東京に単身赴任していたころは、駅の立ち食いそばが好きで良く食べていた。駅だけではなく、街中には蕎麦屋が多いので、いろいろな蕎麦屋に行ったりもした。東京のそばは、黒くて醤油が効いた出汁で、N村的にはそばに合うと思うのだが、特に関西系の人にはうけが悪いような気がします。(あんな、真っ黒な出汁でうどんが食えるかみたいな)
関東系の出汁はそばには合うが、うどんには合わない気がします。また逆に関西系のだしはうどんには合うが、そばには合わない気がします。ただし、個人の味の好みの問題ですので一般論ではありません。
それと、「コロッケそば」が好きで、せっかくのサクサクのコロッケを、黒い出汁につけてふやかして食べるのが好きです。たまーにですが、東京にはから揚げをトッピングしてくれる「から揚げそば」を提供している店もあります。(これも好き)
福岡は関西系の流れの味なので、うどんが主流で関西系の薄い色の出汁が定番です。しかし、小倉の肉うどんは濃ゆい色の出汁に生姜をたっぷり入れて食べるので、どちらかというと関東系に近い味のような気がします。
たまに関東系の黒い蕎麦が食べたいなと思うのですが、福岡にはそういう店はあまりありません。あまりというのは、無いことはないという意味です。東京でも良く食べていた「ゆで太郎」が赤坂にあるのであります。赤坂といっても福岡市中央区赤坂で、ハローワークのお隣です。
ゆで太郎が赤坂に出店したというのはだいぶ前に情報が入っていたのですが、行く機会もないままだったので、ある日わざわざ行ってみることにしました。
ハローワークを目印に向かったら、すぐに発見しました。(隣だからな)
訪問は午前11時半ころです。先客は4人ほどで混んではいません。券売機で食券を買います。お得なセット物もあるのですが、そば単品+コロッケにしました。これで、コロッケそばにします。セルフ方式なので食券を窓口に出したら、水を持って席で待ちます。(立ち食いではない)
ゆで太郎というくらいなので、注文後に湯がくのでしょう。5分ほど待ったら呼ばれました。天かすは自由に投入可能です。
さくさく天ぷらを出汁に投入して、ふにゃふにゃにします。(これが好き)
福岡に出店した時、福岡市民に忖度して出汁を変えたりしなかっただろうなという疑念は払拭されました。これだ、いつも食べていたそばの出汁の味です。
うめー、完食しました。昼近くなったら続々客が訪れ始めたので、福岡市民(県外流入者がいるかもしれないが)にも受け入れられているようですこの黒いそばが好きなんじゃあ。また行くぞい。
次から使える「クーポン券」いただきました。
ゆで太郎 福岡市中央区赤坂1-6-21 Pなし
かけそば:430円、コロッケ:100円
北海道の蕎麦の出汁は札幌以外も含めて関東と同じ真っ黒の濃い味です。
コロッケ蕎麦などトッピングも関東と全く同じです。
TVで見たのですが何処かの店ではラム肉を天ぷらにして蕎麦に乗せている店がありました。
多分不味いと思います。匂いとクセが強いですから。
出汁の味ですが、店により多少差はあれど関東の汁よりも変に甘い店が多い気がします。
道産子の妻でさえ横浜に長くいたせいか、「北海道の蕎麦汁は甘くて不味い」なんて言ってます。
私は不味いとまでは思いませんが、「ここまで甘くなくても…」と思います。
これも寒い土地だから甘くしてるのかもと思いました。
ラーメンも普通の醤油でも脂ギトギトが多いですし。
ところで今頃聞くのは何なのですが、nacksさんが福岡に移住して関東との違いに驚いた、これは受け入れ難いなどはどんなことですか?
私が札幌に来て違和感は殆どなくて、冬以外は「関東と全く同じじゃん」と思いました。
ただ受け入れ難いと言えば以前からしつこいくらいに言っている運転マナーの悪さは今でも閉口します。
でもこれでも「名◯屋や、山陽四国各県よりは遥かにマシ」と自分に言い聞かせて事故らないように運転しています。
ラム肉天は、興味があります。メニューにあれば怖いもの食べたさで注文するとは思いますが、たぶん美味しくないイメージしかありません。あまり甘い出汁もいただけませんね。
福岡に転居した印象は、夏がくっそ暑いです。食べ物は、うどん文化ということと、交通マナーはかなり悪いです。ウインカーを出したら詰められるのでほぼ出しませんし、右左折でも出さない車がいます。(最近は少しマシになった)
あと醤油が甘いことです。自分はキッコーマンを使っていますが、こちらでは少数派です。言葉は、しばらくいたら慣れました。福岡県といっても、福岡・北九州・筑豊・久留米とか微妙に違います。