讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

生月町博物館島の館_長崎県平戸市生月町

2020-07-28 20:00:00 | 旅行
 こないだ、平戸の生月に行ったのである。今回は、生月町博物館島の館に行きましょう。

 実は、ここに行くのは2回目なのですが、1回目は平戸市観光協会主催のツアーで連れて行ってもらいました。地元のツアーだったので、団体扱いの入館料だったのはいいのですが、ツアー時間の関係で恐らく1/3程度しか見ていなかったのです。ツアーでは、隠れキリシタンの歴史のみについての説明があったので、今回は全展示物をゆっくりと見ようかなと。

JAF割引があるので、会員の方は忘れずにJAFカードを持参しましょう。


「JAF割引で」
「470円です」(一般520円)

 写真はOKです。このジオラマは良くできており、昔のクジラ漁を再現しています。クジラ、いい動きしてますね。


 昔、生月周辺ではクジラ漁が盛んに行われていたそうです。当時はモリでついてクジラを弱らせ、人がクジラの背に乗ってとどめをさしていました。命がけやな。また、クジラは捨てるところがないと言われるほど、活用されていました。


 近代になると漁も様変わりして、このような爆薬を使ったモリが登場します。クジラに命中するとモリは爆発し、一気に弱らせます。


 さらにクジラ漁最盛期には、キャッチャーボートにこのような75mm捕鯨砲を搭載し、先端には火薬が詰めてあるので命中するとクジラは即死するようになります。捕鯨の是非を問うのではなく、あくまで捕鯨の歴史・漁法の移り変わりについての展示です。


 クジラの巨大な骨格ですね。


 漁業があれば、農業もあります。


 これは、サネモリ(サネモリ人形)さんだとか。稲の害虫を連れて行ってもらうため(虫送り)の
藁人形ですが、パンツはくの忘れてますよ。あ、余計なお世話でしたか。


 2Fは、隠れキリシタンの歴史などの展示です。ここは、以前ガイド付きで見学したので、ささっと行きましょうか。


 最後の展示は、漁業(クジラ以外)です。もちろん、クジラ以外の魚も採っていました。大敷縄といって、定置網のひとつです。回遊してきた魚は、一度入ると出られないような仕組みになっています。


あ、リアル大敷縄だ。中に入ると、出られんぞ。(お前は魚か)


 見どころ満載の博物館で、お勧めです。


 長崎県平戸市生月町南免4289-1 無料Pあり
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