香南市の山北地区にある、泰山窯の前に常設展示してある作品。バックの古い壁と屋根の前で、ひと際目立っていました。聞けば風雨にさらされて行くと、どう言う風に風化するか、実験していると言う事でした。地元の土で作品を作って行きたいと、夢を語ってくれた御主人は、定年退職されてもうだいぶ経っている、大先輩でした。60~70代になっても、夢を語れる人がいるのは、勇気ずけられます。山北の土は、収縮率が高く難しいのだけれども、顔料を塗らなくても水漏れしない物が作れて、土その物の色や、風合いが出て面白い作品になるそうです。まだ試作段階で、後3~4年は、作品とするには掛かるそうですが、いきいきと語ってくれました。楽しみです。私も負けてはいられません。新しいチャレンジをして行き、丸太の可能性を探って行きます。