●本日午前7時曇り3.6℃ 積もらない雪、お昼頃から夜まで
【ライフスタイル】毎日、人工衛星を追い、通信・データ受信のいわゆる「衛星通信」が当Blogのライフスタイルとなっています。しかしそれは、設備が一通り揃っていて出来ること。アンテナ、リグ、PCなど…。しかし一昨日の大風が原因でアンテナが使えない状態となり、運用を一時休止せざるを得なくなっています。
【状況説明】
◆HF帯用に3.5MHzと7MHz共用のダイポールアンテナが張ってありましたが、中央と北西側の竹支柱が大風で折れ、使えない状態となりました。昨日、支柱・エレメント・同軸ケーブルを全て撤去しました。すなわち、短波帯のワッチも運用も出来ない状態。いずれ復旧させる予定ですが、長さ13メートル(前より2m短くする)の孟宗竹1本。12mの孟宗竹1本を調達する必要があります。ダイポールアンテナそのものも新調したいと思っています。
◆中央の支柱は、長さ15mの孟宗竹ですが、末口の直径が14㎝もあり、ご太いものです。これが真ん中よりちょっと下で折れたのですが、倒れたらどうなりましょう。母屋の屋根に倒れかかりましたが、瓦等への被害は一切無し。竹が枯れたために折れたのであり、軽くなっている訳です。
◆母屋の棟にルーフタワーを設置し、これに衛星追尾用のアンテナが取り付けてあるのですが、アンテナにダイポールアンテナのエレメントが絡まりました。ダイポールアンテナの支柱が倒れた時は不在で、翌日の昼まで気付かないでいました。しかし、倒れた様子をちゃんと見ていた人が4人いたのです。裏の家の倅さんが家を新築するので普請が始まっています。現在土留めの擁壁工事が進行中です。その土建屋さん4人です。もの凄い突風が吹き、バリバリドスンと倒れたとのこと。当BlogとXも帰宅が遅かったため、この事態を告げないまま、土建屋さんはお帰り、翌日の昼ころ知らされ、現認した次第。
◆なんと、ルーフタワーを見上げると、2m八木アンテナが地面の方を向き、エレメントが1本折れています。竹竿等の片づけを始めた時、土建屋さんと話をしたのですが「昨日は、あの八木アンテナは曲がっていなかったけどなぁー」しまった、倒れた日、気づかないまま、2回衛星を追ってしまいました。その時ダイポールアンテナのエレメントが2mの八木に絡まっていたのです。絡まったまま回したので、エレメントは折れ、アンテナはあらぬ方向を向いてしまった。相当無理してローテーターを回したことになります。
◆以上のようなことから、アンテナ直下型プリアンプは、アンテナが向いていないために感度低下で異常と勘違いしたのか、あるいはなんらかの衝撃で機械的ダメージを受けている可能性もあり、いずれにしても降ろして点検し、判断することにしています。
◆アンテナ直下型プリアンプは、今はもうありませんが安展工業株式会社「アンテン」の「GRA-2020」です。この名がどうしても出て来ず、28年前のCQ誌の広告で確認した次第。この機種が販売されていた当時の広告に出ているはずと思って古いCQ誌を引っ張りだしました。1989年(平成元年)6月号47ページから3ページに渡って「アンテン」の広告がありました。当時32,000円のものです。トップページを開くとJAS-1bの記事がありました。JAS-1bはFO-20です。その後平成8年にJAS-3、今健在の「FO-29」が打ち上げられるのですが、FO-20のこれまた顛末については、いずれ記事にしたいと思います「FO-20はなぜ印象にないのか?」がポイントになります。