柏島ダイビングで撮ってきた水中写真第25夜に登場と相成ったのはウミケムシです。
僕がウミケムシに関する知識を初めて得たのも小学生自分に読んだ釣りの本です。その本によれば夜釣りなんかで投げ釣りの外道として釣れるそうで、刺されるとムチャクチャ痛いそうです。釣れるからには肉食性の生物なのでしょうが、どんな生活をしているのかあまり想像できません。
知識を得てからかなりの時間が経過して、大学生になってから夜釣りをしていたときに防波堤の上からウミケムシが泳いでいるのを目撃したのがファーストコンタクトだったような気がします。
そして、今回柏島までいって、初めての海中遭遇ですわ。じーっと見ていて思ったんですけど、これは本当に刺されたらイヤなことになるだろうなぁ、ですわ。
この密集してタワシ状に生えた毛というか針というかがタチ悪そうです。グラスファイバーの繊維が肌の柔らかいところにチクチク刺さったような、そんな感じになりそうです。聞くところによるとご丁寧に毒まで仕込んであるそうで、念入りなことこのうえありません。どんなイキモノを天敵として想定してこの重武装なのでしょうねえ(人間?!)??
さて僕は幸運にもいわゆる危ない動物にかまれたり、刺されたりという経験があまりありません。せいぜい、キイロアシナガバチやガンガゼ、クラゲの類ぐらいのものです(あっ、あと嫁ハン)。
フと気になったのですがギネスブックって”アホちゃうか!!”と思うような世界記録も認定するやないですか?!世界で一番たくさんの種類の危ないイキモノに刺されたり、かまれたりの記録を持っている人ってどんな連中にかまれたり、さされたりしているのか、とても興味が出てきました。