庭園の側からコンピエーニュ城を真正面から見つめます。
二階建ての宮殿が横に広がっています。
中央には、装飾のない破風を、4本のイオニア式の柱で支えるような構造を見せており、威厳を保っています。
前回の城の構造図を参照してみると、中央の出っ張った場所の部屋はAppartement de l'Empereur et du Roi、皇帝と王の間、と呼ばれています。ナポレオン1世そして3世のことでしょうか?
その向かって右側はAppartement de l'Impératrice、皇后の間、となっています。
向かって左側はAile de la Reine、王妃翼、と呼ばれる建築部分ですが、内部の間の名称は、Appartement du Roi de Rome、ローマ王の間、と言われています。
ローマ王、というのがよくわからず、最初はローマ法王のことかなと思ったのですが、辞書で確認すると、ナポレオン1世の息子、ナポレオン2世を指すそうです。
こんな些細なことでも、ブログを書くことを通して発見でき嬉しくなりました。
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