庭の梅が咲き始めたと思ったら、次の日にはもう7分咲きになった。寒い冬だったので、梅も早く咲きたいとおもうのだろうか?
ひかん桜も同じ日に咲き始めたが、こちらはまだ2分咲き。来週には見頃になるだろう。花の時期は、あわただしく時間が過ぎる。楽しみだが少し切ない。三寒四温、この時期は暖かくなったり、寒くなったりを繰り返して季節がどんどん変わって行く。
この前、物部川の橋から見た、南国の北の山。雪が激しく降り、まるで北国の様相だった。しかし今日は、暖かい雨が夕方からふりだした。天気が安定しないのは、この時期の特徴。しかしもうすぐフルログの移築だが、天気が続かないのは少し困るなー。先日ランを育てているAさんと話をしたとき、仕事が無い高知では、複数の仕事をするべきではないか、メインの仕事とサブの仕事をする。私だったら、ログビルダーをしながら、定期的に山に入り木を出したり、農業をするようなことなのだ。そんな中途半端な事では出来る訳がないとも思うが、皆がシェアして行けば可能かも。昔の大工は大工ばかりしていたわけではない。農業をして、自分の食べる物は自分で賄っていた。山に木を買いにも行き、材料を吟味もした。分業化が進み、一つのことを専門でやるようになり、便利で豊になったように思うが、実は中身が薄っぺらくなってきているように感じる。きっと皆がそう感じているのではないかと思うがどうだろう。若い時期には、百姓というと、蔑称のように感じた時期もあったが、今は私にとって、ある意味憧れなのかも知れない。何でも出来るログビルダーで食えるかと言うと、難しいかも知れないが、そう言う生活スタイルが良いのではと、今は感じている。