この山を見ると何故かおいしそうなコーヒーを思い浮かべるのは私だけでしょうか。米国北西部の秀峰・レーニア山のあるマウント・レーニア国立公園に行ってきました。1899年に議会に承認された、アメリカで五番目に古い国立公園です。レーニア山の標高は4,392m、大小26の氷河をいただく巨大な山です。とにかく天気に恵まれ、どれだけの時間この山を眺め、何枚の写真を撮ったことでしょう。まずは色々な角度から、この神々しい山と向き合って見てください。


自然観察から少し離れますが、国立公園への旅行で私が気になるものの一つは「ロッジ」です。国立公園内は一般の商業活動が一切禁じられており、コンセッショネアたる一企業のみが国立公園を管轄する内務省独占契約のもと、宿泊先としてのロッジの経営等を担っています。この国立公園内ではロッジが二つだけあり、その一つ1916年に建てられたParadise Innに一晩泊まりました。どこのロッジも雰囲気があり、私は大好きなのですが、ここもなかなか良かったですよ。特に高い天井のロビーの雰囲気は大変良く、生のピアノ演奏に加え、二つの巨大な暖炉に火がつけられおり、多くの家族が談笑したり、カードゲームに興じたりしています。

自然観察の方ですが、標高1,500m程度のParadise地区での高山植物観察を予定していたのですが、例年になく多くの雪が残っており、その名の通りのお花畑は見られず残念でした。そこで、予定していた所より少し低い所を対象にしたレンジャーによる観察会に急きょ参加。そのおかげで、注意していなかった道路際や建物のすぐ横など、色々な所に目が行くようになりました。ビジターセンターで手に入れたWildflowerのブローシュアでは、この近辺で観察される種として46種の花を写真入りで紹介していますが、限られた時間で私が観察できたのは9種類のみ。しかも名前の判別ができたのは左から二枚分だけです(左からAvalanche Lily, Pink Mountain Heather)。

二日間の滞在で短いものを中心に6つのトレイルを歩いたのですが、最も素晴らしかったのが"Snow Lake Trail"。片道1時間程で、周りの山々の風景と足元の花々を楽しんでいると、あっという間に、水源を氷河に求めるSnow Lakeという湖に到着します。左から一枚目と三枚目の写真、Unicorn Peakの頂上の形も大変印象的です。これまでの人生で楽しんだトレイルの中でも、実に思い出深い・・・。

二日間、精力的に公園内の各地を巡りましたが、期待していたほど、鳥や獣には出くわしませんでした。動物の観察という意味では、昨年夏に訪れたRocky Mountain National ParkやYellowstone National Parkの方が凄いのかもしれません。最後に、それでも出会うことのできた動物たちをご紹介します。左から、Mule Deer、Clark's Nutcracker、Hoary Marmot(親子?)、Cascade Golden-mantled Ground Squirrel(?)、Belted Kingfisherです。

次回ここに来ることがあらば、やはり登るのでしょうかね、4,392mまで。








自然観察から少し離れますが、国立公園への旅行で私が気になるものの一つは「ロッジ」です。国立公園内は一般の商業活動が一切禁じられており、コンセッショネアたる一企業のみが国立公園を管轄する内務省独占契約のもと、宿泊先としてのロッジの経営等を担っています。この国立公園内ではロッジが二つだけあり、その一つ1916年に建てられたParadise Innに一晩泊まりました。どこのロッジも雰囲気があり、私は大好きなのですが、ここもなかなか良かったですよ。特に高い天井のロビーの雰囲気は大変良く、生のピアノ演奏に加え、二つの巨大な暖炉に火がつけられおり、多くの家族が談笑したり、カードゲームに興じたりしています。




自然観察の方ですが、標高1,500m程度のParadise地区での高山植物観察を予定していたのですが、例年になく多くの雪が残っており、その名の通りのお花畑は見られず残念でした。そこで、予定していた所より少し低い所を対象にしたレンジャーによる観察会に急きょ参加。そのおかげで、注意していなかった道路際や建物のすぐ横など、色々な所に目が行くようになりました。ビジターセンターで手に入れたWildflowerのブローシュアでは、この近辺で観察される種として46種の花を写真入りで紹介していますが、限られた時間で私が観察できたのは9種類のみ。しかも名前の判別ができたのは左から二枚分だけです(左からAvalanche Lily, Pink Mountain Heather)。




二日間の滞在で短いものを中心に6つのトレイルを歩いたのですが、最も素晴らしかったのが"Snow Lake Trail"。片道1時間程で、周りの山々の風景と足元の花々を楽しんでいると、あっという間に、水源を氷河に求めるSnow Lakeという湖に到着します。左から一枚目と三枚目の写真、Unicorn Peakの頂上の形も大変印象的です。これまでの人生で楽しんだトレイルの中でも、実に思い出深い・・・。




二日間、精力的に公園内の各地を巡りましたが、期待していたほど、鳥や獣には出くわしませんでした。動物の観察という意味では、昨年夏に訪れたRocky Mountain National ParkやYellowstone National Parkの方が凄いのかもしれません。最後に、それでも出会うことのできた動物たちをご紹介します。左から、Mule Deer、Clark's Nutcracker、Hoary Marmot(親子?)、Cascade Golden-mantled Ground Squirrel(?)、Belted Kingfisherです。





次回ここに来ることがあらば、やはり登るのでしょうかね、4,392mまで。