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9M6遠征に関して(準備-その他)

2009年10月30日 21時48分03秒 | 海外運用
第3回は
その他の準備

●レシプロライセンス
 ・ライセンスはAPI社経由で代行して申請してもらえます。
  事前にM.A.R.T.S.を覗いてBand Planは確認しましょう。

 ・LoTW申請で必要でしたのでAPI社に頼んで、事前にCOPYをmailで入手しました。
  ライセンス証の現物はホテルへcheck Inする際にフロントで頂けます。
  (私はCheck Inに貰うのを忘れて後で走って取りに行きました、笑)
 ・ライセンスの有効期限は発効日から3ヶ月間です。

 ・なお帰国してからAPI社より連絡を受けましたが、2009年10月後半からレシプロ
  ライセンス発行の制度(?)が変わったようです。その影響か現在発行が停止され
  ていると伺いましたので、事前に各自ご確認ください。


●現地ハム
 ・レンタルシャックは現地ハムの手でメンテナンスされています。
  窓口的に中心で活躍しておられるのが、Godfrey K L Yin (9M6GY)氏です。
  何度も渡航前にmailでやり取りしましたが、生憎私が9M6へ伺った時、彼はSEANET
  でHLへ行っており、すれ違いで会えませんでした。

  その代わり、今回の準備は9M6DXX-steveが対応してくれて、彼自身9M8Zとして
  隣州のサラワクへ行く直前だったはずですが、尽力してくれました。
  またsteveからは、何か困ったらローカルの9M6XRO-johnに頼むようメモがあり
  電話番号が記載されていました。
  (johnとは電話ではなく無線で会話しました)

  彼ら二人はコンテストの前後も最中も「Miki san, do you have any trouble?」
  などと気にして声をかけてくれました。

  実は2008年の9M8Zの公開logを基にして、何時ごろどこが開けるのかを機中で
  ずっと見ながらのフライトだったのでした(笑、彼は2008年のWW-Phで4000qなので)
  そんな意味でsteveには大変お世話になりました。


●持参品
 電波出す最低限の機材はシャックに揃っていますが、やはり使い慣れた機材を
 使いたいので、以下は持参品を使いました。
  ・マイクロフォン付きヘッドセット
  ・PTTフットスウィッチ
  ・PTTハンドスウィッチ(足がだるくなった時用)
  ・ボイスメモリ
  ・トロイダルコア(ZCAT3035)×20ケ
  ・時計
  ・9M6中心のグレートサークルマップ(Azimath3で作成)
  ・MK-V、VL-1000取扱説明書

 もともと自宅で使用しているMK-V+VL-1000ですので違和感は全くありませんでしたが
 小物類も普段使用しているものを使えると安心できました。


●SPC/DATファイル
 今回はCQ WW DX Contestへのエントリーが主目的で、ロギングソフトはzlog win
 を用いました。多くの主要な局は毎年常連が多いのでSPCファイルを充実させて
 少しでも聞き取り効率を上げるために、SPCファルをコンテスト用に事前に作成し
 DATファイルにエントリー予定局のメンテナンスを行いました。

 エントリー予定局データはADXOのCQ World Wide DX SSB Announced Operations
 元に出発前日にDATファイルの最終メンテを実施しました。
 SPCファイルは過去3年分のCQ WW Phoneエントリー局データをPDFからTextに落とし
 それをEXCELでフィルタリングして重複を消し込み、既存のSPCとマージして作成
 しました。

 結果、感覚的にですがNA/EU/JAともに8割方はHitしていたと思います。
 サフィックスを取って途中でフルコールを言い直したケースは、大抵が入力中に
 SPC見て言い直したケースです(たまに外しますが・・・)

 コンテスター各局は常識的に行っている作業だと思いますが、今回は真剣にメンテ
 し、その効果は絶大でした。


画像は東シナ海上空での雲海
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9M6遠征に関して(準備-ホテル)

2009年10月30日 00時11分31秒 | 海外運用
第2回は
ホテル-シャックの確保

●ホテル手配
 9M6(Borneo Is.)には複数レンタルシャックがありますが、今回利用したのは
 YAESU提供のLangkah Syabas Beach Resort Hotelのシャック。
 と言うことで機材は全てYAESU(V.S.社)の物です。

 ここの手配は、旅行会社の有限会社アピ(API)が取り扱っています。
 まずは、mailで問い合わせてみてください。私は谷さんという女性が最初から
 最後まで対応していただけました。mailに対して非常に丁寧かつ迅速に対応して
 くれたので大変助かりました。深夜に問合せを出しても返信が来るのには感動し
 ました。

 API社へ直接確認してしていただきたいですが、参考までに対応していただいたのは
  ・ホテルの部屋予約
  ・シャックの使用予約
  ・現地で機器の対応をしてくれるハムの紹介
  ・空港送迎の段取り
  ・レシプロライセンス申請の代行
  ・その他質問の回答
 で、私は航空券を自分で手配しましたが、頼めば当然対応いただけます。
 (ただし激安PEXの値段では無理だそうです)

 Langkah Syabas Beach Resortで無線するには
  ・@6,500.-/Day 宿泊費(朝食のみ+空港送迎)
  ・@2,500.-/Day 無線室利用料
  ・@15,000.-   無線設備使用料(通しで固定金額)
  ・RM100.-    現地ハムの事前準備費用(謝礼)
 が基本費用です。
 あとは、Late checkoutや現地での観光、希望する場所への送迎などがアレンジ
 出来るようです。

 なお食事は昼食、夕食はRoom Chargeで基本料金外です。
 軽食ならRM20~30、DinerならRM30~60くらいで食べれます。ちなみにタイガー
 ドラフトはRM18です(笑)。

 あと現地で必要なケースが多いのはネット環境ですが、WiFiが部屋まで十分な
 強さで届いており、RM10/Dayで利用できます。
 フロントで"Can I log on the internet in my room?"とでも聴けばnetwork Keyを
 教えてくれます。有線LANは部屋にコネクタありますが故障しています。

 殆ど全ては事前に国内で手配できますので、たいへん便利です。
 まずはAPIにmailするところから始めることをお勧めします。

画像はLangkah Syabas Beach Resortの庭(2頭の羊が放し飼い)
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