ギンギラ太陽'sx劇団ショーマンシップ「奪われた手紙」福岡民間検閲局

　こないだ、ギンギラ太陽'sx劇団ショーマンシップの「奪われた手紙」を見てきたのである。場所は、福岡の地下鉄唐人町駅から、徒歩２分くらいの、唐人町ブラザ甘棠館２Ｆなのである。「かんとうかん」と読むそうだが、難しいな。


　夜の部19:00開演でした。


　客席は、４０脚くらいかな。狭いので、客席とステージが一体となっているかのようです。ちなみに、劇終了後の写真撮影は可能とのこと。戦後間もない頃を再現したセットです。



　ネタバレになるので、キーワードだけ載せときましょうか。ちなみに、福岡のお話です。

・ＷＧＩＰ：War guilt information program)GHQが戦後日本人の思想や価値観を変えようとした政策
・CCD:民間検閲局　新聞・雑誌・ラジオ・演劇・個人の手紙を検閲した。
・CIE:民間情報教育局　WGIP同様、学校教育に干渉
・九大生体解剖事件
・長崎の原爆
・西日本新聞における、検閲官募集の広告

　極端に思想だったところもなく、坦々とお話は進んでいきます。漫然と知っている内容もあれば、福岡でこんなことが行われていたという新しい発見もあります。ギンギラの看板もしょっているので、いつものかぶり物もありますが、劇団ショーマンシップとコラボなので、そうでない部分もあります。どちらの劇団員もレベルは高く、十分に楽しむことができました。

「本日は、有り難うございました。これからの写真撮影はオッケーです。どんどん口コミで宣伝してくださいね。皆様の宣伝が頼りです(笑)」
「じゃあ、一枚・・」

　ビルの前でお見送りをしていただきました。↓ちょっと、ピンぼけ


　皆さん、スタッフです。↓右の二人もです。


　真夏の夜の演劇会でした。８月いっぱいのロングランです。

　福岡市中央区唐人町1丁目10-1