背後イノシシ

僕の働いている職場にはイノシシが出ます。伊勢志摩国立公園内の敷地であるので鳥獣保護指定地域とされており、近隣の野獣が猟で追われて逃げ込んできているため密度が高いのではないか、などと僕の周囲では実しやかに分析されています。

そんなイノシシに夜中の真っ暗闇の中で出会う恐怖については以前書いたことがあったのではないかと思います。10ｍ離れていないところから聞こえるガサガサ、ブヒブヒ、スタタタという重量感あふれる足音は本当に心臓に悪いですわ。
今日、そのイノシシが真っ暗闇に近い状況で駐車場へと向かう僕の背後を猛ダッシュで駆け抜けていきました。幸い、横切るような感じで僕の背中へ突っ込んでくるというようなことではなかったのですが、まったく肝を冷やしました。僕は人よりも怖がりであると自覚していますが、”人間まだまだ怖がろうと思えばさらに深く恐怖できるもんやなぁ”と感じました。
僕にはイノシシにビビりまくるぐらいがちょうど良いので、あんまし怖いのはもうええですわぁ。それにしてもその後、イノシシは僕の車のライトで照らし出されて本当にビックリして怖い思いをしたことでしょう。