今だに『国の借金』理論で破綻病を拗らせている人がいますね。
つい先だっても立憲民主党の枝野幸男が
『減税をすれば財政が悪化する』と頭の悪い事を宣うていましたが、流石に党内からもバカ扱いされるでしょう。
毎度お馴染み、日曜日の朝からバカと無知と知的障害レベルのコメンテーターに台本を読ませて世論誘導を試みる『チョンデーモーニング』ですが、相変わらず国借金理論で破綻病全開にエンジンを吹かしています。
拙著ブログに於いても、この破綻病と言う恐ろしい病については2015年に掲載しています。
宜しければ一読下さい。
日本と言う国が債務不履行に陥る事は、少なくとも今後5年以内にはありません。
ものの計算によれば、デフォルトする確率は1%未満だそうです。
今般、市場は日銀がまた利上げするぞ!と読み日銀買いオペに応じず応募割れを起こしていました。
『日銀の利上げで国債の利払いが増えて大変な事になるぞ!』と、またぞろ破綻病罹患者が騒ぎ立てる始末。
しかし、借金ばかりに目を向けて資産には全く触れません。何故なら病気だからです。
政府資産の8割は金融資産ですから、利上げをすれば収益が上がります。
債務と資産の利子を見れば政府は薄っすらですが黒字です。
銀行も、日銀が利上げを昨年秋頃からチョロチョロ漏らすので、利上げに備えて売却を控え利上げと同時に売却し3兆円を超える利益を手にしています。
こんなものはある種のインサイダー取引きです。
破綻病患者は『利上げ』により利払いを問題視して騒ぎまくり財政均衡を声高に叫びます。だいたいが反政府、反アベノミクス、反日の連中ですから、お里が知れると言うもんです。
そもそも、マイナス金利政策は『労働者』の為の政策です。
雇用を確保し、賃金を上げるものです。
バブル崩壊以降『失われた』何とかと言う状態は金融政策と財政政策の失敗...と、言うかマクロ経済理論からかけ離れた政策で、全くの間違いです。
それを積極的に是正さ雇用を伸ばしたのがアベノミクスです。
円安是正の為に、利上げなどすればまたもや我が国は没落します。
政府はそもそも円安で50兆円ていど利益を上げています。
つまり、今日本で一番儲けているのは大手企業と、政府と銀行です。
政府が利益を上げ懐に入れているのが間違いです。全て国民に還元しなくてはなりません。
還元とは簡単で減税と給付です。
円安と物価高に対抗する手段は利上げではなく『減税』です。
円安で増えた収益は、輸入に頼る中小零細企業に回す事です。
日本は破綻しません!
だから減税で景気浮揚しなければなりません!
利上げと円安で儲けているのは銀行と政府です!
一番苦しいのは一般国民です!
CDSをご存知ですか?
クレジット・デフォルト・スワップ
国債や企業の債券に対する『保険』の様なものでデリバティブ商品です、要するに金融派生商品です。
破綻リスクが高いものは、当然支払いが高くなります。
一般のサラリーマンとF1ドライバーでは、生命に対するリスクはドライバーの方が高いので、保険掛け金が高くなりますね。
そんな様なものです。
破綻するリスクの高い債券は、高い保険料となります。
bps(ベーシスポイント)と言うもので表されます。
100bpsは1%になります。
トルコ 263.25bps=2.6325%
エジプト 562.1bps=5.621%
アメリカ 36.88bps=0.3688%
イギリス 24.25bps=0.2425%
トルコやエジプトはリスクが高いのでbpsが高くなっています。
この数値は当てずっぽうではありません。
市場原理に基づく数値です。
そしてCDSは5年ものですから、エジプトなどは5年で額面の28%を支払わねばなりません。
逆にアメリカ国債は1.8%の掛け金です。
しかもアメリカ国債は海外でも大量に買われています。
かなり信頼度が高いですね。
では我が国はどうでしょうか?
日本 23.22bps=0.2322%
しかも殆ど変動なしです。
5年の掛け金が1.1%でアメリカより低いのです。
しかも自国通貨立て、90%が国内保有です。
破綻のしようがありません。
例えば、日本国債が10年後破綻すると仮定しましょう。
CDSは10年で2.3%です。
国債の利子が1%ですから、10年後には10%です。
10%−2.3%=7.7%
しかも破綻すれば元本を保障してくれます。
10年後破綻して、更に7.7%の利息を受けとり元本も戻ります。
こんな金融商品はありませんよ!
素晴らしい!
逆に買いです!
必ず儲かる!
これで一体、どうすれば破綻するのでしょうか?
仮にCDSが同じなら、破綻するまで500年ほどかかる計算になります。
破綻病にはCDS!
処方箋はCDSで。