一 五十首哥たてまつりし時　宮内卿 右亰太夫師光ﾉ女。後白河院女房安藝 琴弾繪師出羽権守巨勢ﾉ宗義女...

　　　蔦の細道 　蔦の細道は宇津ノ谷峠越えの最も古い道で 古代には東海道の伝馬の道として、中世には 本道として、行き交う人々で賑わった。 　蔦の細道が広く知られるようになったの...

  　　　藤原定家 都にもいまや 　　衣をうつの山 　夕霜はらふ 　　蔦の下道     読...

  　　　　鴨　長明 袖にしも 　　月かゝれとは     　 契り置かず 　　涙はしるや 宇津の山越へ ...

　　　　　　　藤原家隆朝臣 旅寝 　　する 　　　夢路は 　ゆるせ宇都の 　　　　　　　　山 關とは 　聞かず 　　もる人も 　　　　　　なし 新古今和歌集巻第...

清き物かうばしき物もろく和かなる物味かろき物性 よき物此五の物をこのんで食ふべし。益ありて損 なし。是に飯する物食ふべからず。此事もろこしの 書にも見えたり。 衰病虚弱...

                  一 入道前ﾉ関白大政大臣右太臣に侍ける時百首 哥とませ侍けるに立春のこゝろを この入道は法性寺どのにてあるとなり。 ...

    　　　　　阿仏尼 我こころうつゝともなし 　　　　宇津の山 夢にも遠き 　　　都こふとて ...

弦楽のためのアダージョ / Adagio for Strings Op.11 / Samuel Barber   満開の桜の中を 　　　　　　　雨。。...

                    一 題しらず 題しらずとばかりあるは、家集などに題 なくて歌ばかりあるゆへなり。 一 俊恵法師　　　俊頼子...