平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録12月12日(月)

2011-12-12 08:01:58 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ0.1℃

【皆既月蝕】「蝕」は常用漢字にないだけで「虫が葉っぱをむしばむ」を表していて適切と思えます。10日の夜は折りしも快晴で皆既月蝕が良く見えましたさて月は地球の一番大きな衛星で、一般的に38万km離れていると言われます。CALSAT32で10日の月を出してみると、この日は399,110km離れていると出ました。約40万㎞も離れている月でさえ、あんなに長い時間「蝕」が起こるのですから、地球のすぐそばを飛んでいる人工衛星に蝕が起きるのは当然なのでしょう。平均で約36,000㎞離れた静止衛星でも頻繁に蝕が起きているようです。

Nisshoku21may2012 【金環日食】すでに皆さんご存知のことと思いますが、来年5月21日に金環日食が見られるようです「金環日食が日本列島を横断」「全国で太陽が大きく欠ける部分日食」となっています。問題は当日晴れてくれることだけですそこで「日食グラス」今日快晴の太陽を覗いて見ました。良く見えます。黒点は見えませんでしたが…先日、日本科学未来館へ行った時、売店で買いました。㈱ビクセン製で1,400円、高い。天体諸々の解説書付きとは言え、この程度のものは千円以下で買いたいものです。

【理科離れ】昔の子どもは太陽を「下敷き」で見た。脇の下でこすって髪の毛にあて、静電気を体験した。今の子どもは下敷きを使わないし、下敷きがあったとしてもキャラクターの絵が邪魔して太陽が見えない。砂場で磁石を使い、砂鉄集めの競争をした。みかん汁で字を書いて炭火であぶり出しをした。木の葉や、木の実集めはそのまま自然観察だった今の子どもは、外で遊ぶようなことをまったくと言っていいほどしていない。理科離れになってもしかたないだろう10日(土)の先端科学体験教室「DNAって何だろう」電子工作教室「LEDを使ったクリスマスイルミネーションづくり」2つの事業に関わりました。これはほんの一部分に過ぎないが、子どもたちに理科・科学を考える機会に少しはなったと思っている。

【OSCAR-1から半世紀】今日は記念すべき日なのですね。

1957-10-04:  Sputnik 1 launched
1959-09-12:  Luna 2 launched to moon, impacted 1959-09-13
1960-08-12:  Echo 1 launched
1961-04-12:  Vostok 1 with Yuri Gagarin
1961-05-05:  Freedom 7 with Alan Shepard
1971-07-21:  Liberty Bell 7 with Gus Grissom
1961-08-06:  Vostok 2 with Gherman Titov
1961-12-12:  OSCAR 1 launched
1962-02-20:  Friendship 7 with John Glenn
1962-07-10:  Telstar 1 launched
1962-08-27:  Mariner 2 launched to Venus, closest approach 1962-12-14

AMSAT-BBから記念にコピー それにしても世界初の人工衛星から、たった4年後にはアマチュアの人工衛星を打ち上げたのですから、アマチュアの人工衛星の歴史もすごいものです。どんな形であれこの歴史は途絶えることはないと思うので、今後も歴史と共に歩んでみようかという思いを新たにしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする