の抗議を『脅し』にすり替えるなど、正当性はもちろん、誠意のかけらもない態度を貫いておられます」「人として許される言動ではありません。内閣総理大臣を務めた現職国会議員、野党第一党大幹部が、このような人権感覚、歴史観を著しく欠く無責任な対応に徹すれば、日本の国益をも毀損しかねません」などとカンカンだった。
それが今回は抗議を受ける側となったわけだが、SNS上ではこんな投稿が少なくない。
《馬場さん、今回のあなたの発言や政治姿勢は人権感覚、歴史観を欠く無責任な対応では》
《馬場代表の発言に正当性はあるの?誠意ある態度を取っていますか》
「第二自民党」と公言してはばからない政治家の信念、理念とは一体何なのか。