平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録2月13日(月)

2023-02-13 17:33:55 | アマチュア無線

本日午前7時雨6.6℃ 小雨が降っていますが、気温が高いので雪にはなりません。

【FO-99】「NEXUS」土日にLinear Transponderの運用、日曜日の夕方1番2番パスでSSTVを降ろすスケジュールが組まれます。昨日、夕方18:37のLinear Transponder運用、良好なパスでしたが、滞在10分でアッと言う間に行ってしまい。一瞬「あれっ」と思いました。JAMSATの関係者から軌道が下がって来ているというのを小耳に挟んだことと、運用スケジュールの時間が微妙にずれていることから判断して、もしかして大気圏再突入までそう長くないか?と思ったのでした。

【Sat Evolution】アプリ、Windows環境で動くアプリケーションソフトウェア。TEL.txtを読み込んで、衛星の大気圏再突入を予測出来るアプリです。やって見るとNEXUS、今年8月17日と出ました。後、半年余りで使えなくなりそうです。なお、このアプリでは大気圏再突入を地上高度310kmくらいと計算しているようです。

【Sat Evolution】Sat Evo ◇ ⇦ .zipファイルをドロップボックスに置きました。旨くダウンロード出来るようでしたら、使って見て下さい。

  解凍するとフォルダー内に「SatEvo.exe」ファイルが出来ます。これが本体、実行エクゼファイルです。同じフォルダー内に衛星名を付けたTLEの.txtを置きます。本体が立ち上がったら、テキストファイル名を.txtまでタイピングしてEnterします。画面にDecayが表示されると共にフォルダー内にも「.dk」の拡張子の付いた同じ内容が保存されます。

最後の行、Output filename for orbital evolution? のところにTLEテキスト名とは別の名前をタイピングし、Enterすると、フォルダー内にDecayまでのオービットが表示されたテキストファイルが生成されます。

 

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衛星通信記録2月12日(日)

2023-02-12 07:31:43 | アマチュア無線

本日午前7時快晴0.8℃

【IO-117】 「GREENCUBE」 JD1YCC小笠原ペディションの本土でのマネージャー役を務めているJK2XXK戸根さんのTwitterによれば、海外74局、JA51局、合計125局とQSOしたようです。ペディションのお陰で、普段この衛星のDigiにQRVしている内外局の様子がだいたい分かりました。JAでもまだQSOを望んでいる局がいるはずですが、帰り支度を始めて、事実上夕べのパスが最終だったのでしょうか。この後、IO-117はデータのダウンロードとメンテナンスのため、一週間DigipeaterはOFFになる予定です。

 【おさらいデジタル通信】 この際、IO-117のDigital Packet通信について振り返っておきます。

  JAではこの衛星に親しもうとしている局は、今回JD1YCC局を呼んだ局以外にも数多くいると思いますが、設備と運用テクニックにそれなりのスキルが必要です。それを乗り越えている今回の51局は素晴らしいと思います。もちろん現在果敢にチャレンジしている局もいるはずです。

 設備としてアンテナ、リグ 使うソフト Packet通信運用方法など  

まず、設備面 アンテナは、通常衛星通信に使っているアンテナで出来るはずですが、理想は15elementくらいの八木アンテナに直下型のプリアンプ。水平垂直2本用意して偏波を切り替えている局は良い結果を残しているようです。9element以上のクロス八木を使っている局もいます。アンテナ自動追尾が理想です。   

衛星はシンプレックスのトランシーバーを積んでいて、受信と送信を交互に行っているはずです。 

周波数は、435.310MHz ModeはFM、LSB、USBで使えることになっていますが「USB」主流です。435.310MHzは公称値であって、衛星が実際に受信出来る周波数はこれよりわずかに低いようです。SatPC32ISSのDoppler.SQFファイルにその周波数を書き込んでおきます。たとえば 435308.73 435309.30 435309.50など この周波数が合ってないとサブキャリアーの周波数がSoundmodemのマーカーの範囲からずれて行ってしまいます。当然のことながら送信周波数にドップラーを掛けて常に衛星に同じ周波数の電波が届くようにします。ここが最大のポイントです。シンプレックスですから、衛星が送信した周波数を地上で受ける場合もドップラーが掛かりますから、送受信別の周波数になる訳です。 

Digital Packet信号をレコードさせるには、UZ7HO ウクライナのAndyさんが開発したSoundmodemを使います。ボーレートは1200bpsです。300bpsを使うこともあります。

信号をレコードしただけでは、Packetが見えませんので専用のデコーダーを使います。これもAndyさんが開発したもので、Clientと呼ばれていて現在Ver.26です。これでPacketの送受信を行います。

リグコントロールソフトは送信受信別の周波数、つまりSpritの形でコントロール出来る「SatPC32ISS」というのを使います。このソフトは世界中のあらゆるリグをコントロール出来るようになっていますが、当局が確認している限りで使えているリグは次のとおりです。IC-9700 IC-910 TS-2000 FT-991 もちろんこれ以外のリグも使えるはずです。当局が何時も使っている衛星通信モードのあるFT-847は「使える」ことになっていますが、Splitでの送信が出来ず、旨く行っていません。パワーについて、管制局は30Wで出来ると言っています。

★注:大本(おおもと)の「SatPC32」と「SatPC32ISS」は全く同じものですが、接続するリグの設定は「SatPC32」の方でないと出来ません。その設定と、自局の緯度経度の入力値が「SatPC32ISS」に引き継がれていて「SatPC32ISS」がクリック一発で立ち上がるようになっています。

Packet通信の運用方法は、レコードとデコードが出来て、Packet信号がリグから送信出来るように設定できれば、むずかしくなく、要領はすぐ分かると思います。別項で書いても良いと思っています。

とりあえず  当Blog以外にも解説が上手なサイトはいっぱいありますから、そちらも参照されて下さい。   

【FO-99】「NEXUS」08:08 Linear TransponderがONになるスケジュールが組まれています。

NEXUS
1 43937U 19003F   23042.03278878  .00054854  00000-0  13813-2 0  9997
2 43937  97.1058  71.8847 0017181  23.5238 336.6790 15.39574122226557

  ↑ JE1CVLのロケーションでAOS 08:09 最大仰角18.5°の西パス

  ↑ 2023年は43日経過していますが、元期を見ると2月11日07時52分10秒(UTC)現在のもので、これが最新TLE

  ↑ 完全ループを取るためのアップ周波数補正は、前回2月4日のパスで-960Hz(SSB)だったので、その補正値で始める予定

通常、土日 Linear transponder ON 日曜日の夕方1番パス2番パスでSSTVが流れるスケジュールが組まれますが、今日のSSTVは、これまたJE1CVLのロケーョンで最大仰角2.9°のパスですので、受信は無理と見ています。来週の日曜日は仰角高いので追えます。

【FO-99】「NEXUS」08:09 V/U Linear ■交信(SSB)JH4DHX/3 −960Hz(SSB)

↑ たいへんお見逸れして澄みませんでした。JH4DHX局は、この衛星のOperating managerの大谷さんでした。衛星の運用管理いつもありがとうございます。過去にISS「ARISS」で2回、RS-44で1回、今回で4回目の交信

↑ 完全ループを取るためのアップ周波数補正は、SSBの場合で前回2月4日と同じ−960Hzでピタリ合い、パス中動きませんでしたから、そういう意味では中継器は安定していると言えます。

【AO-91】09:03 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM KH6KK/KH2(グアム島) JE6SLS JL1MZP

↑ このパス、QRVしていたのは、当局を含めて5局「常連局の点呼」状態とは言えず、新しい局も十分QRVできる余裕があったと思います。5局がお互いの交信終わり、後半JA6EGMとJE1LSL局がCQを出す余裕がありました。◇ 5局の総当たり(リーグ戦形式)QSO数「10」5(5-1)/2=10 

↑  珍しくAOS直後から連続してON、LOS近くの09:12′26″にOFFになりました。

【SO-50】10:09 V/U ■受信 JS1LQI KH6KK/KH2(グアム島)JE6EGM JA0FKM/1 JA1OGZ JA2NLT このパスワッチのみ「常連局の点呼状態」とは言えず、新しい局もQRV出来る状態だったと思います。

【常連局の点呼状態】 これについては、誰も悪いと言っている訳でなく「新しい局が上げずらい状況になるのは良くないのでは」ということです。毎日のように交信している局との交信を優先している訳でないことは分かっていますが、端から見るとそのような状態に見えるのだと思います。当局も何を隠そう常連局の一員ですので、気を付けたいと思います。いずれにしてもISS「ARISS」を始め、FM衛星でのことです。Linear衛星の場合は周波数帯に一度に多くの局が出ることが可能ですので、別の話になります。 

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衛星通信記録2月11日(土)

2023-02-11 07:59:04 | アマチュア無線

本日午前7時快晴−0.7℃ 雪晴れの朝、雪はかなり残っています。道路はアイスバーン

【大丈夫か】10時半ころ、夕べ大屋根に積もった雪が溶けだして、物凄いでかい音で「ドカーン」と下屋に落ちています。下屋に穴が空きそうな大きな音です。雪国の雪はこんなものではないでしょうが…。

【IO-117】 「GREENCUBE」 Digital Repeaterを積んでいるイタリアの衛星で、昨年の7月に打ち上げられ、Digipeaterが開放されたのは、同じく昨年の10月末のことです。軌道高度が高く、滞在時間が長いので、Digipeaterを使った通信に適していると言え、大変人気があります。

EUやW、また南極を含むVKなどもすっぽりとフットプリントに入っていますので、それらの国々とDigital Packet通信が楽しめます。

 この2月6日から13日まで、小笠原ペディションの形でJD1YCC局がこの衛星にQRVしていますので、JAはもとより、海外の多くの局が呼んでいます。

 昨夜(10日)の時点でJD1YCC局とDigital交信した局数は、海外局を含む合計で88局、そのうちJAが40局とのレポートがあります。

今日11日(土)午後のパスまでで「98局」と交信したようです。

今日11日(土)夜のパスまでで「108局」うちJA「42局(39%)」と交信したようです。

  【反省文】 13日までの間、まだ交信していないJA局中心に多くの局が呼ぶでしょう。当然のことながら交信が済んでいる局は呼ぶのを控えなければならないのですが、何を隠そうJE1CVLは2回目を呼んでしまいました「ペディションご苦労様です。頑張って下さい!」の意味を英短文で1回上げただけなのですが、連続CQを誰も呼ばない状況下であったとは言え、そんなことは全く余計なことでした。皆がそんなことをしたら、大変なことになります。大いに反省しています。

 【JD1YCC EME】 JD1YCCの小笠原ペディションの主目的は、EMEと聞いていますが、成功しているようです。奈良のJA3IKC東口さん経由で見せていただいた「DU9JJY TazさんがEME通信成功した時の画像」の一番上にJD1YCCが見えるのです。今朝8時頃のことです。

  ↑ Tazさんが交信したのはOK1DFC チェコの局ですが、QRZ.COMを見るとビッグガン。相手がこれくらいの設備だとこちらが非力でも交信可能ということで、Tazさんはシングル八木とコメント、エレメント数は未確認 周波数はUHFの432.063MHz WSJT-X Mode Q65-60B

【FO-29】17:15 V/U Linear ■交信(SSB)JS6DRQ JR0UIU/1 280~190Hz(SSB) 

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衛星通信記録2月9日(金)

2023-02-10 09:00:50 | アマチュア無線

本日午前7時曇り0.8℃ 7時半頃から細かい雪が降り始めました。

午前9時現在、薄っすらと積もった程度、道路に雪はありません。

 【雪】10:30

【ISS】ARISS 09:55 Cross Band Repeater ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM JA7TTU ■受信 中国局1局 JK4DHT JH1HGI JE0KBP JO1SSV JE3HCZ JA7IUX JE3HCZ局に呼ばれましたが、LOS近くで山蔭になり返せませんでした。JK4DHT局を呼びましたが、ダブって応答確認出来ませんでした。

↑ 誰も悪いとは言っていませんし、何を隠そう当局も「常連局」ですが、確かに「常連局の点呼」状態。これだと新しい局は上げる余地がないと感じて、敬遠するかも知れません。嫌気が差すかもしれません。新しい局が出やすい環境を作るのも大事と思っています。

 【NOAA-18】10:07 九州にはもう雲がない。関東の雲行きも、もう少しでピークを過ぎるか。

【SO-50】11:02 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM JA2NLT JK4DHT JA8KGG ■受信 JR6DI KH6KK/KH2(グアム島) JH1MKU

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衛星通信記録2月9日(木)

2023-02-09 11:24:58 | アマチュア無線

本日午前7時快晴−1.0℃ 今日は良い天気、明日以降崩れる予報 

 【私設気象台】  明日、雪の予報が出ていますが、積もることはないでしょう。南方の雲薄いです。

  【NOAA-18】10:19 今まで同期ずれや、ノイズが入って満足な画像になりませんでしたが、RTL-SDR Dongleを別のものに変えて受信したら、1回同期ずれはありましたが、まずまずの画像が取れました西に雲の固まりが見えますが、南岸低気圧が東に進んで来ると関東でも雪の予報

【SO-50】10:39 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM OFFでAOSして来た感じ。74.4HzのToneを重畳した信号を送ってONにしました。

【IO-117】 「GREENCUBE」 11:40 JD1YCCは、EMEシステムの故障に対応しているため、この衛星へのQRVはままならないとのことです ↑ MicroSoft社のWeb上で動くSatellite Tracking リグもアンテナもコントロール設定出来るようですが、今のところ見ているだけ IO-117を実際に追っている周波数に直して、SatPC32ISSと比べたところ、当然のことながらピタリ合っていました。後どれくらいの時間で次のパスが来るかなども表示されます。衛星の高さ、FootPrintなどVisualで良く出来ています。

  

【IO-117】 「GREENCUBE」 15:14 「JD1YCCが応答Packetを上げている」との情報を得てからQRV、ノートPCの立ち上がりが長かった。海外局含めて20局以上が交信した様子

【ISS】「ARISS」17:14 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JR6DI JL7CTR JI1AAF ■受信 JA5OVF JE0KBP JE6WUD/4 〇〇〇INE

【FO-29】17:20 V/U Linear 良好なパス −20Hz(SSB)

【RS-44】18:31 U/U Linear 良好なパス −940Hz(SSB)

 

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衛星通信記録2月8日(水)

2023-02-08 15:40:24 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ4.4℃ やがて曇って来て、午後3時過ぎ通り雨程度に少し降りました。

【IO-117】「GREENCUBE」13:06 ◇ 13:11JSTにJD1YCC(小笠原)の最初のCQ Packetが上がりました。ワッチしていたJA局が一斉に呼びますが、応答Packetは一つも上がらず仕舞い。CQは都合10回見えました。CQは上がるのですから、応答Packetも上がってよさそうなものですが、訳が分かりません 当BlogもW局の見えない時間帯に呼びました。

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衛星通信記録2月7日(火)

2023-02-07 08:43:07 | アマチュア無線

本日午前7時薄曇り3.1℃

【FO-29】17:25 V/U Linear −10Hz(SSB)ループ取りをしてダウン信号明瞭なるを確認

【RS-44】17:46 V/U Linear −1,040Hz(SSB)ループ取りをしてダウン信号明瞭なるを確認 

【おさらい高速データの受信法】  2021年1月28日 MyBlog記事再掲

    

【高速データTelemetry受信の基本設定】 当時JA0CAW佐藤さんがBlogで紹介していた記事をまとめたものですが、改めて確認しておきます。FO-99(NEXUS)は38k4、Bobcat-1は57k4の高速Telemetryを降ろしています。57k4は今まで広く使われていた9k6(9600bps)の実に6倍の速さです。 SDR#では受信出来ないので「HDSDR]を使う  PCのサウンドカードのサンプルレートを「96000」にする  HDSDRのBand WidthをFO-99(NEXUS)の場合は「96000」Bobcat-1の場合は「192000」にする  ドップラー追尾はOrbitronのDDE Trackingを使う(HDSDRのオプションにDDE Trackingあり)  Trackingしている場合の周波数合わせはSDR DongleのTuner Correction(ppm)の数値を変えて行う  Sound Modemは、それぞれの衛星に特化されたスピードを持つバージョンを使う  受信モードはFO-99(NEXUS)が「SSB」Bobcat-1は「FM」FO-99(NEXUS)は高速で何を降ろしているかと言いますと、NEXUSが撮影した画像データです。画像化は可能のようです。ウクライナのAndyさんは、公開されている画像化のフォーマットを使って画像化に成功したようです。

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衛星通信記録2月6日(月)

2023-02-06 11:09:35 | アマチュア無線

本日午前7時快晴−2.6℃

【IO-117】「GREENCUBE」  の動向 S5Labから辿るTwitterによれば、データのダウウンロードとメンテナンスのためにDigipeaterを1週間止める予定の変更があったようです。当初のOFF予定は、日本時間2月7日午前8時59分から13日午前9時01分まで。それが1週間伸びて、日本時間14日午前8時59分から20日午前9時01までのOFFに延期されたようです。

延期された理由は、JD1小笠原へのペディション(2月7日から13日)が予定されていて、IO-117のDigipeaterへもQRVしたいという希望が通った形のようです。 

小笠原は一つのエンティティですし、グリッドロケーターも1ポイントですから、パイルが予想されます。当Blogは、控えるつもりですが、覗くとつい上げたくなるので、リグにスイッチを入れるのもどうしようか迷っています。

IO-117のDigipeaterが開放されてから3か月、過熱も少し冷めかけたように見受けられましたが、まだ潜在的にDigipeatに挑戦している局は多いようですし、人気は今後も続くでしょう。

1月24日の夕方のパス、スリランカの「4S7AB」局がDigiアップした時、未交信局だったので、JAが8局、海外が3局、都合11局が一斉に呼びました。呼ばれた方も驚いたでしょう。そういう状況もあります。

珍局に群がるのは、短波帯通信と同じという状況がDigipeaterにもある現状と言えます(珍局を呼ぶのは人情で、当Blogもそうなのですから「悪い」と言っているのではありません。念のため)

【AO-91】09:00 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JE6LSL JA2NLT 

【AO-91 観測結果】 ↑ AOS直後の09:01′50″頃、アナウンスが1回流れ、その2分10秒後に2回目が流れました。3回目のアナウンスが流れたと同時にONになり、持続しましたが、LOSに近づいた頃OFF ダウン信号は比較的強かった。 

【SO-50】11:08 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)KH6KK/KH2(グアム島) JK1QAY JA8KGG 

【SO-50 観測結果】  ↑ 最初に聞こえて来たのは、KH6KK/KH2局、少しぼそぼそと話す局 当方の信号綺麗に上がったところで、続きが上がらなくなってしまった。もしや10分経過して落ちた(OFFになった)のではないかと思い、咄嗟に74.4HzのToneを入れて信号を送ったら、ONになったようで、KH6KK局の応答が綺麗に上がって来た。ダウン信号強く普通に使える状態 続いてJK1QAYとJA8KGG両局のCQが聞こえたのでこちらから呼び交信 2局ともIO-117「GREENCUBE」のDigipeaterにアップしている局「グリーンキューブ良く上げてますねぇー」のコメントをそれぞれ送信 大和田さん、札幌は外気温4℃とのこと、厳寒ではないようです。

【FO-118】「CAS-5A」14:07 Linear 110Hz(SSB)CWのループ取りが1局聞こえましたが、SSB運用局は誰もいませんでした。

【FO-118 観測結果】 ↑ FM Mode中継器は止まっているようなので追わず。Linear中継器、アップ周波数にFM地上違法トラッカーの混信があり、ダウンがピューピューガサゴソ言っていました。ダウン信号は強力。FO-29より強いかも知れません。完全ループを取るための補正値は110Hz(SSB)でパス中動かなかったので、その意味では中継器の安定度は良いと言えます。   

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衛星通信記録2月5日(日)

2023-02-05 13:59:31 | アマチュア無線

本日午前7時快晴−2.5℃ 初午

 【初午】立春後の初めての「午」の日が初午 屋敷内の稲荷様に幟旗を立てる

          銘文「奉納 正一位稲荷大明神 令和五年弐月初午 武州下畑村 久下氏」

 【福寿草】植物は季節を知っています。

 【IO-117】「GREENCUBE」いろいろな合間に時間を作って衛星にQRV

【PO-101】15:14 U/V スケジュール運用 ■交信(FM:Tone 141.3Hz)JA4GVA JP3IVD JG1MPG ■受信KH6KK/KH2(グアム島) BG6UKO JK2XXK JS6DRQ JK1QAY

 【完全ループについて考える】   FM衛星には関係なくて、Linear衛星の場合「ループ取り」が必要です。衛星、とりわけアマチュア衛星は、Cross Band Repeterの形ですので、アップとダウンの周波数が決まっています。発表(公表)されている周波数は正確でしょうか。いろいろな事情でずれている場合があります。 Linear衛星をSSBで運用する場合、アップダウンの周波数がピタリ合わないと「もごもご」言って聞き取れません。この時「受信固定」すなわち受信周波数をDefault「規定値」にしておいて、リバースドップラーを掛けながら送信周波数を調整(補正)して、自分のダウンが明瞭に聞こえるようにします。その後、リバースドップラーを解除して、アップ周波数を読みます。その値とアップ周波数規定値との差が補正値です。私は、Linear衛星のパス毎にその補正値を「340Hz(SSB)」のように表記しています。画像はFO-29のほぼ1年間のパス毎の補正値です。記録を取らなかった時もありますが、最近の値も含めて53回分です。※ 注:CALSAT32で、完全リグコントロールしている場合を元に記述しています。  

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衛星通信記録2月4日(土)

2023-02-04 09:30:37 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ0.3℃ 立春

【FO-99】「NEXUS」08:15 スケジュール運用 V/U Linear ■交信(SSB)JH1MKU −960Hz(SSB)良好なパスでした。

【CAS-4B】08:45 U/V Linear ■交信(SSB)7L1ETP ループ取りをするのはいいのですが、どんどん動いてしまいました。中継器の周波数安定度が悪いと言えます。SSB運用で最初、前回の補正値−1,280Hzから始めたら、合っていましたが、その後次のように動きました。 −1,530  −1,820  −1,690  −1,310

↑ 7L1ETP局とコメント交換「GREENCUBE良く上げていますねぇー」「はい、アンテナの偏波、水平と垂直切り替えられるようにしました」「水平、垂直切り替え出来るようにした件、了解」

【CAS-4A】09:18 U/V Linear Statusに「使えた」のレポートが上がっていたので追尾。間歇でONになりました。−2,660Hz(CW)⇦CWでループ取りをしましたが、かなり下げないと通らない状態

【XW-2A】09:47 U/V Linear ■交信(CW)JH0CZQ JS2GGD JR0DUL JR7XRF 

【AO-91】10:03 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JS6DRQ JA4GVA JA5OVF JK4DHT ■受信 KH6KK/KH2(グアム島)

ONでAOSして来た感じですが、信号弱くてよく分からず。10:10′34″に一旦切れ、10:13′00″に再度ON直後にJK4DHT局と交信した次第

↑ 上記5衛星、Statusに「使えた」のレポート

【FO-118】14:24 V/U FM ■交信 JK4DHT JA1CPA 7L1ETP JE0KBP ■受信 JA7IUX JK2XXK JS2GGD JA4GVA 

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衛星通信記録2月3日(金)

2023-02-03 09:07:09 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ2.2℃ 節分「豆まき」

 【豆まき】ヒイラギに、いわしの頭

【記事訂正】 1月31日(火)IO-117「GREENCUBE」に関する記事、棒線を付けた部分削除します。大きな間違いの記述でした。

↑ JA1OGZ金子さんからのリツイートは、FO-99「NEXUS」のことに付いてなのでした。1月29日(日)19:08のパスで、FO-99からのSSTVを受信したのですが、それをTwitterで紹介しました。その時「運用スケジュールより飛来が16分早かった」趣旨のコメントを付けたのですが、それに関するリツイートをIO-117「GREENCUBE」のことと勘違いしてしまったのです。当Blogの頭の中には、ちょうどその時、IO-117の軌道要素がなぜ更新されないかの考察が一杯だったので、それが勘違いの元でした。

◆ ↑【 Twitterリツイートの注意点】Twitterのリツイートには、主語が付かない場合が多いので気を付ける必要があることが分かりました。金子さんからのリツイートでも「FO-99は現在、高度が下がって来ているので…」と主語が付いていれば、勘違いはなかったと思っています。Twitterの注意点、今更ながら勉強になりました。以後気を付けたいと思います。

↑ それにしても「省略形」が多いのに驚かされるTwitterです。つまり、主語述語がなくても相手は分かるだろうの形、Twitterとは結局そういう世界なのでしょう。

【IO-117】「GREENCUBE」 軌道要素  PE0SATオランダのJanさんが、Twitterで新しいTLEを紹介しています。どのように割り出したのか分かりませんが、おそらくドップラーで判断したものと思われます。12月20日現在のものと比べると、差は60秒以内のようです。アンテナのビーム範囲で十分追えますが、SatPC32ISSで使うTLEを合わせないとサブキャリアーのマーカーが合わないことになるのかどうか、その辺これまた良く分かりません。当Blogが追った夕べのパスでは、周波数435309.30でマーカーの中心「1700」でした。後半少し下げて「1650」にしましたが、十分追うことが出来る状態を確認

GREENCUBE
1 53106U          23038.60000000  .00000000  00000-0  00000-0 0    00
2 53106  70.1702   4.7611 0008914 216.1772 243.3980  6.42557231    05

↑ 使う場合には自己責任でお願いします。

  IO-117が12月20現在のもので、GREENCUBEがJanさん紹介のもの、差は殆どない。

【SatPC32ISSが使っているTLEはどこにあるか】 皆さんご存知だと思いますが、念のため 

  SatPC32ISSを立ち上げた状態で、TLEの更新をすると直ぐSuccesful!になります。参照出来るサイトは、気象衛星を除くと5つ程ですが、更新したTLEはどこに収納されているのでしょうか、SatPC32フォルダー(SatPC32ISSもこのフォルダーに置いてある)の中に見当たりません。ユーザーのアプリケーションデータの中にあるのです。通常「C:」ドライブ直下に「ユーザー」がありますが、その中のフォルダーを次にように辿ります AppData Roaming SatPC32 Kepler このケプラーの中にテキスト形式であります。日付を見れば更新された日時がわかります。当Blogは基本的にnasabare.txtを参照しています。

【AO-91】09:46 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA7TTU JR6DI JP3IVD JA4GVA JE0KBP ■受信 JA2NLT JE6LSL JI2UQK

  ↑ 珍しく最初から最後まで連続ONでした。日照は余り良くないですが、たまたま途切れなかっただけなのかも知れません。

【FO-29】15:50 V/U Linear ■交信(SSB)JA2NLT 490Hz(SSB)

受信固定運用で、このパス、当局が完全ループを取るために補正したアップ周波数は+490Hzでした。ちなみに齊藤さんは、+850Hz(SSB)とのこと。リグ環境が違うので差があって当然ですが、360Hzの差は「もごもご」の聞き取り範囲内と言えるかもしれません。いずれにしても傾向は同じ、アップ周波数をDefault値より上にしないと完全ループが取れなかったということです。

【FO-118】16:08 U/V Linear 西の低仰角だったのでSSBでは厳しいと思い、最初CWで完全ループを取りました。−1,300Hz(CW)後半SSBに変えましたが、ダウンが明瞭に聞こえました。210Hz(SSB) CWとSSBではキャリアー位置が違うので、当然補正値が違います。運用中CWとSSBのモードを変える時は、瞬時にこの差を判断してループを取り直す必要がある訳です。

【ISS】「ARISS」17:12 Cross Band Repeater ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JE0KBP JI1AAF JL7CTR ■受信 JH7EGR たぶんこのパスからONになるだろうと思っていました。

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衛星通信記録2月2日(木)

2023-02-02 08:29:15 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ1.5℃

【ISS Stop】ARISS Digipeate & Cross Band Repeater 止まっています。

NOAA-19】09:01

【CAS-4B】09:14 U/V Linear ■交信(SSB)JF1EUY −1,280Hz

【AO-91】09:29 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JP3IVD JA4GVA ■受信(CW) JE6SLS

↑ AOS直後、一回Safemodeのアナウンスが流れ、2分10秒後2回目のアナウンスの後ONになりました。アナウンスは「Hi This is amateur radio satellite FOX-1B safe mode」です。

【NOAA-18】10:04 & 21:27

【FO-29】16:54 V/U Linear ■交信(SSB)KH6KK/KH2(グアム島)JE1TNL ■受信(CW)JA6UMJ 460Hz(SSB)-690Hz(CW)

【XW-2A】20:39 U/V Linear ■交信(CW)JJ2QXI −2,400Hz(CW)昨年の9月10日にQRVして以来使っていませんでしたが、良好なパス。途中QSBでCWの信号強度かなり落ちました。CWでループを取るのに、アップ周波数をデフォルトより−2.4kHzする必要がありましたが、これは前回と同じでした。

@XW-2A
145.660 CW
435.03760 CW
145.675 USB
40903 19k2 FSK Beacon 145.640
UpDefoult435.04000-2.4kHz=435.03760

↑ この衛星、SSBでは厳しそうなので、取り敢えずCW運用の設定でSATINFO.txtに書いた。信号強ければSSBに切り替える。

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衛星通信記録2月1日(水)

2023-02-01 09:27:07 | アマチュア無線

本日午前7時快晴−4.0℃ 厳しい寒さ 「如月」2月になりました

3日 節分 4日 立春 5日 初午 11日 建国記念日 17日 満月 19日 雨水 23日 天皇誕生日

【IO-117】 「GREENCUBE」 JE9PEL/JR6(石垣島)脇田さんのBlogから引用して紹介IO-117の軌道要素のことについて、AMSAT-BBに@Nico PA0DLO局のコメントがあるようです。それによれば「12月20日以来、新たなTLEは公表されていない」ということ、さらに「幸いなことに、ドップラー測定では、12月20日現在のTLEは非常に正確」というコメント内容になっています。

⇦12月30日現在で確認した例  1か月以上更新されていない軌道要素で、なぜ正確に追尾出来るのかよく分かりませんが、正確に追尾出来ることは当Blogも確認しています。すなわち、IO-117のパケット信号を受信して、サブキャリアーの範囲内に収まるように「Soundmodemのマーカーの位置合わせ」をしますが、これがパス中殆どずれないのです。TLEが合っていなければ、ずれて行ってしまう道理です。

【AO-91の現状】 09:13 Statusには、TelemetryOnlyのレポートが上がり続けていましたが、今朝のパスでも3回ほどSafemodeである旨のアナウンスが流れた後、4回目のタイミングの時に中継器がONになり、皮肉なことに地上違法トラッカーの信号が真っ先に59で飛び込んで来ました。押しのけてCQを出しましたが誰も居ず。アナウンスは女性の声で「…FOX-1B Safe Mode」です。最初の方がどうしても聞き取れません。Modeの発音も以前から当Blogには「ロード」にしか聞き取れない始末。送出間隔は前からと同じ2分10秒でした。さっそくStatusに「使えた」のレポート

【IO-117】追尾、JA3IKC奈良の東口さんの場合 昨日IO-117を追うための、430のアンテナを付け替え、15ele八木垂直、前も15eleだったようですが、こちらの方がゲインがあると見込んで付け替えたとのこと。効果の程は実際の運用で確認。昨日夕方のパスで東口さんがQRVされていたので「アンテナの効果はありましたかね。」の電文で確認しようとしたのですが、その電文を間違ってJA5BLZさん宛てに上げてしまいました。Poor 

↑ 「15eleアンテナが二つあるのだったら、垂直と水平二つ取り付けて、偏波を切り替えるようにしたら…」と問答したのですが、エレベーターローテーターに通してある水平ブームの長さが足りず、一つしか取り付けられないということでした。

【New year party sticker】1月10日に投函して、今日届きました。来るものが来ないと、何となく落ち着かない。

【ISS】「ARISS」18:49 V/U Cross Band Repeater ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA7TTU ■受信 JA9GIL JL7CTR BG2LIQ JA0GUM JK2XXK JI1AAF JA2NLT JF2LKG 

 

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