平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録9月26日(水)

2012-09-26 08:32:49 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ17.5℃

【PROITERES】今日は信号を受信しませんでしたが、状況は変わっていないようですこの衛星が使っている周波数は1波なのだそうですね。地上局から上げた信号を受信する周波数と衛星が送信する周波数が同じ、ただ1波今頃納得しても遅いですが、そのためにCWBeaconは衛星名とS1、S2を出す間の時間が長いのですね(確か14秒くらい)なんでこんなに間隔を取るのかと思ってました。この「すきま」で地上局はコマンドを送るということです現在隙間なくCWを出していますから、コマンドを送りたくても送れない。厳しい諸般の事情は伺い知れませんが、なぜそのような設計にしてしまったのでしょう?

【内臓バッテリーは放電してないか?】ある情報によると、ISSから放出される4個のアマチュア周波数を使ったCubeSatですが、28日未明の放出がさらに延期されるかも知れませんJA6PLさんが言っていたのですが「衛星の内臓バッテリーが持つかどうか心配」これは「ISSに運び込んで放出」の最大のウィークポイントと言えます。放出が長引けば長引くほど放電のリスクは高くなりますCubeSatが最終試験を終えて「こうのとり」の荷物になる時、内臓バッテリーをフル充電しておくのだと思います。それからどれだけ時間が経ったでしょうか「こうのとり」がISSにドッキングしたのが7月28日でした。荷物になったのはおそらくその1か月くらい前。もう3か月になります「3か月の間に放電してしまっていなければよいが」という心配です「エネループ」(SANYO電機のニッケル水素充電地)を使っているCubeSatもあるようですが、地上ではしぶといですが、何せ宇宙空間のことですから心配です。最悪の事態はどの衛星からもBeacon聞こえず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする