平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月17日(土)

2011-12-17 08:44:37 | アマチュア無線

本日午前7時快晴-0.5℃ 大霜

【Aubiesat-1】CubeSatほか、超小型衛星のアンテナは一般的に、バネ材質のエレメントが本体の溝に巻きついていて、放出時にストッパーが外れてスルスルと伸び出るようになっています。Aubiesat-1はどうもこの方式のアンテナが伸びていないようです。したがって本体に巻きついたままになっている状態で電波を出している信号を地上では受信していることになります。それで微弱。S.W.R.も関係して周波数もずれている?EME級の設備でコマンドを送って見たいという話が出ています。もちろんコマンドを送ってもアンテナが開くわけではありませんが、かろうじてでも信号が受信出来るのであれば「本来のTelemetryを降ろしたい」ということなのでしょう話は変わって、放出前に何らかのショックでアンテナのストッパーが外れてしまったらどうでしょう。近くに相乗りしている衛星とからまってしまう惧れがあります。M-CubedとE1-Pは「くっついたまま飛行している可能性がある」ということのようです。これもアンテナがからまったり、衛星の他の場所にぶつかったりしていれば、アンテナのS.W.R.は悪化し、信号は弱くなってしまうはずです。しかし宇宙空間の様子は見えないので分かりません。いずれもかってな想像です。

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