打合せ会議の後「昼飯でも一緒に!!」と中華料理店に向かったが生憎の定休日で、途中に見つけ
た蕎麦屋さんに逆戻り...。工業高校グランドの近くにあり、以前から気になっていた蕎麦屋
さん、しかし、店の前にある駐車場は一杯で近くの駐禁にならない路地に止め入店。店内はさほ
ど広くはないが椅子席、カウンター、小上がりがあり昔からある蕎麦屋といった感じかな...
早速メニューを眺め“天ぷらそば”で衆議一決..。ほどなくしてトレーに載せられ運ばれてき
た“天ぷらそば”、えびが2本と大葉の天ぷらが小皿に別盛りで、サクサクして汁に浸すのがも
ったいないほど上手に揚げてある。「でも、“天ぷらそば”だよな」と細麺の蕎麦の中に浸すこ
とにしたが、ちょっと濃いめのタレとの絡みもよく、久しぶりの“天ぷらそば”美味かった!!..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
( 12/10 撮影 )
今日10日、JR函館駅は開業120年を迎えた..。その歩みを振り返る企画展 “函館駅の
いま・むかし・みらい展” が、函館駅前のはこだてみらい館で開催されており、この機会にと
足を運んできた。パネルで海岸町で開業した初代の函館駅舎から現在の5代目となる駅舎まで
の変遷を写真や地図などで紹介され、特に4代目駅舎の赤い三角屋根や屋根下にある大時計な
ど、今となっては懐かしい駅舎が150分の1のペーパークラフトで製作されている....
圧巻は、鉄道模型のジオラマ...。町の景色や情景が細かく再現されており、その中を係の
方が「走らせましょうか?」と新幹線の鉄道模型がジオラマの中を走らせてくれる。子どもの
ころ「こんなの欲しいなあ」と指をくわえて眺めていた時代に遡った気分にさせられた。その
ほか、青函トンネル海底駅に設置されていた駅名板や寝台列車「北斗星」や快速「海峡」、豪
華寝台列車「四季島」などゆかりの車両が精巧に再現された鉄道模型も並べられている...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
昨夜、ともえ大橋を車で走っていると、函館港外に灯りが派手に輝いている船が見える..。
港でイルミネーション?でもないだろうにと思いながらも灯りに引き寄せられ函館漁港まで引
き返した。どうも、タンカーのようだが函館港ではあまり目にしない船に、今朝改めて車を走
らせる。港外の錨地に停泊していたのは、大型LNG運搬船“エネルギー ナビゲーター”...
“エネルギー ナビゲーター”は、4個のモス型球形独立型LNGタンクを持つ液化天然ガスを輸
送する運搬船...。全長277m、総トン数11万9千トンで、平成20年に竣工し、マレ
ーシア、オーストラリア、サハリンなどから、主に関東、関西方面のガス会社向けのLNG輸
送を担っているようだ。4つのタンクを持つ珍しい輸送船、なかなか目にする船ではないが、
何で函館港に停泊?、物資の補給でもなさそうだし、海が荒れているわけでもないのに...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
今朝、新雪が10cmほど積もり、「湿った雪でほっといても溶けるんだろけど」と愚痴を言いな
がらも雪かきに汗を流す...。「この雪なら“香雪園”は綺麗かも」と、雪かきもほどほどに車を
走らせたが、園内の木々には白い雪を被りまるで雪の花を咲かせているような光景。雪かきに精を
出す係の方に「雪吊りのある中通りが綺麗だけど、早くしないと雪が落ちるよ」と促される...
既にカメラ片手の散策を楽しむ人や、犬を連れての散歩する人の姿も見受けられ、負けずに園
内を歩き回る...。“香雪園”は京都の浄土真宗知恩院の貫首が来函の折に「雪の中に梅香る
園」という意味で名付けられたというが、確かに“香雪園”の雪景色は、また格別な味わいを持っ
ている。30分ほど“香雪園”の雪を踏みながら歩いたが、まさに「風景式庭園」を形成する“香
雪園”の雰囲気を醸し出してしくれる。一廻りしたころには、雪が次々と落ち始めてきた...
( ※ 小さな写真5枚は左クリックで拡大する。)
今月1日から“函館駅前広場”に点灯されているイルミネーション、訪れた人たちを楽しませて
いる..。平成28年の北海道新幹線の開業にあわせ、新幹線で函館に訪れた観光客の皆さん
を温かくおもてなそうと始めた事業で、およそ12万個のLED電球を使用した華やかなイルミ
ネーションが、函館駅に来られた観光客の皆さんを大門地区に誘導するような光の回廊...
周辺の植え込みには、青を基調にした灯りで海や波を表現され、函館山をイメージしたという
三角形のオブシェは、道南杉を活用し高さが最大6mで、吊された大きな球状は漁り火をイメ
ージしたものでゆっくりと点滅し雰囲気を醸し出す..。さすがに60mほどの光の回廊を通る
観光客も旅行鞄を置いて、スマホやカメラを取り出し記念撮影を楽しんでいる姿も見られる..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
( 12/05 撮影 )
「“新幹線車両”が陸揚げされているよ、急げば間に合うぞ!!」と電話をもらう...。廃車にな
る“新幹線車両”が船で函館港に来るという話は聞いていたが、それだなとばかりに港町ふ頭に車
を走らせる。ふ頭は立ち入り禁止で中には入れなかったが、ちょうど陸揚げ作業が終わり“新幹
線車両”2両がふ頭に並べられ、車両を運んできた貨物船「さんゆう丸」が離岸したところ...
今回陸揚げされたのは、3月に東北新幹線を「やまびこ」とし運行中、福島県沖を震源とする地
震の影響で脱線し、廃車となったH5系の“新幹線車両”...。10両編成のうち6両が七飯町
にある新幹線総合車両所で訓練用として活用される最初の2両が到着、このあと2回函館港に運
ばれてくる。“新幹線車両”といえば、平成26年に北海道新幹線車両が初めて港町ふ頭に上陸と
大騒ぎをした記憶があるが、今回の陸揚げはその記憶を蘇らせてもらったような気がする...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
例年、「はこだてクリスマスファンタジー」のオープニングを彩っていた “JALベルスター”
によるミュージックベルの演奏...。コロナ禍前には、毎年のように演奏を披露しクリスマ
スムードを盛り上げてくれていた。今年はステージイベントが中止となり、“JALベルスタ
ー”も来函予定はないと思っていたが、「函館空港でやるようだよ、暇だったら行ってみたら」
とのメールをもらい、それじゃ是非聴きに行かなくちゃと雨の函館空港に車を走らせた...
“JALベルスター” は1995年に設立された、客室乗務員8人で構成するハンドベル演奏チー
ム...。今年は10月に結成され、フライトの合間を縫って練習を重ね、函館の他札幌や熊
本など全国の空港やホテルなどで演奏し、利用者への感謝の気持ちを届けているとのこと。今
回は、「遺愛女子中学校ハンドベルクワイア」 の皆さんも参加し、「ジングルベル」などお馴
染みのクリスマスソングを、息のあった演奏で市民や搭乗客の皆さんを楽しませてくれた..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)