土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

ツリーハウス完成。FM「高知が元気になる家」を収録しました。

2012年03月02日 09時26分11秒 | Weblog

ツリーハウスが完成しました。大学生達が取り組み始めて2年。ついに完成です。先日物部キャンパスで、FM高知の、「高知が元気になる家」の収録が行われました。2週放送されますが、木曜の朝7時55分に放送されます。

ツリーハウスの中で、代表で坂田さんと北川さんが、横山さんと話をしてくれました。ともかく時間はかかったけれど、全てが楽しかったと言ってくれたのが、印象に残りました。建築は一部の専門業者の物と、近年なっていますが、本来自由に建てて良いのが基本です。基本は土地の素材で土地の人が建てるでした。しかし流通の効率化が進み、大手メーカーが全国に進出する事により、単一化、生産性重視となり、良い家の定義が見えにくくなっています。確かに、車のように造られた部品を組み立てる事による、製品の安定性はありますが、素材の出所や安全性は、メーカーからの一方通行でしかありません。30年で、大量のゴミになる家を作って来た流れを、長期優良住宅等と言う言葉のマジックで変える事は出来ません。梼原町の鍛冶屋さんが、こう言っていました。土佐山田の大きな鍛冶屋とうちの違いは、土佐山田の大量に作る鍛冶屋さんは、点数で言うと、65点~70点の品を作るが100点は無い。私の作品は50点の失敗作もあるが、120点の作品もある。もちろん失敗作は、売らない。そう言う事なのだと思う。ただ住むだけの家は、安い素材、早く仕事が出来る大工を集めれば誰でも作れるが、本当に良い家は、志のない職人には作れない。いや作らせて貰えないと思う。今問題なのは、営業の強い所に仕事が集中していて、本来の仕事の質に、仕事が来にくくなっている事なのかも知れない。我々小さな会社には、より分かりやすいデザインが必要だと感じている。