土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

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200年住宅構想。

2011年07月08日 08時58分26秒 | Weblog

200年住宅構想と言う物があります。先進国の中で日本は、長寿命の住宅の割合が、圧倒的に少ないのだそうです。土地神話、必ず土地が上がるという戦後からの常識のなかで、スクラップ&ビルドが常識となり、古い住宅は壊す事が常識となってしまい、又、木材等の建材が不足する中、20年~30年の寿命しかない住宅ばかり建てて来たのです。貧しさもあったのですが、戦前は何世代も住み継ぐ家作りが基本でした。100年~200年持つ家が、溢れていたのです。長く建っている建築には共通項があります。構造材が大きい事。バランスが良い事。土地の素材で作っている事。柱が表しになっている事。長い軒が有る事。屋根がシンプルで有る事。基礎がしっかりしている事。そして愛される建築である事です。現在の建築は設備等にお金を使い、構造は見えない事もあり、年々細く、頼りない物になって来てしまいました。屋根も、気候の違う、欧米のような、ほとんど軒のない建築になり、寿命をちじめる結果になってしまいました。屋根も、基礎も、柱等の構造も、見えないし生活に困らないので、クレームが来ない為、どんどん貧弱になってしまいました。施主の無知もありますが、メーカーも大工も、プライドを捨て、利益追求に傾いたのも、原因。建築基準法の罪も多々あると感じています。守れば良い建築のような錯覚を作ってしまった。最低限、安全な家なのに。アイビーの建てる家は、プライドを持って建てて行く。そうする事が当たり前で、100年以上持つ家は普通なのだ。


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