●本日午前7時雨21.0℃ 梅雨空
◆この一週間、晴れ間が殆んど出ていません。よわった天気
【Entry Sat概観】↑7月3日にISSから放出された3機のうちの一つ。ISSと似た軌道を持ち、太陽同期軌道ではない。軌道要素がなかなか確定しなかったが、昨日のJE9PELさんのBlogによると「44429」で合っている(確定)とのこと◆ISAE-SUPAEROフランス国立宇宙航空学校の3Unit Cube Sat 分類としてはEducation(学術) ◆衛星からのTelemetryは、多くの衛星がそのデータをサーバーに集約する方法を取っている。また管制局はそのソフトウェアを提供している。この衛星のTelemetry受信してサーバーに送りこむ手順は次のとおり◆その前に当Blogのブラウザ閲覧ソフトはInternet Explolerですが、これだとサーバーサイトが開かず(見ることが出来ない)Google Chromeだと開きます◆それと、当Blogは最初リグ受信していたのですが、旨く行かないのでRTL/SDRで受信することにしました◆Telemetryを管制局サーバーに送りこむための道具(ツール:ソフトウェア)は次の5つ①SDR#Ver.1443(最新は1700か)②Sound Modem 9k6 BPSK(9k6のBPSK受信に特化したパケットデコーダー)③Orbitron(SDR#とDDE Trackingして受信周波数コントロール)④CALSAT32:衛星自動追尾⑤Entry Sat Decoder 0.8(Telemetryデータを解読してサーバーに送りこむソフト:送りこむための設定が必要:オラクル社のJAVAで動くソフトで、デスクトップのアイコンはコーヒーカップから湯気が出ている図柄)◆周波数は436.950MHz 送って来るTelemetryはBPSK(バイナリフェイズドシフトキーイング)なのでモードは「USB」で受信する。SDR#のUSBの受信帯域は16kHz以上広がらないが、最大の16kHzに設定◆次にTelemetryを送り込むためのハードウエアは、当然のことながらPC、そしてRTL/SDR さらに衛星追尾装置とアンテナ◆当Blogの今朝の受信で旨く行かなかった点は、RTL/SDRの周波数校正が出来ていなかったので、受信しているUSBの帯域幅の中にEntry SatのBPSK信号が入らなかったためです。受信しながら合わせるべくppmを動かしたのですが、動かす量が分からず、なかなか中に入りませんでした。旨く入った一つがデコードしたという次第
【Entry Sat】20:37 RTL/SDRの周波数校正をしていて手間取り3Frames取りこぼし。実際の信号が低い周波数(左)に見える場合はTuner correction(ppm)をプラスして合わせる。最初マイナスにしていたら逆にどんどん離れて行ってしまった。
【Entry Sat】22:14 RTL/SDRの周波数が合わせてあるので最初のFrameから採れました。6つ目はLOS近く、信号弱すぎてデコードしませんでした。
【AO-92】「Fox-1D」09:08 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA0CAW JI1VOG JA2NLT ◆Payloads:47
【AO-92】「Fox-1D」10:41 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JK2XXK JA1FMU JA6EGM JA6PL JR6DI ■受信(Call)JS6D R Q ◆Payloads:82 ◆⇐ディーアールキューは続けて打つと、このBlogのコマンドになってしまいエラーが出るので、スペースを入れています。
【AO-91】「RadFxSat」11:45 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6PL JR6UEK JS6D R Q JJ0TUC JK2XXK ■受信 JP3IVD JE1DXC JA2NLT 7L4MDM/1 JA1FMU BD4SDY
【AO-85】「Fox-1A」12:23 使える状態 DUVは流れず。3局QRVしていました。
【SO-50】13:31 ■受信 UA0SUN BD4SDy JK2XXK JS6DRQ JA1FMU JP3IVD JE1DXC JJ0TUC JA6PL JA2NLT
【AO-85】「Fox-1A」20:57 信号何も聞こえませんでした。
【AO-92】「Fox-1D」21:15 L/Vモード ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6PL JA0CAW ■受信 JK2XXK JA3VQW JH1EKH JA2NLT DS2BWU JA1FMU JA3BLK ◆Payloads:72