枕草子　六十一段　橋橋はあさむつの橋。長柄の橋。天彦の橋。浜名の橋。ひとつ橋。うたた寝の橋。佐野の舟橋。堀江の橋。かささぎの橋。山菅の橋。をつの浮橋。一筋渡したる棚橋、心狭けれど、...

和名類聚抄　巻第十八　羽族部第二十八　羽族名第二百三十一　３７コマ　国立国会図書館   鵲...

　　　　　　　式子内親王   花は　　　　むなしき空に 　　散り　　　は 　　　　　　　　　る 　その色となく　　さ ながむれば　　　　...

　　　　大納言経信   ふるさとの花の 　　盛は過ぎ 　　　　　ぬれど   　おもかげさらぬ 　　　　...

短歌　５月号　３７巻５号　　　　発行平成２年５月角川書店特別鼎談新古今集の　魅力と現代藤平春男　馬場あき子　岡野弘彦大特集・新古今の新しい魅力美し...

　　　　　　　藤原家隆朝臣 旅寝 　　する 　　　夢路は 　ゆるせ宇都の 　　　　　　　　山 關とは 　聞かず 　　もる人も 　　　　　　なし 新古今和歌集巻第...

  　　　　鴨　長明 袖にしも 　　月かゝれとは     　 契り置かず 　　涙はしるや 宇津の山越へ ...

  　　　藤原定家 都にもいまや 　　衣をうつの山 　夕霜はらふ 　　蔦の下道     読...

　　　蔦の細道 　蔦の細道は宇津ノ谷峠越えの最も古い道で 古代には東海道の伝馬の道として、中世には 本道として、行き交う人々で賑わった。 　蔦の細道が広く知られるようになったの...

　　在原業平　伊勢物語駿河なる宇津の山辺の　　うつゝにもゆめにも　人にあわぬなりけり 伊勢物語　九段行...