ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

カリブ海、ジャマイカ、ランナウェイ・ベイ

2013年04月07日 | 日記
復活祭の休暇を利用し、キューバの南に位置する島国・ジャマイカに行きました。特にバードウォッチングに行ったわけではありませんが、5日間を通じ宿泊したホテルの敷地内でも結構楽しめました。まずはハト。名前は分かりませんが、色々種類があるようです。





ホテルの敷地にはたくさんのクジャクがゆったりと歩いています。さすがに、優雅な気分になりますね。







アメリカのMockingbirdのような鳥が最も多く見られました。非常に俊敏な動きですが、余り人間を怖がらない様子。何だかリゾート客ウォッチングを楽しんでいるよう。子育ても、ホテルの敷地で。











大変微笑ましいでしょう?海沿いのボードウォークは高い波のせいで潮を被っています。そんな時にはこのカニの大群が登場です。



写真には撮れませんでしたが、薄暮の頃、外で夕食を楽しでいると、なんとBarn Owlが横切って行きました。トロピカルなヤシの木にほんの少し留まった後、あっという間に闇の中に消えて行ってしまいました。新大陸にしかいないとは知っていましたが、ここメリーランドあたりの農業地帯にいるようなイメージがあったものですから、熱帯にもいるの?という感じです。その他にも、北米で見られるKestrel(チョウゲンボウ)も移動中のバスから見られました。

最後は名前が分かりませんが、Warblerの一種でしょうか。鮮やかな黄色が印象的。もしかしたら、そろそろ北米に渡ってくるYellow Warblerかなと思い、改めて大海を横切って渡りを行う鳥の逞しさに思いを馳せました。我々は、一度乗継ぎ、4時間の飛行での「渡り」でしたが。生態的には、北米とカリブ地域の関係が密接ですね。