ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

ポトマックの我が家の庭

2013年02月10日 | 日記
このブログで紹介するのは初めてになりますが、我が家の裏庭もなかなかのフィールドです。バードーフィーダーを立て、写真にあるように食卓から窓越しのバードウォッチング。コーヒーでもすすりながら。外が氷点下の日でも全く問題ありません。実はもっとも贅沢なバードウォッチングの方法ではないでしょうか。今日はバードフィーダーに餌を詰め、食べ残しのコーンフレークを少し撒いたりして近所の鳥を呼んでみました。



今日は実に多くの鳥が来てくれて、だいたい我が家から見られる鳥の太宗が観察できました。やはり冬枯れのこの時期、この鳥はとっても目立ちます。日本にもいないタイプですし。アメリカでは複数の州で「州鳥」と指定されている人気者、Northern Cardinalです。セントルイスでは、大リーグ球団名にもなっています。真っ赤なのはオス、地味な方はメスです。



下の4種はいわばレギュラーメンバー。左から、Dark-eyed Junco、Chipping Sparrow、Tufted Titmouse、Carolina Chickadeeです。いずれもかわいい小鳥たち。通年この庭に姿を見せてくれる留鳥です。写真は撮れなかったものの、Carolina Wrenというもっと小さな鳥や木の幹に頭を逆さにして掴まるWhite-breasted Nuthatchも姿を見せてくれました。



鳥たちにエサを与えると、この人たちも必ず活発に姿を見せます。我が家の庭に住んでいるリス、Eastern Grey Squirrelです。頭から尻尾の先までは50センチ近くまであります。アメリカ東部に多く、本当にどこでも良く見られる種ですが、我が家の庭のリスとなると何だか特別な存在ですね。食欲は旺盛。鳥たちがフィーダーから落としたエサを一生懸命に拾っています。



庭の小さなサンクチュアリーを大切にし、これからも観察を続けます。